ある中高年ランナーの悪あが記

加齢に伴う衰えを感じつつ、それを受け入れたくない中高年ランナーの奮闘記

3回目のワクチン接種を受けました

 一昨日(3/2)は、3回目の新型コロナワクチンの接種日でした。

 接種後の副反応ですが、1日目はほとんど何も無く夜になって接種部分の腕の痛みがある程度でしたが、2日目は37.7度の発熱と倦怠感がありました。3日目の今日は熱は平熱に戻り、倦怠感もほぼ無くなりました。

 なお、私が2回目のワクチン接種を受けたのは昨年の7/21でしたので、7か月と10日余り経過しています

 ご承知のとおり、日本では当初3回目のワクチン接種は2回目の接種を受けてから8か月後とされていたため、自治体ではそれに合わせて準備していました。

 しかし、その8か月後ということについては何ら医学的な根拠がなく、感染予防効果については6か月ほどでだいぶ低下するということが明らかになったため、国は急遽準備が整っている自治体は6か月後から3回目のワクチン接種を行って差し支えない旨の通知を出したのですが、急に準備が整うはずもなく、結局私はワクチンの感染予防効果が落ちている状況の中で毎日を過ごしていました。(※無症状の感染を含めた、感染そのものを予防する効果(感染予防効果)については、ファイザー社のワクチンを接種された人の情報を集めた米国の研究によると、12歳以上で、2回目接種後1か月以内では88%であったところ、5か月後には47%にまで有意に低下したとの報告があります。

 そして、新型コロナの第6波については、ピークアウトした、との観測もありますが、私の住む秋田県では新規感染者数が3/1に過去最高となり、その後も多数の新規感染者が出ています。

 第6波は、本当にピークアウトしたのでしょうか?

 次の「東洋経済ONLINE」に掲載されていた日本国内の検査陽性者数のグラフをご覧ください。これを見ると確かに2月下旬あたりから少しずつ新規陽性者数が減少しています。

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東洋経済ONLINE 新型コロナウィルス 国内感染の状況より

 ただ、次のグラフもご覧ください。これは、1日ごとのPCR検査を受けた人の数ですが、上の新規陽性者数と波の形がよく似ています。

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東洋経済ONLINE 新型コロナウィルス 国内感染の状況より

 つまり、最近になって新規陽性者数が減少傾向にあるのは感染が治まって来たからではなく、単に検査件数が減少したことによる結果、と捉えることもできます。

 ですので、現時点では、安易に第6波が収束に向かっていると考えるのではなく、確実に収束に向かわせることが必要と思います。

 そのために出来る現実的な唯一の方法は第3回目のワクチン接種を出来るだけ急ぐことです。

 先ほども述べたように、ファイザー社のワクチンを2回目に接種してから5か月後には感染予防効果が47%にまで低下したという報告もありますので、3回目のワクチン接種が遅れれば遅れるほど新規感染者数が増えるのは間違いないでしょう。

 では、日本国内におけるワクチンの接種状況がどうなっているかというと、次のグラフのとおりです。

 これは、NHK特設サイト「新型コロナウィルス」から引用・加工したものです。

 まず、グラフの左側は1回目、2回目のワクチン接種を行った人の日ごとの人数を表しており、青が1回目、黄色が2回目です。私が加工したこのグラフではよく分かりませんが概ね11月中には多くの人が2回目の接種を終え、現時点では8割近い人が2回目のワクチン接種を終えているようです。

 そしてこのグラフの右側のピンクの棒グラフは3回目のワクチン接種を行った人の数です。

 この黄色の2回目接種とピンクの3回目接種を見比べると、まず2回目については、6月頃から徐々に接種人数が増え始め、8月上旬にピークを迎えて11月中には多くの人が接種を終えていますが、先ほどの5か月後にはワクチン効果が47%にまで減少するということを考えると、11月頃から3回目の接種を開始することが望ましかったにもかかわらず、本格的な接種は今年の2月に入ってからでしたので、その間、高い感染リスクの中で人々は生活せざるを得ない状況でした。

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NHK特設サイト 新型コロナウィルス を加工して作成

 2月に入ってからは各自治体のご努力により1日当たりの3回目のワクチン接種が1日当たりの2回目接種者よりも多くなってはいるようですが、3回目の接種開始の遅れにより「積み残し」分が多数ありますので、まずは、なお一層の3回目接種の迅速化を図っていただくことが、この第6波を収束に向かわせる唯一の方法ではないかと思われます。

 

 なお、第5波のデルタ株では、日本では「エラーカタストロフの限界」により、ウィルスが自壊して(?)急激に収束しました。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 上のブログにもあるように、nsp14というウィルスが増殖する際のゲノムの複製において時々発生するコピーミスを修復する酵素に変化が起こるとウィルスはコピーミスを修復できなくなり、変異が積み重なってやがてウィルスは増殖できなくなるのですが、私はオミクロン株においてもデルタ株同様にnsp14に変化が起きていないか常に気になっていました。

 そのような時に東京大学名誉教授の黒木登志夫氏の考えをまとめた次の記事を目にしました。

news.yahoo.co.jp

 この中で、黒木氏はオミクロン株でも既にnsp14に変化が入っている、と述べています。ただ、nsp14に変化が起きているオミクロン株は全体の中でどの程度なのかは明らかにしていません。おそらくまだごくわずかなのでしょう

 もし、今後ほとんどのオミクロン株のnsp14に変化が見られるようになれば、その時は第6波も収束に向かうことになると思いますが、それまでの間はワクチンに頼るしかないのかもしれません。

 

 なんか、堅苦しい話になってしまいました。

 気分転換のため、私が録音し直しした「風」の「あの唄はもう唄わないのですか」をお聴きください。

www.youtube.com