ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

「秋田→東京走破」その6(1日目石橋駅~小山市)

 私のランニングライフ10大目標のうちの一つである「秋田→東京走破」については、2016年6月に秋田駅を出発し、秋田県内、岩手県内、宮城県内、福島県内を走り、2022年11月には栃木県の石橋駅まで到達しています。

 そして今回はいよいよ最終章として東京駅まで4日間で到達する予定で12/5に石橋駅からスタートします

 この日(12/5)の予定です。

 石橋駅に着きました。駅の前には1年前にも見た時計塔があります。

 この塔の名前は「石橋駅西口広場カラクリ時計」と言い、高さが16mで3層構造になっており、上層では「シンデレラ」、中層では「赤ずきん」と「ヘンデルとグレーテル」、下層では「ブレーメンの音楽隊」の像が8時、12時、17時に音楽に合わせて回るようです。

 ここに着いたのは13時過ぎでしたので、残念ながらその様子は見られませんでした。

 さあ、出発です。天気は曇っており、少し肌寒い感じです。

 なお、持病のハムストリングス付着部炎による右臀部の痛みは相変わらず続いており、長く走り続けることはとても出来る状態ではありません

 そのため今回の旅ランは4日間を通じてランとウォークを織り交ぜて、平均の速度でキロ10分台で進む予定ですが、現在は日没が最も早い時期で、この日は日没まであまり時間が無いためキロ8分台の半ばで進む必要があります。

 この中には信号待ちの時間なども含まれるため、ランの割合を相当増やさなくてはなりません。

 そこで作戦としては、まず最初の1kmをキロ7分台で走り、次の1kmはランとウォークを織り交ぜてキロ9分台前半で進みます。そしてその後もこれを繰り返すとどうにか日没前にホテルに着くことが出来るはずです。

 ところがこれを繰り返すことが出来たのは最初の4回くらいでその後は右臀部の痛みが強くなって走ることが出来なくなりました

 やむなく全てを歩きに変えましたが、そうなるととても日没には間に合いそうにありません。日が暮れてから知らない土地を歩くと道に迷いそうですので、何としても日没前にホテルに着かないといけませんので、このような場合に備えて準備していたBプランに切り替えることにしました

 当初予定していたプランは、1日目に出来るだけ距離を稼ぐため小山駅を過ぎてその先の間々田駅まで進み、電車で小山駅まで戻って小山駅前のホテルに宿泊するというものでしたが、Bプランでは間々田駅までは行かずにホテルに直行することになります。

 小山駅が近づいて来ました。この十字路を左折のようです。

 

 小山駅に着きました。私は小山駅に来るのは初めてです。ただ、ここは西口でホテルは東口にあるので駅の東西連絡通路(中央自由通路)を渡らなくてはなりません。

 

 中央自由通路からはこの日に宿泊する東横イン小山駅東口が見えました。3つ見えるビルの真ん中の少し遠くに見えるビルです。

 左側の大きな建物は白鷗大学のようです。小山駅のような新幹線も止まる大きな駅の真ん前にこのような大学があるとは驚きです。

 まあ、小山駅は当初は西口しか無かったようですので昔は東口は比較的土地に余裕があったのでしょう。

 ホテルに着いたのはちょうど16時頃で何とか日没前に到着することが出来ました。もし当初の予定の行程を強行していればホテルの部屋から写した次の写真のような中を歩き回っていたことでしょう。 

 ということで初日の旅ランはBプランに切り替えて終了しましたが、Bプランの場合は4日間で東京駅に到着することは出来ず、後日改めて残った部分を走らなくてはなりません。(※今回は大人の休日倶楽部パスを利用しているため切符の有効期限は4日間だからです。)

 さて、「秋田→東京走破」は今回でフィナーレを迎えることが出来るでしょうか?