ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田県境越えラン⑭(国道398号線その2※欅橋付近駐車場~花山峠)+オタマジャクシと混浴

 昨日(6/6)は、秋田県境越えランの第14弾として国道398号線の宮城県境となる花山峠までのランを行いました。

 この花山峠までのランはスタート地点が旧皆瀬村役場ですが、距離が長すぎるため2回に分けて行うこととして、前回は旧皆瀬村役場から小安峡温泉郷を通って欅橋の先にある駐車場まで走っています。

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  ですので昨日のランは、スタート地点は欅橋の先にある駐車場で、そこから花山峠までの往復12.7kmほどとなります。

 

 スタート地点である欅橋を渡ってすぐの駐車場は、国道398号線と栗駒山秋田県側登山口に向かう県道282号線との分岐点にあります。

 

 スタート地点にはまだ除雪された雪が消えずに残っていました。

 

 スタートして100mほど進むと、県境まで7kmの表示がありました。グーグルマップによるとスタート地点から花山峠までは6.3kmほどのはずですが、まあ、切り上げているのかもしれません。

 

 この日のコースは、グーグルマップによると標高差は675mから743m(※花山峠の実際の標高は741mのようです。)までですので68mしかないことになりますが、じわじわ上るのではなく上ったり下ったりのアップダウンが多く、累積標高差は111mとなっています。

 途中、板井沢橋からはちょっとした滝が見えました。

 

 スタート地点から2.3kmほどで栗駒神水に着きました。

 国道398号線は宮城県石巻市から秋田県由利本荘市までを結ぶ一般国道ですが、その中央部分は主に旧小安街道を走っています。昔、小安街道を歩く人たちにとってはここは貴重な水の供給地だったことでしょう。

 昨日も往路で立ち寄った時には誰もいませんでしたが、復路の時には車が2台止まっており、ポリタンクに水を汲んでいました。

 駐車場もあります。



 今回のコースは比較的道幅が広く、車もあまり通らないので安心です。



 道路沿いには、タニウツギというピンクの花を咲かせている木がたくさんありました。(※私がその木の名前を知っていたわけではなく、いきものコレクションアプリを使って調べただけです。笑)

 

 アップダウンを繰り返しながら県境の「花山峠」に着きました

 県境を跨いでから秋田県側を写します。

 

 実は、国道398号線の最高地点はこの花山峠(標高741m)ではなく5kmほど先に進んだところにある湯浜峠(標高764m)です。

 そして、湯浜峠付近は景色が良いので、当初は湯浜峠まで走ろうと思っていたのですが、そのためには標高差で100m以上を一気に下り、130m近くを一気に上らなくてはなりません。5日後に50kmマラソンのレースを控えていることから無理は禁物ですので、おとなしくここから戻ります。

 復路も結構上りがあるものの基本的には下り基調ですので、少しスピードを上げ、結局この日は12.7kmを1時間19分ジャストで走りました。平均速度は1km当たり6分13秒で、アップダウンが多い割にはきちんと走れました。

 何よりうれしかったのは、ロキソニンを飲んだおかげでほとんど痛みを感じることなく走ることが出来たことです。

 今度の50kmマラソンの時も痛みなく走りたいものです。

 

 さて、ランの後のお楽しみの温泉は、車で10分ほどの大湯温泉阿部旅館です。

 阿部旅館には、これまで3~4回ほど宿泊したことがあるのですが、最後に来たのはもう20年以上前になります。

 日帰り入浴の場合は、玄関に入って500円を支払い、玄関の横を通って左奥の露天風呂に向かいます。

 

 内風呂です。誰もいませんでしたので、写真を撮らせていただきました。

 

 内風呂の奥は広い露天風呂になっています。

 

 露天風呂からは下を流れる川に下りられます。

 そして、この川は川底から湧き出る温泉と混じり合って暖かくなっています。夏の時期はちょうどいい温度になるようですが、昨日は気温が高かったので入ってみました。

 ぬるめ適温です!

 川の中には小さなオタマジャクシがたくさん泳いでいました。

 ここは混浴のようですが、まさかオタマジャクシと混浴するとは思いませんでした(笑)。

 

 このように大自然に囲まれた秘湯の「阿部旅館」。秋田県の小安峡観光や栗駒山登山などにおいでになった時には、お立ち寄りなることをお勧めします。

www.abe-ryokan.jp