ある中高年ランナーの悪あが記

加齢に伴う衰えを感じつつ、それを受け入れたくない中高年ランナーの奮闘記

ランニングの効用と私の実感その4(脳の活性化、良質な睡眠)

 ランニングの効用については、代表的なものとして次の8つが挙げられますが、そのうち、「1.脂肪燃焼・ダイエット」と「2.生活習慣病の予防」については、1/15に、そして「3.美肌」から「4.肩こりの改善」については1/20に、そしてまた「5.冷え性の改善」と「6.ストレスの解消」については1/23に、私の体験からの感想等も織り交ぜながらお話させていただきました。

ランニングの効用と私の実感その1(脂肪燃焼・ダイエット、生活習慣病の予防) - ある中高年ランナーの悪あが記

ランニングの効用と私の実感その2(美肌、肩こりの改善) - ある中高年ランナーの悪あが記

ランニングの効用と私の実感その3(冷え性の改善、ストレスの解消) - ある中高年ランナーの悪あが記

1.脂肪燃焼・ダイエット

2.生活習慣病の予防

3.美肌

4.肩こりの改善

5.冷え性の改善

6.ストレス解消

7.脳の活性化

8.良質な睡眠

 

 そして、今日は最後になりますが、「7.脳の活性化」と「8.良質な睡眠」についてのお話をしたいと思います。

 

  7.脳の活性化

 まず、7の脳の活性化です。

 ランニングは、身体的な効果だけでなく、脳にも良い効果を与えています。

 体と脳は連動しているため、ランニングで体を動かすことによって、脳の中の「運動野」や皮膚・聴覚・視覚などの刺激を受け取って反応する「感覚野」が活性化されます。また、ランニングによって血流が増えることで、記憶を司る「海馬」と思考力・判断力・発想力・理性を司る「前頭葉」が鍛えられ、その結果、脳が活性化され、パフォーマンスも向上するとされています。

 実は、先日(1/23)「6のストレスの解消」でご紹介したアンダース・ハンセン著の「一流の頭脳」では、脳の活性化についても、エビデンスに基づきランニング等の運動が脳の活性化に有効であることを詳しく解説していますが、ここで紹介するのはその概要ですら相当の文字数を要しますので割愛します。

 代わりにといってはなんですが、東京大学薬学部教授で脳研究者の池谷裕二氏の記事をご紹介します。ランニングの有用性を訴える研究者は、自身もランナーであることが多いようです。もちろんその場合でも手前味噌にはならないでしょうが、この池谷裕二氏は、「走るのが大嫌い」でありながら、「ランニングの有用性を認めざるを得ない」と言っていることから、その内容にさらに中立性・公平性が増すような気がするのは私だけでしょうか?

newspicks.com

 なお、私の脳の活性化についての実感ですが、残念ながらその実感はありません。それどころか、最近では、人の名前が出てこなくて、ショックを覚えることがあります。

 ただ、記憶中枢といわれる海馬は1年で約1%ずつ萎縮していくようですので、ランニングによる脳の萎縮防止効果はあっても、それを加齢による萎縮がやや上回っているのかもしれません。 

 これ以上、脳が萎縮しないよう、これからもランニングを続けたいと思います。

 

8.良質な睡眠

 最後に、8の良質な睡眠です。

 ランニングが良質な睡眠に効果的であることは、これまでも言われてきたことです。

 これは、ランニングなどの有酸素運動を行うことにより分泌されたセロトニンが大きく関与しており、セロトニンは精神を安定させる働きがありますが、さらにセロトニンは、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの生成材料となり、メラトニンが増えることで睡眠が誘発されるからです。

 また、脳の温度が低下すると、そして温度の変化が大きいほど眠りにつきやすくなるといわれています。

 そのため、ランニングなどの運動によって脳の温度を一時的に上げると普段よりも脳温の低下が大きくなるので眠りにつきやすくなりますが、就寝直前や高強度の運動は交感神経が優位になり逆効果になるので、良質な睡眠を得るためには、就寝の3時間くらい前までに無理のない範囲内で走ることが推奨されています

 

 私の実感ですが、ランニングを行った日はよく眠れます。というか、ランニングを行ったか否かにかかわらず晩酌をやるので酔いのため、寝つきは毎日良いです。

 しかし、必ず夜中にトイレに起き、ランニングをしていない日はその後、眠れなくなってしまうことが多々あります。そして、ランニングをした日は、大抵その後もすぐに眠れることが多いです。

 これは、たぶんメラトニンの効果かと思いますが、私は密かに、まだ体が疲れているので、その疲労を回復させようとして体が眠りを欲しているのかなとも思っています。

 すみません。後段はまったく科学的根拠のない戯言です。

 また、寝る前に飲酒すると確かに入眠までの時間が短くなる(眠りやすくなる)効果があるようですが、その場合でも時間がたつと眠りが浅くなって睡眠途中で目が覚める中途覚醒や早朝に目が覚める早期覚醒が起こりやすくなるそうです。

 ですので、私の真似はしないでください(笑)。

 

 これで、4回に亘ってお話させていただいたランニングの効用についての話は終わりですが、ランニングには必ずしもメリットばかりではなく、時にはデメリットもありますので、後日その話をさせていただこうと思っています。

 また、ご覧ください。