ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

コーちゃんのランニング日誌(2023年12月分)

 私の昨年12月分のランニング日誌です。

 12月は、ハムストリングス付着部炎による右臀部の痛みが強くなり、全く走ることが出来ませんでした

 それでも12/5~12/8は、私の大きな目標である「秋田→東京走破」の最終章として栃木県の石橋駅から東京駅までのランを予定していたことから、歩きを交えてでもやり遂げるという決意のもと、何とかフィナーレを迎えることが出来ました。

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 この4日間で走ることが出来たのは初日の8kmだけで、後は痛みが強くて歩くのが精一杯でしたが、久しぶりに達成感を味わうことが出来ました。

 その後は特に目標は無く、また私の住む秋田では今年は早くから雪が積もってしまったので家に閉じこもってしまうことが多くなりました。

 結局、12月の月間走行距離はたったの8.0kmで、私が走り始めてからの27年間で2番目に少ない距離でした。

 月間走行距離といえば、今年の後半は極端に少なくなりました

 ハムストリングス付着部炎による右臀部の痛みが強くなったことがその原因ですが、発症前から現在までの毎月の走行距離をグラフに示すと次のようになります。

 ハムストリングス付着部炎の発症は2021年の10月下旬であり、それ以前の月間走行距離は青の棒グラフで示していますが、月に250km前後走っています。

 発症後については、黄緑の棒グラフで示していますが、痛みが強い時期はあまり走れていないものの痛みが弱い時にはゆっくりペースで距離だけは稼いでいます。

 ところが、痛みが最悪の状態となった2023年7月からは赤の棒グラフで示している通り、もうほとんど走れていません。

 このような状態を反映しているのが、グラフの折れ線で示している体重です。当然のことながら走行距離が少なくなるにつれて体重が増え、今ではハムストリングス付着部炎の発症前に比べて3kg近く増えています。

 体重が増えること自体は、レースに出場する時以外、私にとっては問題無いのですが、運動不足が健康面で影響が無いのか少し心配です。以前、私は、よく言われているランニングの効用とそれについての私の実感をまとめていますが、その効用が失われているかもしれません。

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 さて、先日、2023.10.27に受けた特定健診の結果が送られてきました。

 この中でまず少し気になるのが肝機能検査の結果です。

 GOT、GPTともに僅かではありますが、2023年度は基準値を上回っています

 この原因は定かではありませんが、走れなくなってからは時間を持て余して、つい飲酒量が多くなってしまったのでしょう。また、適度な運動は肝臓に好影響があるとも言われており(※事実、私はランニングを始めてから、それまで悪かった肝機能の数値が良くなりました)、運動量が激減したことがこの一因かもしれません。

 また、基準値以内ではありますが、中性脂肪が今年度は大幅に増加しています。

 これはもう運動量の減少が大きく影響しているのでしょう。また、アルコールの摂取量と中性脂肪には密接な関係があるようですので、少しアルコールも控えなくてはなりません。

 更には、血糖値が大幅に増加し、初めて基準値を超えました

 血糖値と運動の関係ですが、有酸素運動により筋肉への血流が増えるとブドウ糖がどんどん細胞の中に取り込まれ、インスリンの効果が高まって血糖値は低下します。また、筋力トレーニングによって筋肉が増えることでもインスリンの効果が高まり、血糖値は下がりやすくなります。ただし、運動をやめてしまうとその効果は3日程度で失われてしまうそうです。

 私が今回検診を受けたのは2023.10.27で、この頃はもう既にハムストリングス付着部炎による右臀部の痛みのためほとんど走れない時期でした。加えて、筋トレも痛みを気にしてあまりやっていません。

 しかしながら食べる量は走っている頃と同じでしたので、当然、血糖値は上がるのでしょう。

 まあ、これらの悪化している項目については、基準値を外れていてもそれほど多く外れているわけでは無いのですが、この検査値は今から2か月以上前のものですので、今はもっと悪くなっているものと思われます

 かと言って今すぐランニングを再開することは出来そうにありませんので、可能な限りウォーキングをするとか、ハムストリングス付着部にあまり負荷が掛からないトレーニングをするとかして健康が悪化しないようにしたいと思います。

 逆にいつも基準値よりも少なくて気になっている貧血検査については、今回も赤血球数と血色素量が基準値よりも少なくなっていますが、前回よりは少し改善しています

 ランニングと貧血の関係については、①ランニングにより足の裏に強い衝撃を受けると溶血が起こる可能性があること②ランニングにより大量の汗をかいた場合、発汗により鉄分が流失すること、そして③レースなどの高負荷で長時間の運動を行うことにより筋肉への血液供給が著しく増大すると消化管への血液供給が不足して粘膜から出血することがあること、などによりランナーに貧血が多いと言われていますが、私は2023年の夏以降はこのような負荷の高い行動はしなかった(出来なかった)ので僅かながらも貧血が改善したのかもしれません。

 

 さて、今日は元旦です。「一年の計は元旦にあり」という言葉もありますので、近くの一つ森公園を歩きながら今年の目標を考えてみました。

 秋田は12月中旬から下旬に掛けて降った雪もその後の暖かさでほとんど消えてランニング向きの冬になっています。

 ただ今日も歩いてみても右臀部が痛みますので無理は出来ません。

 よって、「治らぬなら治るまで待とう右臀部」という気持ちで気長に回復を待つことにします。

 皆さま、今年もよろしくお願いいたします。