昨日(8/16)は、由利本荘市にある鳥海高原でランを行いました。
まずは、鳥海山の絶好のビューポイントとして最近人気上昇中の桑ノ木台湿原に立ち寄ります。正直言うと、私は最近まで桑ノ木台湿原の存在を知りませんでした。
湿原の概要は次のとおりです。
湿原の駐車場は、鳥海高原花立牧場公園から県道58号線を鳥海山矢島口へ向かい、6km弱のところにあります。
県道を左折し、数十m入ったところの駐車場に到着しました。
駐車場にはトイレと休憩所がありました。まだ新しい建物です。
駐車場から県道58号線に戻り、100数十m進むと、桑ノ木台湿原へ至る林道の入口がありました。
ここから湿原までは3.3kmほど林道を進み、さらにその先数100m遊歩道を歩かなくてはなりません。せっかくですので、林道は走りました。
今日も走友のY.S.さんと一緒です。
林道が終わってからは遊歩道を歩きます。ブナに囲まれた気持ちの良い道でした。
桑ノ木台湿原に到着です。ただ、この日は鳥海山に厚い雲がかかっており、せっかくの絶景を見ることはできませんでした。
また、この湿原に咲くレンゲツツジやワタスゲは6月が見ごろですので、もう咲いていませんでした。既に葉が色付いている植物もありました。
ここに来るのは、6月が良いのかもしれませんね。
帰りも林道を走り、駐車場に戻ってからは、鳥海高原花立牧場公園の「高原の駅」へ移動して、そこで昼食を摂りました。
昼食を終えたら、いよいよ本日の鳥海高原ランの始まりです。
コースは、ここから南由利原青少年旅行村へ行き、大谷地池の周りのサイクリングロードを1周してこの高原の駅に戻るという17kmほどのコースです。
スタート地点から見た景色です。
曇っていて、気温は途中の温度計によると、19度になっていました。とても涼しくて快適です。ここは標高400m台のようですので、下界にくらべて極端に気温が下がることはないでしょうから、たぶん下界でも涼しかったのでしょう。
昼食の直後ですので、ゆっくり走ります。
南由利原青少年旅行村に着きました。ここに来るのは7~8年ぶりくらいです。
ここからは、主に大谷地池を周回するサイクリングロードを走ります。
サイクリングロードの中には、まれに道路交通法による自転車専用道路があり、その場合は歩行者(※もちろんランナーも)の通行が禁止されていますが、どこを見てもその標識はありませんので、ランナーの通行も可です。安心して走りました。
大谷地池が良く見える場所に着きました。ここからは対岸に鳥海山が大きく見える絶好のビューポイントですが、依然として雲に隠れたままです。
木立の中のサイクリングロードを走り、池の対岸を過ぎると池の中にある島に渡る橋がありました。
そして、島の奥にはもう1本の長い橋があり、その橋も渡ってサイクリングロードに戻りました。
そして間もなく南由利原青少年旅行村に着きました。この1周は、橋を渡ってショートカットしたので4kmほどでした。この日は曇っていましたが、日影が多いので、晴れの日でも比較的涼しく走れるのではないでしょうか?
その後は、スタート地点の高原の駅に戻るだけです。
途中、道端に落ちていたエゾゼミを発見しました。
まだ生きていましたが、だいぶ弱っているようで、素手で簡単に捕まえることが出来ました。
エゾゼミは、市街地には見られず、私がいつも利用している一つ森公園ではアカマツの木の上辺りで鳴き声は聞こえるのですが、高い場所にとまっているようで、姿を見ることは出来ません。
捕まえたのは、子供の頃以来ですので、60年ぶりくらいでしょうか?
エゾゼミをつぶさないように慎重に持ちながら、途中、高低差80mほどの坂を上ってゴール地点に着きました。
涼しかったとはいえ、やはり汗はかいたので、近くのフォレスタ鳥海へ行って入浴しました。
ここへ来るのは20数年ぶりですので、記憶もあいまいになっています。
入浴料400円を支払い入浴です。今どき400円は、かなり良心的です。さらに入浴補助券をもらいました。これが2枚あると由利本荘市内の入浴施設に無料で入浴できるそうです。
広い露天風呂もあり、満足してこの日の鳥海高原ランを終えました。
ただ、エントリーしていた横手シティハーフマラソンが新型コロナの影響により中止となるようです。(2021.8.17午後6時現在HPでは発表されていませんが、8/17の秋田魁新報に中止決定の記事が掲載されていました。)
今後、更に感染の拡大が予想される中、やむを得ない措置だと思いますが、これからも大会の中止が相次ぐことになるとモチベーションが低下してしまいそうです。
でも、あと何年走れるか分からない年齢になっていますので、一日一日を大切にして気力・体力の続く限り、地道に練習を続けたいと思います。