ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田県境越えラン番外編①(鳥海ブルーラインその1 象潟庁舎~奈曾の白滝)

 私が今年6月から実施している「秋田県境越えラン」は、私がこれまで「秋田県内25市町村一筆書きラン」や「旧69市町村ラン」で訪れた地点から隣県との国道の県境まで走るというもので、これは全部で17か所あります。

 そして、県境はこれらの国道のほか、県道や林道などにもありますが、それらの中には一人でランニングをするのには危険と思われる道もあり、対象外としていたところです。

 ただ、中には鳥海ブルーライン「八幡平アスピーテライン」など、県内有数の観光道路もあるため、この2つについては秋田県境越えランの番外編として追加したいと思います。

 ということで、今日(11/5)は鳥海ブルーラインを2分割し、にかほ市象潟庁舎から奈曾の白滝までのランを行いました

 象潟庁舎には旧69市町村ランで2020.10.9に訪れていますので、2年ぶりです。

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 昨日は、まず車をゴール地点に近い奈曾の白滝の駐車場に止め、近くのバス停から象潟庁舎の最寄りのバス停までバスで移動です。

 ただ、バスの発車時刻までは少し時間がありましたので、バス停のそばの金峰(きんぽう)神社を散策してみました。金峰神社の入口です。

 金峰神社の説明看板によると、金峰神社のある小滝集落は、鳥海山登拝道の起点となっていたそうです。私の鳥海ブルーラインの県境越えランは次回が本番ですが、偶然にもここが起点となります。

 宝物殿などを見学し、奈曽滝前のバス停に戻りました。

 ここからにかほ市のコニュニティバスに乗り、象潟庁舎のそばのバス停まで移動します。料金は一律200円のはずです。

 コニュニティバスは私が乗った時には他にだれも乗客がいませんでしたが、途中から次々とお年寄りが乗り込んできました。そして、ほとんどの人は「お願いします」と言うだけで料金の支払いはしません。

 たぶん、一定年齢以上の人は無料なんだろうと思い、自宅に帰って調べたところ、75歳以上の高齢者や小中学生、免許返納者、障がい者手帳保持者は申請により無料パスが交付されるとのことでした。

 ただ、皆さん顔パスでしたので、きっと日常的に利用して顔なじみになっているのでしょう。これくらい利用者がいれば有意義な福祉制度と言えそうです。

 

 降車するバス停の「体育館前」に着きました。ここからは象潟庁舎も見えます。

 体育館前のバス停から象潟庁舎までは、100mほどでした。

 ここから今日のランが始まります。

 そのルート図です。

 走行距離は6km弱と少ないのですが、明日(11/6)は東北希望の襷マラソン(ハーフ)に参加するのであまり無理はできません

 

 ところが、コースには意外にきつい上り坂もありました。

 内陸部に向かって傾斜があるので、田んぼが棚田になっています。そして海が見えます。

 

 なお、鳥海ブルーラインは今日(11/5)から閉鎖されるようです。

 

 鳥海山には雲が掛かっていましたが、山腹にうっすらと雪が積もっているのが見えます。

 

 車を止めている奈曽の白滝駐車場に着きました。この後は、奈曾の白滝の見物です。


 先ほど行った金峰神社の入口を通り、宝物殿の脇から奈曾の白滝の滝つぼに向かいます。ここが滝つぼへの階段の入口です。

 

 長い階段を下ります。

 

 つづら折りになっている階段を下りていくと、ようやく川の水が見えてきました。

 

 ただ、滝の近くまで行くと整備された階段ではなく、石を置いただけの階段となります。コケが生えていて滑りやすいので注意しなくてはなりません。

 

 奈曾の白滝の滝つぼに着きました。かなりの水量があります。落差は26mとのことです。

 

 来た階段を途中まで戻り、滝の展望台の方へ曲がりました。展望台からの景色です。

 

 そしてそこから金峰神社まではすぐでした。

 

 さらに奥に進み、「ねがい橋」という吊り橋を渡ります。

 ここからも奈曾の白滝が見えます。

 日が差してきたので紅葉も鮮やかです。

 

 吊り橋を渡って対岸を少し歩くと滝の上部(滝口)が見えます。

 この後は、歩いて駐車場まで戻り、今日の行程を終えました。

 今日は比較的楽な行程でしたが、次回は18kmで標高差1000m以上を走破しなくてはなりません。

 まあ、来年の夏になるでしょうが、それまでに体力の回復を図りたいと思います。

 それよりも、思わぬことに体力を使ったので明日のレース(東北希望の襷マラソン)が心配です(笑)。