ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

「秋田→東京走破」その6(4日目 戸田市~東京駅)

 12/8は「秋田→東京走破」その6の4日目、つまりこの秋田駅から東京駅まで走破する(※今年はハムストリングス付着部炎による右臀部痛が悪化したためほぼ歩きとなってしまいましたが、ご容赦を!)という企画の最終日です。

 この日は8時過ぎにホテルを出発しました。快晴です。

 まずは、六義園を目指します。

 荒川に架かる戸田橋まで来ました。

 荒川です。

 この戸田橋の途中から東京都になります。

 東京都に入りました。記念のため振り返って写真を一枚。

 

 戸田橋を渡り終えると板橋Cityマラソンのスタート・ゴール会場の荒川河川敷でした。

 板橋Cityマラソンには、その前身である荒川市民マラソンを含め9回参加していますが、2018年を最後に参加していないので懐かしく感じました。

2016板橋Cityマラソン

 この後しばらくは国道17号線を南下します。そして、やがて17号線は首都高速の高架下を走ることになります。

 このような風景は大都市でしか見られませんね。

 この後は六義園までの最短ルートとして高架下を離れて墓地の中の狭い道を通ります。

 染井霊園という都営の墓地ですが、後で調べたところこの霊園には高村光太郎二葉亭四迷岡倉天心などの数多くの著名人が眠っており、更に隣接する慈眼寺には芥川龍之介谷崎潤一郎の墓があるそうです。

 そうと知っていればお参りしたかったです。

 

 六義園に着きました。入園料は300円ですが、65歳以上ということで150円で済みました。

 ここは観光客でかなり混雑していました。外国人の方も多いようです。

 晩秋のたたずまいで紅葉も楽しむことが出来ました。

 

 次は神田にあるスーパー銭湯に向かいますが、そのそばにある湯島聖堂に立ち寄りました。

 湯島聖堂は江戸時代に造られた孔子を祀る霊廟で幕府直轄の学問所であったことから日本の学校教育発祥の地とされているそうです。

 孔子大きな銅像もありました。

 

 すぐそばの聖(ひじり)橋を渡っていると何やら橋の下に向かってスマホのカメラを向けている人たちがいます。

 私も覗いて見ると地下鉄丸ノ内線がJR中央線の下を潜るように走っています。なるほど。地下鉄が地上に出て、しかも他の路線の電車と交差するところが見られるのですね!

 

 スーパー銭湯RAKU SPA1010に着きました

 入浴料は3時間以内なら520円と格安です。

 ゆっくりと入浴し、着替えてから生ハムとチーズでビールを美味しくいただいてからまた出発しました。

 後はゴールまで真近です。足掛け8年にも及んだこの「秋田→東京走破」が間もなく終わってしまうことに一抹の寂しさを覚えながらほろ酔い気分でゴールの東京駅に向かいました。

 途中、読売新聞社ビルの前にある箱根駅伝のスタート・ゴール地点に行ってみました。歴代優勝校の銘板のほか、「絆」と書かれたランナーの像もありました。

 

 最後に皇居前広場で帰りの新幹線の発車時刻(※17時20分)までの時間調整です。

 皇居前に来るのはたぶん8年ぶりです。まだ15時過ぎですのでかなり時間があります。

 皇居東御苑に行ってみましたが、月曜日と金曜日が休園日ということで入場できませんでした。

 皇居前広場をブラブラ歩き、時間をつぶします。

 皇居ランナーもいました。走れる人が羨ましい・・・。

 

 行幸通りではイチョウが落葉していました。

 

 そしてついに東京駅に到着です。

 足掛け8年で27日を費やした670km超の「秋田→東京走破」もこれで終了です

 思い返せば、途中で雨に降られたのは一度しかなく、ほとんどが好天でとてもラッキーでした。

 また、知らない土地を走ったのにも拘わらず道に迷ったのは3~4回ほどで、しかも短時間で予定しているルートに復帰出来たのも良かったです。

 これは事前にグーグルマップとストリートビューで入念に下調べをしておいた成果で、グーグルマップとそれから道に迷った時に助けられたスマホの地図アプリが無ければこうはいかなかったでしょう。またGPSウォッチで距離を計測出来たことから、ほぼ正確に予定のルートを辿ることが出来ました。

 ということで、これらの文明の利器とこのような酔狂な事に理解を示してくれた家族、そしてこの自己満足のブログをご覧いただいた皆様に感謝!です