ある中高年ランナーの悪あが記

加齢に伴う衰えを感じつつ、それを受け入れたくない中高年ランナーの奮闘記

コーちゃんのランニング日誌(2022年6月分)

 私の6月分のランニング日誌です。

 まず、6/4新たな旅ランの企画の秋田県境越えラン」(※秋田県内25市町村一筆書きランや旧69市町村ランで訪れた地点から県境までのラン)第1回目として岩手県との県境にある仙岩峠までのランを行いました。

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 次に、6/5は秋田一ツ森RCの春のイベント「2022スプリングランニング」として由利本荘市羽後岩谷駅から日本3大長谷観音と言われる赤田の大仏までの往復のランを行いました。

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 また、6/9には6/19に開催される白神ブナの森マラソンの坂道対策として、同じくアップダウンの厳しい太平山リゾート公園でのランを行いました。

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 また、6/14は久しぶりに気温が高くなったので、例年暑い中で行われる田沢湖ラソンに備えて暑熱順化を図るべく、敢えて暑い中秋田市内の千秋公園へのランを行いました。

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 そして6/19白神ブナの森マラソンす。腰痛・臀部痛に耐えながらも予定通りのペースでレースを進めていたのですが、終盤になって身体が左に傾いて前に進めない状態になり、何とかゴールはしたものの、これからのレースに不安を残す結果となりました。

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 また、6/25秋田県境越えランの第2回目を実施しました。青森県境の十和田湖までの行程の一部として、十和田南駅から道の駅おおゆまでの往復のランです。途中で、昨年、ユネスコ世界文化遺産として登録された大湯環状列石を見学しました。

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 以上が6月のランニングに係る主な出来事ですが、右腰・臀部の痛みは一向に軽快しません。その結果、月間走行距離は150km程度と少ないものになりました。

 無理をして走れないことは無いのですが、無理をすると決まって状態が悪化します。

 また、パソコン作業等で長時間椅子に座ると痛みが増します。そして、寝ている時も放散痛のため眠れないこともよくあります。

 病院で受診していないので原因は分かりませんが、病状検索エンジン「ユビー」でチェックしたところ、「梨状筋症候群」が疑わしいようです。

 病院に行ってみようとも思うのですが、梨状筋症候群であれば保存療法が主流のようですし、医師からランニングを禁止されるのも嫌で二の足を踏んでいます。

 まあ、現状でもゆっくりであれば、長い距離であっても多少の痛みを感じながらも何とか走ることが出来ますので、もう少し様子を見るつもりです。

 ただ、レースに出るとどうしても無理をして状態を悪化させてしまいますし、そもそも無理をして走っても練習量が少ないので不本意なタイムしか出ないので、出来るだけレースは控えようと思っています。もうすぐ私は70歳になりますので、年代別の入賞をもくろんでいましたが、残念です。

 

 話はまったく変わりますが、私がこのブログを始めて間もなくまる3年になります。

 その間、月間のアクセス数は最高で1,500件超で最近の平均では1,200件~1,300件というところです。他のブロガーさんに比べれば非常に少ない件数ではありますが、このような拙い記事をご覧いただき、読者の方々には常々感謝致しております。

 そのような状況ですが、最近大きな変化が起きました。

 今月初めからアクセス数が急増したのです。そして数日後にはほぼ元のアクセス数に戻ったのですが、下旬になってまた急増して8日連続して1日200件以上のアクセスが続いています。

 グラフでは次のようになります。

 小さくてよく見えないかもしれませんが、6月はアクセス数が6/30の17時現在で4,603件とこれまでの最高の月間アクセス数の3倍ほどとなっています。

 どうして急増したのか不思議だったのですが、どうやらこれはGoogle砲」というものの効果のようです。

 「Google砲」とは、ブログの記事が、GoogleアプリやGoogle Chromeで表示されることにより、大量のアクセスが発生した状態のことを指すようで、Googleではユーザーの過去の閲覧履歴をもとに、新しい記事の中からユーザーが興味を持ちそうな記事を自動で選定し、GoogleアプリやGoogle Chrome表示しているようです。

 そして、なぜか私の記事も選定されたようで、そこからのアクセスが大量(?)にあったのでしょう。

 Googleでは、サーチコンソールというインターネット検索の分析ツールを提供していますが、サーチコンソールでは検索パフォーマンスの部分が「検索」と「Discover」の2つに分かれており、「検索結果」は通常の検索エンジンからの合計クリック数や表示回数などが表示され、「Discover」はGoogle砲経由でのクリック数や表示回数を表します。

 そして、私の場合、アクセス数が急増した時期を見ると「検索結果」では大きな変化はないものの、次のグラフのとおり、「Discover」においては同じ時期にアクセス数が急増していました。

 まあ、GoogleアプリやGoogle Chromeに表示されるのはほんの数日のようですので「バブル」も数日で終わるでしょうが、いつもこのブログをご覧いただいている皆さんからは、ぜひこれからもご覧いただければと願っています。

秋田県境越えラン②(国道103号線その1※大湯環状列石見学)

 私は最近、新企画の旅ランとして、次のとおり秋田県境越えランを始めたところです。 

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 そして昨日(6/25)は、その2回目として、十和田南駅から道の駅おおゆまでの往復16.6kmのランを行いました。

 昨日のランは、国道103号線の青森県境までのランの一部です。なぜ一部だけにしたかと言うと、国道103号線の青森県境は十和田湖の休屋付近ですので十和田南駅から32km以上あり、しかも発荷峠など難所を通りますので、行程を何回かに分割する必要があるのです。

 十和田南駅から道の駅おおゆまでだけなら分かりやすい道なので行程表も地図もいらないようなものですが、車を置く道の駅おおゆから県境越えランのスタート地点の十和田南駅までは大湯環状列石経由で走ることとしましたので、次のように行程表を作りました。

 そしてルート図です。

 

 まずは、車でランのゴール地点である道の駅おおゆまで行き、そこで昼食を摂ってからスタートです。

 昼食は、かづの牛(日本短角牛)のコロッケカレーです。

 道の駅おおゆには足湯もありました。ただ残念ながら昨日は「清掃中」とのことで利用できませんでした。

 

 さて、ここからこの日の旅ランの最初の目的地である大湯環状列石に向かいます。

 ただ私は6/19の白神山地ブナの森マラソンで右大転子を痛め、加えて昨年秋から悩まされている右腰・臀部痛が更に悪化したようで、ゆっくりしか走ることが出来ません。  まあ、旅ランなのでゆっくりと行きましょう。

 

 ということで、ゆっくりとスタートしたのですが、間もなく急な上り坂が現れました。

 家に帰ってからグーグルマップで確認したところ、600mで50mほどの標高差がありました。やれやれ、白神山地ブナの森マラソンから1週間もたたないうちにまた坂道です。

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 右大転子と右腰に痛みを感じながら、走ること3.4kmほどで大湯ストーンサークルに着きました。

 ここは、国の特別史跡世界文化遺産の一つでもある大湯環状列石のガイダンス施設で、遺跡説明のパネルや出土品が展示されています。

 土器や勾玉づくりの工房や講演などを行うホールもありこちらだけだと入場無料ですが、展示ホールは入場料が320円でした。

 このパネルの説明を見ると環状列石(ストーンサークル)は北海道・北東北だけでなく中部地方にも多く存在するのですね。知りませんでした。

 また、全国で見つかったストーンサークルの4割が秋田県にある、というブログを見つけました。個人のブログのようですが、興味のある方はご覧ください。

trip-s.world

 この後は、すぐそばにあるストーンサークルの見学です。

 まずは、万座環状列石に行きました。最大径は52mもあり日本ストーンサークルでは最大とのことです。

 なるほど。かなり大きいですね。この写真だとよく分かりませんが、環は二重になっていました。写真の右のほうに見晴台のようなものがありましたので、そこから眺めてみました。

 これで見ると、写真の中央に小さな環が確認できます。

 

 次に、道路を挟んで向かい側にある野中堂環状列石に行ってみました。

 こちらは最大径44mと少し小さくなります。

 この野中堂環状列石と先ほどの万座環状列石は、「集団墓」であるとともに、隣接する掘立柱建物や周囲から出土した祭祀の遺物などから、葬送儀礼や自然に対する畏敬の念を表す儀式を行った「祭祀施設」であったと考えられているようです。

 また、この野中堂環状列石の中には「日時計状組石」があります。これです。

 そして、野中堂環状列石の中心点とこの日時計状組石そして万座環状列石の中心点は一直線上にあり、その方角は夏至の日没方向を指しているそうです。

 大湯環状列石は、今から4,000年前の縄文後期の遺跡とされていますが、たぶん暦も文字も無い4,000年前にどうやって夏至の日を特定できたのか不思議です。

 

 さて、この後は十和田南駅に向かいます。

 強い向かい風の中、ようやく十和田南に着きました。

 ここに来るのは秋田県25市町村一筆書きランで訪れた2021.3.16以来ですので、1年3か月ぶりです。そして、ここが秋田県境越えラン国道103号線の部のスタート地点です。

 行程の大部分が国道103号線を通りますが、ほとんどの部分に歩道が設置されていますので安心して走ることが出来ました。

 7.5kmほど走り道の駅おおゆに戻って来ました

 結局この日は、右大転子と右腰・臀部の痛みがあるにもかかわらず、16.6kmを正味2時間弱掛けて走りきることができました。

 白神山地ブナの森マラソンで出現した身体が左に傾いて真っすぐに進めない症状は出ませんでしたが、このぬけぬけ病の症状が出るのはフルマラソンの後半から終盤などかなりきつい場面でしか出現しませんので、昨日この症状が出なかったからといって安心は出来ません。

 次にこの症状が出そうなのはきついアップダウンのある9/18の田沢湖ラソンですが、とりあえずは2020年10月以来の発症となった大転子滑液包炎(?)を完治させてから、ぬけぬけ病改善プログラム(※ぬけぬけ病の改善を専門とする理学療法士・西山祐二朗氏が提唱)のうち特に推奨されている3種類の筋トレを行うつもりです。

 まあ、私の住む秋田では今週はずっと雨の天気予報になっていますので、旅ランなどは行わずに、大転子痛と腰・臀部痛の回復に努めたいと思っています。

第9回白神山地ブナの森マラソン参戦記(ぬけぬけ病?再発!)

 昨日(6/19)は秋田県藤里町で行われた白神山地ブナの森マラソンに行って来ました。

 この白神ブナの森マラソンは、大会主催者によると、標高差が250mもあり、全行程の8割が坂道という非常にタフなコースです。

 そして、メイン種目は前回(2019年)は17.3kmだったのですが、今回はそれが21.0kmに伸びています。

2022.6.22追記:このコースの紹介動画を発見しましたので、お時間のある方はご覧ください。

www.youtube.com

 このタフなコースを走りきるため私は6/9に高低差のあるコースで練習を行い、その時点では一定の目途が立った状態でした。

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 ただ、この練習により、痛めていた右腰・右臀部が一層悪化し、その後はまともな練習が出来ずに、半ばぶっつけ本番でレースに臨むこととなりました。

 それでも、これまでのロキソニンの服用に加え、湿布薬を貼ることによって前日くらいからは、これまでより痛みが少し軽減されて来ました。

 そこで、現時点で達成可能なタイムで走りきるため、綿密なレースプランを立ててみました。先ほどもお話したとおり、このコースはアップダウンが非常にきついため、一定のペースでは走ることが出来ないので、綿密な計画が必要なのです。

 レースプランです。

 この表の特徴は、1km毎のアップダウンを調べ、それに見合ったラップタイムの設定を行っていることです。

 どうやって1km毎のアップダウンを調べたかというと、グーグルマップで出発地と目的地を指定して「徒歩」を選択すると、高低差が大きい場所では、高低図に加え、その2点間の累積標高差のアップ分とダウン分が示されるので、それを用いたのです。

 ただ、たぶん往路はこの表のとおりだと思いますが、復路は自信がありませんので、このブログをご覧の方で来年以降この大会に参加する場合でも、あまり参考にしない方が良いかと思います(笑)。

 さて、ラップタイムの設定を行ったのは良いのですが、それをどうやってレース中に見るかが問題です。このままの表では細かすぎて見えません。

 そこで考えたのが、上のベルトに貼り付けた表です。

 この表の左の数字はスタート地点からのキロ数で右の数字はそれぞれの1km毎の所要タイムです。具体的には0は00秒、1は10秒、2は20秒を表します。では、「分」はどうやって判断するかと言うと、塗りつぶしの色です。私は、水色を4分、黄色を5分、ピンク(※写真では変色していますが・・・)は6分としました。

 つまり、上の写真の左の数字が6のところは、5~6kmの1kmを4分40秒で走る予定、ということです。

 これなら、老眼の私にもはっきり見えます。なお、この裏側には10~21km地点での表も貼りつけています。

 

 このように、走りそのもの以外の準備は万端で大会会場に着きました。同じ秋田一ツ森RCの仲間と一緒です。

 

 開会式のセレモニーが始まりました。この太鼓はレース中、コース上の最高地点でも鳴らしてくれていますので、この音が聞こえると、「ああ、上り坂ももうすぐ終わりだ」と勇気づけられます。

 ゴール地点はここですが、スタート地点はここから少し離れた橋になります。

 天気は曇り、気温は20℃程で無風の絶好のコンディションの中、スタートしました。

 今回は、新型コロナ感染対策として東北6県居住者に絞っての大会でしたが、メインレースである21.0kmの部の参加者は199人と前回(2019年)の17.3kmの部の参加者168人より大分多くなっています。皆さん、大会が待ちきれなかったようですね。

 なお、私はガーミン(※GPSウォッチ)を1km毎の自動ラップに設定し、それによって先ほどのレースプランと照合することとしていました。

 最初の1kmは平坦で予定通りの5分弱で走り、まだ右腰や臀部の痛みはあまりありません。ところが、この後の急な上りでは、早くも右臀部が痛み始めました

 それでも、2kmの距離表示がある場所では予定通りの経過時間です。しかし、ガーミンの距離表示では、1.98kmと20m足りません。その後も、大会の距離表示とガーミンの距離表示の差は開く一方です。

 事前にグーグルマップでこのコースの距離を確認したところ、ちょうど21.0kmでしたので、大会の距離表示はほぼ正確と思われるのですが、ガーミンの距離表示はあまりあてになりません。

 というのは、このコースは高低差が大きいため坂の部分では曲がりくねっている場所が多いのですが、GPSウォッチの距離表示は、「スマート記録」の設定だと方向や速度などの変更があった場合にのみそのポイントを測定し、それらの測定ポイントの距離を足し合わせて距離が表示されるようです。そうすると、曲がりくねった道などでは、それぞれのポイントの最短距離を足し合わせることからどうしても距離が実際より短く表示されることになります。

 それを解消するため、ガーミンでは設定を「毎秒記録」に変更することが可能な機種が多いとのことです。「毎秒記録」だと1秒ごとのポイントで測定しますので、誤差は大分少なくなりますが、その分、メモリー容量が早く一杯になり、長時間の計測は出来ないことになります。なお、私のガーミンは安い機種なので「毎秒記録」への切り替えは出来ないようです。

 

 話はそれてしまいましたが、そういうことでガーミンでの距離表示は無視して、大会の距離表示を見ながらレースを進めました。正確には分かりませんがおおむね予定通りに折り返しました。

 そして、復路も途中までは順調でしたが、何か身体が左に傾いてきたような気がします。ここしばらくは出現しなかったのですが、「ぬけぬけ病」の初期症状のようです。「ぬけぬけ病」については、あまり耳にしない言葉かと思いますので次のブログをご覧ください。

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 そうしているうちに右側の体側部の筋肉が痛くなって来ました。たぶん、身体が左に傾くのを抑えようとしているからでしょう。

 ただ、この頃までは何とか自分で身体をコントロール出来ていました。最後の長い上り坂では、一緒に来た走友の一人に追い越され、あっという間に離されましたが、長い上りを終えて、後は下る一方となってからはスピードを上げ、見る見る走友が近づいて来ました。この分では、予定より少し早くゴール出来るかもしれません。

 しかし、この後、身体の傾きは一層ひどくなり、身体が勝手に左に寄って何度も左側の側溝に落ちそうになりました

 これは危険!とスピードを落とし、意識としては前ではなく斜め右に進むつもりで身体を動かして何とか走り続けたのですが、傍から見ても危ない走りだったのでしょう。知り合いのランナーからは「大丈夫ですか?」と声を掛けられ、最後の給水所では、何人ものスタッフの方から心配してもらいました。そして、ゴールが近くなってふらふらと走っていると、大会をサポートしている消防士の方が心配して一緒に走ってくれました。お陰様で無事(?)ゴール出来ました

 予定よりは、4分以上遅くなりました

 家に帰ってからシューズを見たら、次のようになっていました。

 ご覧いただいているとおり右足の踵の外側の部分のアウトソールが削られて、ミッドソールが出ています

 このシューズは、数カ月前に購入した2足目のズームフライ3で、主にレース用にしようとしていますので、まだ20~30kmしか走っていなかったにもかかわらず、この日一日でこのようになりました。たぶん、最後の下り坂で、身体が倒れないよう相当無理な力が加わったのでしょうね。

 これからは、右腰や右臀部の痛みのためまったく行っていなかった「ぬけぬけ病改善プログラム」の筋トレを少しずつ再開しようと思います

 ただ、それでも改善しない場合にはこのような苛酷なレースへの出場は見合わせなければならないでしょう。

 何かあって大会主催者にご迷惑を掛けてはいけませんので・・・。

暑熱順化ランを始めます。(田沢湖マラソン対策)

 私の住む秋田市では、このところ寒い日が続いたのですが、昨日(6/14)は平年並みの暑さになりました。

 そこでこの暑さを利用して暑熱順化を行うため、あえて日中の暑い時間帯にランを行いました。

 暑熱順化とは、ご承知のとおり体を暑さに馴らすことですが、私がそれを行おうとする目的は、あと3か月ほど先に迫って来た田沢湖ラソン(フル)への対策のためです。

 田沢湖ラソンは、例年9月の第3日曜日に行われ、今年は9/18に3年ぶりに開催されます。ただ、北国の秋田県といえども、9月の中旬はまだまだ暑い日が多く、私は直近の3年前そしてその前年と2年続けて暑さにやられて、共に4時間17分台という非常に不本意な成績で終わってしまいました。

 30km地点までは、目標のサブ4ペースを維持できているのですが、暑い日に行われた田沢湖ラソンでは決まって30km付近で足がつって、その後は大きくペースを落としてしまうのです。

 足のつりは脚筋力の不足でも起こりますが、私の場合、冬場の大会ではあまり足がつることはないので、田沢湖ラソンでの足のつりは、暑さにより大量の汗をかいたことによるものだと思っています。

 汗の中には、足のつりに関係が深いナトリウム、マグネシウムカリウムの3つのミネラルが多く含まれていますので、汗をかいてそれらのミネラルが不足すると足がつりやすくなります。

 そして、暑熱順化が成立すると、上手に汗をかき体温の上昇を抑えるばかりか、汗で排出される塩分が少なくなりますので、少なくとも足のつりの原因の一つであるナトリウム不足に関しては、一定の効果があるものと思われます。

 ただ、暑熱順化の目的はナトリウムの消失を抑えることだけではありません。

 そもそも、暑熱環境下でのランニングは大きくパフォーマンスが低下するのですが、その理由は、ランニングを行うために筋肉が生成したエネルギーの多くは熱となることから、暑熱環境下においては過度な深部体温の上昇が起こるためです。

 この過度な深部体温の上昇を抑えるため、人間の体内では熱放散反応(皮膚の血管拡張や発汗など、熱を体の外に逃がす反応)が起こり、皮膚に流れる血流が多くなることから、筋肉中に流れる血流量が減少します。そうすると筋肉への酸素供給も減少し、ランニングのパフォーマンスが低下することになります。

 しかし、暑熱順化することにより血漿が増加することが知られており、そのことによって筋肉に送る血流量を極端に減らすことなく皮膚に十分な血液を送ることが出来るようになるほか、深部体温が低下するなど、暑熱環境下でのランニングパフォーマンスの低下に歯止めを掛けることができる、とされています。

 このことについては、国立スポーツ科学センターが、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて暑熱対策が重要となる各競技の特性を考慮した具体的な対策について研究し、その成果を提供するために作成した「競技者のための暑熱対策ガイドブック」に同様のことが詳しく記載されておりますので、夏に競技を行う方にはご一読をお勧めします。以下のURLです。

https://www.jpnsport.go.jp/jiss/portals/0/jigyou/pdf/shonetsu.pdf

 また、その他にも気温とランニングパフォーマンスの関係についての興味深い記事がありましたので、ご紹介します。

www.womenshealthmag.com

 

 さて、そのようなことで、私は昨日(6/14)、気温26℃とやや暑い中で薄手のウィンドブレーカーを着て暑熱順化の第一歩を踏み出しました。

 自宅から走り始めて、目的地は秋田市の中心部にある千秋公園です。

 千秋公園のお堀には、蓮の花が咲き始めていました。

 そして、千秋公園の入口につい先日にオープンした「あきた芸術劇場ミルハス」に入ってみました。

 入口です。

 

 エントランスロビーです。奥には、楽器の練習室が見えます。あと50歳若ければ、バンドを組んでここで練習したかもしれません。

 

 4階まで上がり、周りの景色を見てみました。

 お堀方面です。

 

 秋田市文化創造館です。私にはまだ旧秋田県立美術館と言う方がしっくりします。

 

 千秋公園方面です。これからここに向かいます。

 千秋公園に着きました。平日なので閑散としています。

 公園内をランニングし、普段はあまり行かないあやめ園の方にも行ってみました。

 あやめ園には、青紫の花が咲いていました。あやめ園というくらいですので、咲いているのはアヤメだと思ったのですが、私にはアヤメ、花菖蒲、カキツバタの見分け方が分かりません。

 そこで、家に帰ってから秋田市のホームページを見たところ、このあやめ園には「カキツバタ3,019株、ハナショウブ2,822株、アヤメ639株が植えられています。」とありました。よく数えたものですね(笑)。でも、これではこの花が何なのか分かりません。

 さらにネットで調べたところ、分かりやすい見分け方がありました。

日本伝統の園芸植物「花菖蒲」の魅力に迫る! | 玉川大学農学部教授 田淵俊人

 花びらの付け根の色や模様で区別できるのですね。結局これはカキツバタのようです。

 

 そして、この青紫のカキツバタの付近に同じような形状でありながら花の色が黄色の植物も植えられていました。

 この花についても、ネットで調べてみたのですが、このような形状の植物で黄色い花を咲かせるのは、ほとんどが黄菖蒲というもののようです。

 ところが、この黄菖蒲という花は非常に繁殖力が強く、カキツバタなどと交雑してしまったり駆逐してしまったりするおそれがあることから、「生態系被害防止外来種」の中でも対策の必要性が高い「重点対策外来種」に指定されているそうです。

 ですので、秋田市が管理しているこのあやめ園に咲く花は黄菖蒲ではないものと思われます。また、黄色のアヤメやカキツバタは無いようですが、花菖蒲には黄色の物も僅かにあるようですので、これは珍しい黄色の花菖蒲でしょうか?

 これからは、少し注意してこの場所を見たいと思います。

 

 暑熱順化の話から大分脱線してしまいました・・・。

 結局この日は10kmほど走りましたが、暑さにもかかわらずあまり汗が出ません。今はまだ汗をかきやすい体にはなっていないのでしょう。

 これからもうすぐ梅雨入りでしょうから、当分は暑い日が少ないでしょうが、暑い日を選んで暑熱順化に取り組みたいと思います。

 ただ、心配なのは一向に治る気配がない右腰等の痛みです。この日もランニング中には右足で着地した瞬間とその右足で地面を蹴る時に痛みました。

 首尾よく暑熱順化に成功したとしても肝心の走力の回復が進まなければ田沢湖ラソンでは目標の70歳でのサブ4が達成出来なくなります。

 まあ、心配してもどうにもなりませんので、今は出来ることをやるだけです。

太平山リゾート公園外周ラン(白神ブナの森マラソン対策)

 白神ブナの森マラソンがあと10日ほどに迫って来ました。

 この白神ブナの森マラソンは、次のようにコース全体の8割が坂道で高低差は250mというマニアックな大会です。

www.town.fujisato.akita.jp

 私は上り坂は苦手なのですが、このようなユニークな大会が好きなので、これまで3回出場しています。

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 ただ、今年は冬から続く腰痛等のためほとんどまともな練習が出来ていないので、この難コースを走り切れるか不安です。

 そこで、現在の自分の走力を確認し、当日のペース設定の参考にするため、昨日(6/9)は久しぶりに秋田市仁別にある太平山リゾート公園の外周を走りました

 先ほどお話したとおり白神ブナの森マラソンの高低差は250mですが、この太平山リゾート公園の周回道路も90mほどの高低差があるようですのでそれなりの参考になるでしょう。

 そしてコースは次の通りです。

 1周4.8kmですが、白神ブナの森マラソンの今度の大会は21kmですので、それに合わせて4周つまり19.2km走ることにしました。

 ただ、原因は不明ですが、3日前(6/7)から右足の甲が少し痛み、内出血もあります。汚い写真ですみません。甲の右側が黒ずんでいます。幸い、この日は痛みはありません。

 ですので、走っている途中に痛みが出現したらその時点でやめるつもりでした。

 なお、設定ペースは、3年前の白神ブナの森マラソンではキロ5分14秒ほどでしたが、現在は腰痛等によりまともな練習が出来ていませんので、キロ5分30秒、つまり1周26分24秒としました。

 そして結果は、1周目25’53”、2周目26’18”、3周目26’20”、4周目26’43”と4周目には設定ペースを少しオーバーしてしまいましたが、ほぼ設定ペースで走ることが出来ました。

 心配していた右足の甲の痛みは出現せず一安心でしたが、もはや持病になっている右腰の痛みは、スピードを上げたりアップダウンのある場所ではさらに強くなりした

 まあ、そのような懸念材料はあるのですが、3年ぶりにあの激坂を走れると思うと何かわくわくして来ます。

 

 この日の太平山リゾート公園は、閑散としていましたが、なんと、昔同じ職場にいた人とばったり会いました。その人もランニングの練習でした。皆、年をとっても頑張っていますね。

 

 ここは、車を置いた駐車場のそばのトイレ&休憩所です。車でここに着いた時にはご覧のように雲が多くありました。この休憩所は雨が降った時など、重宝しそうです。

 

 ランを終えてから駐車場近くの写真を撮りました。花公園です。

 澄み切った空で遠くが良く見えます。中央に頭だけ見える山は、太平山の前岳でしょうか?

 

 関東地方は梅雨入りしました、秋田では来週初めまでは良い天気が続くようですので、その好天を有効に利用したいと思っています。

2022スプリングランニング(赤田の大仏見物ラン)は無事終了しました

 昨日(6/5)は、秋田一ツ森RCの春のイベント「2022スプリングランニング」として由利本荘市羽後岩谷駅から赤田の大仏まで走り、羽後岩谷駅前まで戻って「総合交流ターミナルぽぽろっこ」で入浴と食事を楽しみました。

 秋田駅またはそれぞれの自宅の最寄駅から電車に乗り羽後岩谷駅で下車です。

 参加者は私を含めて5人です。

 行程は次の通りであり、往復で約8kmになります。

 天気は曇りで、走るのにはちょうど良い気候でした。

 

 赤田の大仏がある長谷寺(ちょうこくじ)への入口に着きました。

 赤田の大仏までは、ここから100mちょっとです。

 大仏殿に着きました。先客がいましたので、拝観の前にまずは記念撮影です。

 

 大仏殿の中に入りました。日本三大長谷観音の一つと言われている赤田の大仏です。高さは9mもあるということで見事なものです。

 皆さん、興味深そうに眺めていました。

 大仏殿の外には説明看板がありました。

 この赤田の大仏は、大仏とはいうものの、「十一面観世音菩薩立像」であり、有名な鎌倉にある長谷寺(はせでら)の観音様と同じです。

www.kannon-museum.jp

 そして、由利本荘市観光協会のホームページによると、この赤田の大仏は、大和(奈良)、鎌倉の十一面観音像にあやかり天明6年(1786年)に造立された、とあります。

yurihonjo-kanko.jp

 なお、赤田の大仏は、その奈良の長谷寺、鎌倉の長谷寺と共に「日本三大長谷観音と言われていますが、「日本三大長谷観音」には諸説あります。奈良(桜井市)と鎌倉の長谷観音は不動ですが、もう一つについては、古河市長野市長谷寺の観音様もそう呼ばれているようです。

 まあ、どこかで認定するわけではないでしょうから、言ったもの勝ちみたいなところもあるでしょうが、それが浸透しているということは、それに見合った存在感を有しているということでしょう。近くに住んでいながらまだ一度も行ったことが無いという方は、ぜひご覧になってください。(入場無料です。お賽銭を忘れずに!( ´艸`))

 

 さて、この後は羽後岩谷駅に戻るのですが、ここの近くに五峰苑というバラ園がありますので行ってみました。

 まだ、少し時期が早いようでしたが、この赤いバラは綺麗に咲いていました。

 この後は来た道を戻り、「ぽぽろっこ」に着きました。全員、完走です。

 「ぽぽろっこ」では、温泉入浴と食事です。

 食事の後は、産直農産物などを買って駅に向かいました。

 途中、トイレの建物の軒下に巣の中にいるツバメのヒナを見つけました。今ではなかなか見ることが出来ない光景です。

 ということで、昨日の2022スプリングランニングは無事に終了しました。秋には2022オータムランニングを予定していますので、興味がおありの方はぜひご参加ください。

新企画・秋田県境越えランを開始します。(その1 国道46号・仙岩峠)

 私のランニングライフにおける10大目標の一つである秋田県内25市町村一筆書きランについては、このブログでも実施のつどご紹介させていただいていますが、いよいよ残り2回となりました。実施済みは、次の表の薄い紫色で塗りつぶしているところです。

 また、この25市町村一筆書きランと同時並行的に進めている旧69市町村ラン(※平成の大合併前の秋田県69市町村のうち合併を行わなかった10市町村を除くすべての旧役所所在地をランで訪れるもの)は、今年(2022年)5月10日に無事終了しました

 

 このほか、現在進行中の旅ランには秋田→東京ランがあり、現在は福島県新白河まで進んでいます今後は3回に分けて完了する予定ですが、期間中ずっと天気の良さそうな日を選んでホテルや新幹線の手配をしなくてはならないので、思い立ってすぐに出掛けるというわけにはいきません。

 そこで新たな旅ランの企画として、秋田県内25市町村一筆書きランや旧69市町村ランで訪れた地点から県境までランをするという秋田県境越えラン」というものを考えてみました。

 なお、県境と言っても車がやっと通れる林道などもあり、一人でランニングするのには危険な道(※熊が怖い)は極力避ける意味で国道のみを対象とします。

 それでも調べてみると、結構ありました。

 

 地図で表示すると次のとおりです。全部で17か所になります。

www.google.com

 なお、県境の場所は17か所ですが、かなりの距離がある場所もあるため、そのような場合には行程を何回かに分けて行かざるを得ませんので、計画では21回の行程となります。

 

 ちなみに国道以外の車道の県境は、私の調べた限りでは次のとおりでした。

 

 さて、そのようなことで今日(6/4)は、秋田県境越えランの第1回目として仙北市役所田沢湖庁舎から国道46号線を進み、仙岩道路にある仙岩トンネル岩手県境まで走って田沢湖庁舎まで戻りました。

 コースは、田沢湖庁舎から国道46号線に出ると後はずっと46号線を走りますので道を間違える心配はありません。ただ、田沢湖庁舎から仙岩峠(※実際は昔の仙岩峠の直下となる仙岩トンネル内の場所)までは、片道9.0kmで標高差316mを上らなくてはなりませんので、結構大変でした。

 

 まずは、秋田県25市町村一筆書きランで訪れた仙北市役所田沢湖庁舎に車を止めます。前回訪れた時には外装(?)工事中でしたが、綺麗に化粧直しをしたようです。

 

 スタートして間もなく国道46号に出ました。天気は曇りで、雨が降りそうです。

 

 スタートから3kmほどで最初のトンネルの湖山トンネルに着きました。右にはおでんが人気の「仙岩峠の茶屋」があります。

 また、左には現在は廃道となっている昔の国道があります。

 このように道路は閉鎖されています。この昔の国道については、この後、また。

 

 湖山トンネルの入り口に来ました。

 トンネルの入り口に看板があり、「自転車・歩行者のみなさんへ トンネル内の通路は検査用です」と書かれています。そこは通るな!ということでしょうか?

 ただ、トンネル内は路側帯が非常に狭く、路側帯を通るのは危険極まりないことから、ところどころにデコボコのある検査用通路を注意しながら走りました

 それでもすぐ近くを車が通り過ぎると風圧を感じたりでヒヤヒヤです。

 そうこうしてようやく最後のトンネルの仙岩トンネルに着きました。

 

 仙岩トンネルのほぼ中央付近に県境があるのですが、その近くに方向転換所というものを見つけました。

 トンネル火災等の非常事態のためのものでしょうね。車で走っている時には、何の気なしに通り過ぎていました。

 ここから少し先に県境がありました。

 ここです。県境を越えました!

 その後は来た道を戻ります。往路は車道の左側を走っていたので、車が私の右を追い越して行ったのですが、復路は車道の右側を走るので、車に向き合うかたちです。

 ただ、この方が車が見えるので、車が来た時にだけ身構えて、車が見えない時には車道を走ることも出来ます。加えて、復路はすべて下り坂なので気持ち良く走ることが出来ました。

 そして、ゴールの田沢湖庁舎まであと1km余りの場所にある仙岩情報ステーションに立ち寄りました。ここは、いつも気になっていたのですが、一度も行ったことがありませんでした。

 ここには、仙岩道路の成立ちなど興味深い資料も展示されていました。

 すみません。この後は、少しマニアックな話になりますので、飛ばしていただいても結構です。

 特に興味深かったのは、次の地図です。

 これでは、小さすぎてよく分かりませんね。拡大してみましょう。

 上の方に、「旧一般国道46号」と書かれた黄緑色の道がお分かりでしょうか?

 これは1976年に仙岩道路が開通する前の国道46号で、この道路は私も子供の頃、貸し切りバスで通ったことがあり、それこそ山岳道路でしたが、私はそこの最高地点を仙岩峠だと思っていました。ただ、そうすると現在ある仙岩トンネルとはだいぶ離れた地点になります。

 そして、この地図の中央の下の方に小さく「仙岩峠」と書かれた地点があり、そこは「仙岩トンネル」と「江戸時代の道路」それに「明治時代の道路」が交わっています。

 つまり「仙岩峠」とは、明治時代の道路の峠であり、1876年に「仙岩峠」と命名されるも、その後は物流が鉄道主体となると交通量が激減して廃道化していたようです。

 ですので、旧一般国道46号の峠は「仙岩峠」ではないということ、また、現在、仙岩トンネルの1地点(※昔の仙岩峠の直下)を「仙岩峠」と呼んでいることについて納得しました。

 なお、旧一般国道46号の峠にある石碑には、「國道仙岩峠貫通記念碑」と刻まれているそうで、一時期、旧一般国道46号の峠を「仙岩峠」ということにしたのかもしれません。そして、その場所は現在では「新仙岩峠」とも呼ばれているようです。

 また、これらの話を詳しく書いているブログがありましたので、興味がおありの方は検索してみてください。http://yamaiga.com/road/sengan_s/main.html

 

 話がだいぶ脱線してしまいました

 仙岩情報ステーションからは、あっという間に車を置いてある田沢湖庁舎に着きました。

 往路は、上り坂であり、足元と車に気を付けながら走ったのでキロ7分台後半でしたが、復路は下り坂で、少し車道も走ったのでキロ5分半ほどでした。ただ、車道部分だけだとキロ4分半ほどでしたので、それなりの練習にはなりました。

 帰りには、秋田市内以外では一番(※たぶん50回くらい)利用している温泉の花葉館(仙北市角館)で汗を流し、秋田県境越えランの第1回目を終了しました。

 このように、やはり県境のように歩行者がほとんどいない場所では、歩行者用の道路が整備されていないようですので、これから先が思いやられますが、冒険心を掻き立ててなんとかこの新企画も完遂したいものです。