ある中高年ランナーの悪あが記

4年間悩まされたハムストリングス付着部炎が軽快し、80歳でのフルマラソン完走を目指す高齢者ランナーの戯言

秋田県境越えラン㉒(国道397号線その2※岩井川~大森峠)

 昨日(11/1)は秋田県境越えランの第22弾として国道397号線の岩手県との県境である大森峠までのランを行いました。

 国道397号線については、昨年の11月に東成瀬村役場からジュネス栗駒スキー場への入口まで走っています。

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 そして次が昨日のルートです。

 

 まず、車で2時間以上掛けてスタート地点のジュネス栗駒スキー場への入口に着きました。

 ここから県境の大森峠までは8kmほどですが、国道と言っても山深い道ですのでクマが出ないとも限りません。クマ避けの鈴クマ撃退スプレーは必需品です。

 それに大森峠にある大森山トンネルはまだ通ったことがありませんので、暗い場合に備えてヘッドライトを準備しました。

 

 さあ、スタートです。大森峠までは片道8kmほどで標高差450m以上を上らなくてはなりませんのでスローペースで行きましょう。

 

 スタートしてすぐの場所に何やら石碑がありました。「鳥獣慰霊之碑」と刻まれています。

 そして隣の石板には、「奥羽の大地に生きた 幾多の生きものたちよ われら狩り人 先達の思いをこめ ここに慰霊の碑を建立す 岩井川又鬼」と書かれています。

 「又鬼(マタギ)」とは、山で集団で狩猟を行う人々ですが、東成瀬村郷土誌によるとここ岩井川地区はマタギの村だったようですので、そのマタギの子孫やあるいはかつてマタギをしていた方々が、狩猟した動物を慰霊するために建立したものでしょう。

 やはりクマには気を付けなくてはならないようです

 

 山は紅葉が始まっていました。


 途中で何か見どころは無いか事前に調べたところ、パークゴルフ場に「巨大地すべり岩塊」というものがあるようですので、立ち寄ることにします。

 パークゴルフ場はここを右折してすぐ近くです。


 ジュネス栗駒パークゴルフに着きました。

 

 そしてこれが「巨大地すべり岩塊」です。

 この岩塊は、数千年前の地すべり活動によって斜面上方約数百mの岩盤から切り離されて滑り落ちてきたものと考えられており、長さは約50mもあって全国的に見ても珍しい大きさのようです。

 

 国道397号線に戻りさらに上に進むと、周りはブナの木が多くなりました。

 

 ここは「すずこやの森」と呼ばれている東成瀬村が管理しているブナの森で、「釣りキチ三平」のロケ地にもなっているそうです。

 少し散策してみましょう。

 ブナの落ち葉の中を5分ほど歩いて戻りました。何しろ面積が12.23haもあるそうですので限られた時間では回り切れません。

 

 すずこやの森から200mほど進むと、「大森峠」と呼ばれている「大森山トンネル」がありました。

 用意して来たヘッドライトを装着して中に入ります。

 トンネル内の照明はそれほど暗くはなく、また、幅員は狭いものの路面から10数センチほど嵩上げされた歩道があったのでそれほど危険は感じませんでしたが、車に認識してもらう意味でヘッドライトをしていると安心感がありました。

 

 ここが秋田県岩手県の県境です。

 

 トンネルを出てすぐの橋を渡って、ここで引き返します。

 

 帰りはトンネルを抜けるとその後はずっと下りなので、一気に走ってスタート地点に着きました

 往路は途中で寄り道をしたので走行距離は8.38kmで、速度はキロ9分ジャスト復路は走行距離は7.81kmで速度はキロ5’19”平均でしたが、終盤はキロ5分を切って気持ち良く走れました。

 

 そして、ランの終了後はジュネス栗駒スキー場にある「やまゆり温泉」で入浴です。

 やまゆり温泉は、このホテルブランの中にある温泉です。

 500円を支払って入館しました。

 この温泉は、加水・加温・循環利用・入浴剤・消毒処理など一切なしの源泉掛け流しで、ph9.8と非常にアルカリ度が高い、アルカリ性単純硫黄温泉とのことです。

 そのせいか、お湯はとてもヌルヌルしていて肌に良さそうです。

 また、浴室は全面ガラス張りで開放感にあふれていますが、外はスキー場でリフト乗り場などはすぐ目の前です。

 スキー客からは丸見えで大丈夫かなと思いましたが、ホームページの大浴場の写真を見ると目隠しのためパーティションを立てているようですので、たぶん女風呂はそうなっているのだと思います。


 さて、これで当初予定していた秋田県境越えランはすべてのルートを走破したことになります。

 この「秋田県境越えラン」は、秋田県内25市町村ランや旧69市町村ランで訪れた地点から県境までランをする(※「秋田→東京走破」と「秋田→青森走破」で通過した2か所の県境を除く)というもので、2022年6月に開始し、全部で17か所ある県境(※国道のみ)に加え、主要な観光道路である鳥海ブルーラインと八幡平アスピーテラインの2か所の県境に訪れました。

 ということで、これで「秋田県境越えラン」は無事に完結ということでも良いのですが、ここまで来たからには除外していた「秋田→東京走破」で通過した国道107号線の須郷峠と「秋田→青森走破」で通過した国道101号線の秋田・青森県境にも旧69市町村ランで訪れた地点から走ってルールの統一化を図りたいと思います。

 早速、来週の土日あたりで天気の良い日には須郷峠へのランを行いたいと思っていますので、よろしければまたご覧ください。