ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

夏でも涼しく走れる(?)ランニングコースその3(須川湖周辺)

 私の住んでいる秋田市は8月に入っても連日好天と猛暑が続いていましたが、台風9号だった温帯低気圧が通過した8/10は雨が降り、暑さも一段落しました。そして天気予報では、この先ずっと雨だったのですが、昨日(8/11)は曇りで雨が降らない予報だったので、このチャンスを逃してなるものかと、急遽、かねてから計画していた須川高原ランを実施しました。

 コースは、須川湖から秋田県東成瀬村栗駒仙人水へ行き、そこで引き返して須川湖まで戻り、さらにそのまま県道282号線を下って栗駒山神社へ行って須川湖まで戻るという14.5kmのコースです。高低差は約160mで、しかもそのアップダウンが2回あります。

 

  須川湖までは、車で行きましたが、途中、何度か雨が降って来ました。ただ、昼近くになって須川湖に着いた頃には雨が上がり、気温も18度ほどでランニングには最適な天候です。

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 昨日も走友のY.S.さんと一緒です。

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 ランの後に散策する予定のイワカガミ湿原が見えてきました。

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 長い下り坂を下って最初の目的地である栗駒仙人水に着きました。栗駒仙人水はなかなかの人気スポットのようで、道路上に何か所も案内看板がありました。

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 飲んでみたら、癖がなく美味しい水で、とても冷たくて数秒しか手をつけることが出来ませんでした。
 栗駒仙人水の紹介記事です。

東北森林管理局/仙人水

 さて、ここからは上りです。最近は、坂道を走っていなかったので、上りはきつかったのですが、なんとか須川湖まで戻り、その後は長い下り坂を下って第2の目的地である栗駒山神社に着きました。

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 無人で鳥居と小さな祠があるだけですが、石碑の文字を見ると交通安全を祈願して建てられたもののようです。

 ここからはまた3km強の延々と続く上り坂です。この秋に予定している二つのフルマラソン(大町アルプスマラソン富士山マラソン)はいずれもアップダウンが厳しい大会ですので、その練習と思い、頑張ってゴールしました。

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 結局この日は、栗駒仙人水での休憩を除くとキロ6分弱で走りましたので、アップダウンがあった割にはよく走れたと思います。やはり、気温が低かったのが幸いしたのでしょう。

 

 さて、この後は、須川湖のすぐそばにあるイワカガミ湿原での散策です。イワカガミ湿原は、その名の通りイワカガミが咲き誇る湿原ですが、その時期は6月下旬とのことです。

web.akita-townjoho.jp

 そして、昨日の景色は次の通りです。

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 残念ながらイワカガミは咲いていませんでした。そして、雨も降って来たので、急いで木道を一周して車に戻り、次の目的地の須川高原温泉に向かいます。

 

 須川高原温泉で入浴する前に、温泉の裏にある栗駒山への登山道を散策しました。ここが登山口です。

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 そして、登山道を700mほど進み、名残ヶ原という湿原に到着しました。この先には昭和湖がありますが、昭和湖付近の登山道は硫化水素の濃度が高いため現在も通行止めになっているはずです。よって、名残ヶ原から引き返しました。

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 須川高原温泉に戻りました。

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 ここに来るのは、約20年ぶりです。入浴料700円を支払い入浴しました。いつもなら大勢の客で混雑しているのですが、昨日は閑散としていました。今は観光シーズンではないし、平日で天気も良くないためでしょう。また、新型コロナの影響もあるのかもしれません。

 一日も早く新型コロナ感染症が終息し、皆が安心して、そしてまた気兼ねなしに旅行できるようになるように願っています。