ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

頭部MRI検査の結果と緊張性頭痛の経過そして突然の高熱

 前回(4/18)のブログでは、「頭痛がひどくて夜も眠れない状況のため脳神経外科を受診したところ、緊張性頭痛だろうとのことで筋弛緩薬を処方されるとともに、念のためということで頭部MRI検査を予約した」というところまでお伝えしました。

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頭部MRI検査の結果

 そして4/23はMRIの検査日でした。

 検査結果は、「異常なし」ということで、MRI検査では脳腫瘍など頭痛の原因となるものは見つかりませんでした。まずは、一安心!

 ただ、先生からは年齢相応の脳の萎縮が見られます、とのことでした。予想していたこととはいえ、少しショックです。

 脳の萎縮の原因は加齢のほか、過度のアルコール摂取なども原因となるようですが、私はこの50年ほど毎日のように酒を飲み続けていたのでそれは当然の結果でしょう。

 飲酒に関して言えば、今年の3月上旬から断酒していたのですが、今回悩まされている頭痛が「緊張性頭痛」と診断されてからネットで調べてみると、飲酒により血液の流れが良くなるが、それは緊張性頭痛の症状緩和につながるので適度な飲酒はお勧め、ということでしたので、これ幸い、と飲酒を再開していました

 現在の優先事項は頭痛の症状改善ですので当面飲酒は続けるつもりですが、頭痛が完治したら、今度は脳萎縮の進行を遅らせる意味でもまた断酒に取り組みたいと思っています。

緊張性頭痛のその後の経過

 そして緊張性頭痛のその後の経過です。

 脳神経外科のクリニックからは筋弛緩薬を処方された、というところまで前回のブログでお伝えしていましたが、その後服用を続けてもあまり大きな効果は感じられませんでした。(※後頭部の張りについては少し改善されました。)

 そしてまた筋弛緩薬を飲むと副作用として眠気や脱力感、倦怠感を感じましたので6日ほどで服用を止め、MRI検査の日に医師にそのことを話すと、では副作用の少ない「ノイロトロンビン」を出しましょう、とのことで薬を変えてもらいました。

 ノイロトロンビンについてもすぐに効果を実感できなかったのですが、その後に高熱のため内科を受診して処方された薬(ジェニナック)を飲んでからは状況に変化がありました

 それまでは軽い頭痛が1日中続いていたのですが、ジェニナックを飲んでからは、痛みは寝ていて起きた時が主で、それ以外の時間帯にはあまり気にならなくなりました

 ただ、このジェニナックは抗生物質感染症の原因となる菌を殺す薬なので、この頭痛の原因が何らかの細菌性感染症によるものであればその効果によるものと考えられますが、今のところこの頭痛は緊張性頭痛と考えられていますので、これは頭痛の軽快の時期とジェニナックの服用開始の時期が重なっただけと思われます。

突然の高熱

 先ほどちょっと触れましたが、4/20の夜に突然39.0度の高熱が出ました。ただ翌日(4/21)の朝には36度後半まで熱が下がり安心したのですが、夜にはまた39.0まで上がりました。

 この時にも翌朝には平熱になり夜になって熱が上がるということを繰り返しMRI検査の日(4/23)を迎えました。

 熱は36.3度しかありません。ただ、検査を受けるクリニックの玄関には現在熱が無い方でも解熱剤を使用している方はインターフォンでその旨お知らせください、とのことだったので状況を告げたところ、新型コロナとインフルエンザの検査を行いいずれも陰性であれば予定通りMRI検査が出来ます、とのことでした。もちろん検査します。

 そして、新型コロナとインフルエンザの検査はいずれも陰性であり、受けた頭部MRI検査の結果は「異状なし」だったことは先ほどお話したとおりです。

 ただ、夜にはやはり38.5度まで熱が上がりました。

 いつも日中には熱が下がるのですが、その原因はハムストリングス付着部炎の痛みを緩和するために服用しているロキソニンジェネリックの解熱効果によることが考えられますので4/24の日中は服用を止めたところ、熱は下がらずに日中の最高は38.5度でした。

 高熱が4日以上続いた時には思いもよらない病気が背景にある場合もありますので、4/24の夕方には早速発熱外来を受診しました

 ここではまずはまた新型コロナとインフルエンザの検査を行い、陰性だったので、さらに尿検査と血液検査を行いました。

 そして尿検査は異状なしだったのですが、血液検査の結果は炎症反応を見るCRPの数値が8.34U(※基準値の上限の10倍弱)と非常に高いなど、いくつかの異常が見られました。

 そこでとりあえず抗生物質を服用して様子を見ることになりました。細菌性感染症が疑われたのでしょう。

 そしてその日から抗生物質の「ジェニナック」を服用し、劇的な症状の改善は無いものの頭痛が少し軽くなり、また夜も少し眠れるようになるなど、幾分体調が良くなって4/27の再度の検査日を迎えました

 これでもしCRPの数値が大幅に減少していたとすれば抗生剤が利いていることになり、このまま服用を続けることにより高熱の原因となっているであろう感染症も治癒する、という道筋が描けるのですが・・・。

 しかし、残念ながらこの日のCRPの数値も7.67Uと前回よりは少しだけ下がったものの依然非常に高い数値でした。

 この数値を見て先生は首をかしげながらも、まだ3日しか経っていないから数値に現れていないのかもしれないし、体調が少し良くなって来ているとのことなので、もう少し様子を見ましょう、とのことで5/1まで様子を見ることにしました

 CRPの数値が高い時に疑われる疾患はまずは感染症ですが、それ以外には発熱や関節の変形・痛みなどを伴っている時には関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病の可能性があるようです。ただ、今のところ関節の痛みはありません。

 他には癌の可能性もあるようですが、これについては何とも言えません。

 早くCRPの数値が下がり、体調も回復してランニングを再開できる日が来ることを願っています。