ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田県25市町村一筆書きラン(上小阿仁村役場~二ツ井駅 ※きみまち阪の紅葉を添えて)

 昨日(11/8)は、5カ月ぶりに秋田県25市町村一筆書きランを行い、上小阿仁村役場から二ツ井駅まで走りました。

 この秋田県25市町村一筆書きランは、秋田県にある25市町村の役所を一筆書き(※一部重複あり。)で走るもので、2018年9月に秋田市からスタートし、県南の沿岸部から内陸部に入り、現在は県北の内陸部を進んでいるところです。

 昨日の行程の予定表です。

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 そして実際のルートです。

 

 さて、昨日のランを振り返ります。

 予定では、きみまち阪にはランの終盤で立ち寄ることにしていましたが、それではかなり陽が傾き、鮮やかな紅葉は見えないだろうと考え、ランの前に立ち寄ることにしました。

 ということで、予定より早く自宅を出発し、きみまち阪公園の駐車場に着きました。快晴です。 

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 屏風岩と紅葉のコントラストが見事です。

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 これが有名な(?)きみまちの鐘ですか。このきみまち阪公園は、若い男女の気分を盛り上げてくれるような仕掛けが随所にありますので、特に若い方々はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

 

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 紅葉も終盤のようです。

 ただ、その分、木の下には落ち葉が敷き詰められており、これも絶景です。

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 きみまち阪公園からは米代川の向こうに七倉山が良く見えます。

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 この七倉山でトレイルランをしたのはちょうど2カ月前です。

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 さて、きみまち阪公園では30分弱の散策を楽しんだ後、この日のゴール地点である二ツ井駅に向かいます。4~5分で到着しました。

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 実はこの日のスタート地点である上小阿仁村役場への公共交通機関鷹ノ巣駅からの路線バスしかありません。そのため、二ツ井駅から一旦JRで鷹ノ巣駅へ移動し、それからバスで上小阿仁村役場前に行くことになります。

 予定ではバスに乗るまでの間に鷹ノ巣駅にある立ち食いそば屋で昼食ということにしていましたが、そこは観光案内所になっていました。

 やむなく駅前で食堂を探したところ、運よく歩いて3分くらいのところに食堂を見つけ、なんとか昼食にありつけました。

 バスが来ました。

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 1時間以上掛かってようやく上小阿仁村役場に着きました。

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 さあ、これからスタートです。梨状筋症候群による腰痛はありますが、11/28の富士山マラソンまで3週間を切りましたので、そろそろきちんとした練習をしなければなりません。そこで、きみまち阪公園までの23kmほどをノンストップで走ることにしました。

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 2kmほど進んだところで暑くなりウィンドブレーカーを脱ぎましたが、立ち止まったのは信号の3か所を除くと、ここだけです。

 きみまち阪公園に着いたのは15時を回っていましたので予想通り紅葉には陽が当たらず、午前中のようには鮮やかには見えませんでした。

 もう一度公園を散策してから、二ツ井駅に向かいます。七倉山にも夕暮れが迫って来ました。

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 途中のトンネルの横には歩行者専用のトンネルがありました。これなら安心して通行できますね。

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 二ツ井駅に着きました。結局この日は、25.1km走ったことになります。特に上小阿仁村役場からきみまち阪公園までの23.2kmは腰痛に加え、アップダウンも結構あるコースだったのですが、キロ5分半ちょっとで走りましたので、良い練習になったと思います。

 ただ、フルマラソンをきちんと走りきるためにはもっと距離を伸ばす必要があります。今週の金曜日から日曜日には福島県の二本松駅から新白河駅までの旅ランを予定していますが、それはゆっくりペースですので、それ以外で1回はレースペースでの長距離走を行えないものか思案中です。でも、何よりもまずこの梨状筋症候群を治すのが先決でしょうが・・・。

一人トリムマラソンをやってみました

 私が所属する秋田一ツ森RCでは、10/31(日)に恒例行事であるトリムマラソン大会を開催しました。

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 トリムマラソンとは、あらかじめ申告しておいた自分の予想タイムと実際のタイムとを比較して、その差の少なさを競うユニークな方式のレースでトリムマラソンの大会は日本でもあまり多くないようです。

 そして、前述のクラブ主催のトリムマラソンですが、私は裏方に専念するため出場は見送りました。裏方でも、皆さんが楽しんでくれている姿を見てとてもうれしかったのですが、もし自分が出場していたらうまく走れるのだろうか、という興味もありました。

 そこで昨日(11/5)は、まあまあ天気が良かったので、一人でトリムマラソンを行うため、会場だった太平山リゾート公園に向かいます。

 車で会場に向かう途中で見た太平山です。山は紅葉しているようです。

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 太平山リゾート公園に着きました。

 まずは、ウォームアップを兼ねて旭川ダムに行ってみます。旭川ダムには紅葉狩りに多くの人たちが訪れていました。駐車場が一杯で路上駐車も多く見かけたほどです。

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 ただ、肝心の旭川ダムの紅葉は陽が当たっていなかったこともあって、少し鮮やかさに欠けていました。

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 ご覧の通り上空は晴れていますが、ちょうど太陽が雲に隠れて日が差さず、ましてスマホで写真を撮ると上空の明るさの影響か地上が一層暗く写ってしまいます。

 

 スタート地点のピクニックの森に来ました。ここでも紅葉している木もありましたが、やはりきれいには写りません。

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 さて、一人トリムマラソンのスタートです。

 秋田一ツ森RCのトリムマラソンは5.5kmの部と10.2kmの部の二つがありますが、私は10.2kmを走ることにしました。

 コースは、ピクニックの森からクアドーム ザ・ブーンへ向かい太平山リゾート公園の外周を2周してピクニックの森に戻ってくるというアップダウンの激しいコースです。

 そして予想タイムは60分に設定しました。

 実は、私はここ10日以上、梨状筋症候群による腰や臀部、ハムストリングスの痛みに悩まされており、ウォームアップをしている時も、下りでは着地の瞬間に腰や臀部それに脚の付け根付近に痛みがありました。

 そこで予定では、長い下り坂はキロ5分台前半、比較的平坦な部分はキロ5分30秒前後、長い上り坂はキロ6分台後半ということで、10.2kmで60分という設定です。

 

 走り始めるとやはり下りでは痛みが出ます。でも、それはあらかじめ予想されていましたので、体感では5分台前半の無理のないスピードで走ります。ついいつもの習性で時計を見てしまいそうになるので、袖で時計を隠して見えないようにして走りました。

 そして、長い上り坂に入りますが、ここではあまり痛みは感じません。

 実は、私は11/28に富士山マラソンに出場しますが、その大会には途中1.5kmほどで標高差70数mを上る難所があります。そして、このトリムマラソンのコースも上り坂では1.3kmほどで標高差70m強を上りますので、うってつけの練習コースということになります。

 そのようなこともあってか、自然に設定タイムよりも速くなってしまっているのを感じながら、意識してスピードを調整することもなくゴールしました。

 果たして結果は、設定タイムの60分に対して55分54秒と4分以上早く走ってしまいました。これは、先日のクラブのトリムマラソンの結果と比較すると、ビリから3番目のタイムです。まあ、仮に優勝タイムで走ったとしても賞品があるわけでもないですし、故障の回復具合を見る練習としては有意義だったと思います。

 走っている時には、ときおり雨が降って来ましたが、ゴール前には雨も上がり、陽が差してきました。

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 帰る途中に公園内の花公園・エントランス広場に寄ってみました。

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 ただ、午後3時半を過ぎており、陽が傾き始めていたのでここにも陽は当たりません。

 結局、この日は綺麗な紅葉を一枚も撮ることは出来ませんでしたので、この前日(11/4)に秋田市金足にある水心苑で写した紅葉の写真をご紹介します。

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 秋田でもそろそろ紅葉が終盤を迎えて来たようです。そして天気予報では来週の火曜日(11/9)からはずっと雨が続くようです。

 また、梨状筋症候群についてもようやくなんとか走れる状態になって来ましたので、来週の月曜日(11/8)には、久しぶりの秋田県内25市町村一筆書きランで上小阿仁村から二ツ井まで走りたいと思っています。

新型コロナと「エラーカタストロフの限界」の関係が証明されつつあるようです!

 私が現時点で唯一エントリーしている2021富士山マラソンが以下の通り正式に開催決定しました。

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 つまり富士山マラソンも他の大会同様に新型コロナの感染症数などの状況を勘案しながら開催の可否を見極めていたところ、感染者数の減少により緊急事態宣言も解除されたことから開催を決定した、ということのようです。
 このようなことについては、10/17に私が出場した第38回大町アルプスマラソンでも同様であり、この感染者数の激減の主な要因は「エラーカタストロフの限界」にあるのではないか?という記事を以前掲載させていただきました。

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 この記事は東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦氏(東京大学名誉教授)の説を中心にして私なりにまとめさせていただいたものですが、新型コロナ感染症第5波の急速な収束については9月末頃には一部の新聞等でもエラーカタストロフの限界が影響しているのではないかとの報道がありました。

 しかし、その後もTVのワイドショーなどでは、いわゆる「専門家」がこの説について、「国立感染研究所のゲノム解析ではエラーカタストロフの限界で言うところのウィルスの自壊は確認できていない。」という意味の否定的な発言をしており、それを聞いた私は、それが本当ならば感染研ではどのようなゲノム解析を行っているのか不思議に思っていたところでした。

 ところが、10/31の秋田さきがけ新聞に次のように「コロナウィルス第5波収束 酵素の変化、影響か 変異修復できず死滅?」という記事が掲載されました

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2021年10月31日 秋田さきがけ

 これは国立遺伝学研究所新潟大学のチームがまとめた研究結果であり、この記事によると第5波のピーク前の8月下旬にはnsp14という酵素が変化したタイプのウィルスに置き換わっていたとあります。

 そして、nsp14は、ウィルスが増殖する際のゲノムの複製において時々発生するコピーミスを修復する酵素であり、もしコピーミスを修復できなければウィルスは変異が積み重なり、やがて増殖できなくなるということが書かれています。

 つまり、nsp14が変化したウィルスに置き換わることによって第5波が収束したということを示唆しており、この内容はまさに「エラーカタストロフの限界」そのものです。

 前掲の10/2の私のブログの中にはこのnsp14については、直接的には本文では触れていませんが、児玉龍彦氏がまとめた新型コロナウィルス変異への対応についての資料を添付しており、その中にはnsp14についての記載もありますので、少しご紹介します。

一本鎖のRNAウィルスは複製してコピーを作るときにエラーが多いが、コロナウィルスは、nsp14というタンパク質があり、これが複製のチェックをするエキソヌクレアーゼ活性を持つ。そのため複製ミスはチェックされ変異は少なくなるコロナウィルスは遺伝子のサイズが約3万塩基とインフルエンザやHIVより3倍大きいので、nsp14が欠損すると変異率は15倍に上がり、そのウィルスは増殖が困難になり自壊する考えられてきた。ノーベル賞受賞者のEigenが1971年に予言した進化生物学の基本の「エラー・カタストロフ(ミスによる破局)」の限界として知られる。

 ということで、このたびの国立遺伝学研究所等の発表は児玉氏の主張の正しさを証明したものと言えるでしょう。

 

 そして第5波がほぼ収束した現在、なすべきことは第6波の襲来を阻止することです。

 ここで注意しなくてはならないのが、これまでは波が下がっても完全には落ち切っていないことですこれは、変異により感染力が強力になり一気に感染が広がったウィルスではなく変異の元になった「幹」といえるウィルスが生き続けているためのようです。
 この「幹」のウィルスは、変異のスピードは速くはないので、波を起こしているウィルスのように簡単には自壊しないものと思われ、この「幹」のウィルスから次に波を起こすウィルスが派生する可能性があると言われています

 よって、この「幹」のウィルスを封じ込めることが大切であり、感染者数が減少しても油断することなく一定の感染対策は必要でしょうし、また、国立感染症研究所国立遺伝学研究所では今後の感染対策の方針をより有効なものにするため、感染者のゲノム解析を一層強化して「幹」のウィルスの存在を確認し、公表してもらえればありがたいと思います。

 もし、「幹」のウィルスによる感染者が皆無となっていれば、海外からの新たなウィルスの持ち込みが無い限り(あと、児玉氏は体内で急速に変異が進む免疫不全の方からの新たな変異株の出現にも警戒しています。)、第6波の可能性は低くなるでしょうし、そうなれば国や自治体が行う感染対策も違ってくると思います。

 いずれにしろ、今回のこの国立遺伝学研究所等の発表とそれに至っていない国立感染症研究所の対応を見るにつけ、政府の新型コロナ感染症対策の各種会議に遺伝子工学の専門家が一人も入っておらず、感染症の専門家が多くを占めていることに私は不満を感じます。

 新型コロナはこれまで経験したことが無い感染症ですので、これまでの疫学の知見のみで十分な対応が出来るとは私には思えません。このような新たな疫病でしかも次々と変異が発生するものの対策については、遺伝子工学等からのアプローチが不可欠でしょう。

 政府には、新型コロナ感染症対策の各種会議に遺伝子工学の専門家を入れ、もっと幅広い視野で議論を深めて行ってもらいたいと願っています。

 すみません。ド素人の感想でした。

 

コーちゃんのランニング日誌(2021年10月分)

 私の10月のランニング日誌です。

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 まず10/6は腰の張りがありましたが、10/17に迫った大町アルプスマラソンに備えて長い坂道を走る練習として岩手県雫石町の滝ノ上温泉へ行き、坂道2時間走を行いました。予定していたタイムより速く走ることができ、仕上がりは順調のようです。

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 次に10/10は所属している秋田一ツ森RCの行事である2021オータムランニングで温泉へのランとその後の小宴会を楽しみました。

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 ただ、その後に左膝に軽い痛みが出現したことから、3日間練習を休み10/14に恐る恐る走ってみたところ、痛みは無かったのでホッと胸をなでおろし、10/17の大町アルプスマラソンを迎えました。

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 この大会は、私の宿願である100回目のサブ4が掛かっていたのですが、覚悟していた高低差に加え、強い向かい風のため思うように走れず、終盤には痛めていた左膝ではなく右膝に強い痛みが出現して目標達成どころか、散々な結果となりました。

 

 その翌日と翌々日は長野県の観光を行い、松本城黒部ダム戸隠神社を見物しました。天気が良くて最高でしたが、私は階段を上り下りするたびにレースで痛めた右膝が痛み大変でした。

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 レース後は1週間完全休養して、10/24にはクラブの練習会で1週間ぶりに走ってみたのですが、右膝の痛みはありません。ただ、今度は右の腰が軽く痛みます。その後も腰から臀部そしてハムストリングスに軽く痺れるような痛みが続きましたが、どうやら梨状筋症候群のようです。まあ、だましだましやっていくしかないでしょう。

 そのようなことで、10/29は予定していた秋田県25市町村一筆書きランを延期して秋田市内の観光ランを行いました。

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 そして10/31には私が所属する秋田一ツ森RC主催のトリムマラソンがありました。私は裏方に専念して競技には参加しませんでしたが、皆、和気あいあいとして楽しい催しになりました。

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 総じて10月は故障がちで走れない日が多く、何よりも100回目のサブ4を狙った大町アルプスマラソンでその目標を達成できないなど、極めて不本意な月となってしまいました。11月は、早く故障を完治させ、11/28の富士山マラソンではぎりぎりのタイムでも良いので、なんとか100回目のサブ4を達成したいと思っています。

 なお、ここ数カ月は私の体重・体脂肪に大きな変化は無かったのですが、10月は月間走行距離の大幅な減少を反映してかなりの変化がありましたのでご紹介します。

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 このように特に体重はかなり増え、3年前の水準に戻っています。また、体脂肪率も一見低そうですが、これはタニタの家庭用の体組成計で測ったのであり、実際はこれよりもだいぶ高いはずです。

 いずれにしろ、練習不足がこれらの数値に如実に反映していますので、その意味で11月はもっと数値が低くなるようにしたいと考えています。

 

2021秋田一ツ森RCトリムマラソンは無事終了しました!

 以前にも次のとおりこのブログでご紹介しました秋田一ツ森RCの恒例行事のトリムマラソンが昨日(10/31)無事終了しました。

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 今年も会員以外の方々の参加もいただき、和気あいあいとしたイベントとなりました。参加者の方々や裏方としてご苦労いただいた会員の方々に御礼申し上げます。

 さて、まずは結果を発表させていただきます。

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 5kmコースでは、歴代2位の2秒差という好タイムが出ました。また、10kmコースでは参加者8名のうち申告タイムよりも速く走った選手が7名いました。いざスタートラインに立ってしまうとついつい頑張って走ってしまうというランナーの習性でしょうか(笑)。 

 参加者の許可を得ていますので、イベントの様子を写真でご紹介いたします。

 

 5Kmの部のスタート前です。ぽつぽつと雨が降って来ました。

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 スタートです。9名の選手が出走しました。

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 スタート直後から上り坂です。

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 5Kmの部は大平山リゾート公園の外周を1周してスタート地点に戻ります。

 早くもトップのランナーが戻って来ました。女性です!

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 次は10Kmの部のスタートです。スタート直前ですが、皆さん楽しそうですね。

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 さあ、スタートです。8名の選手が元気よくスタートしました。10kmの部は大平山リゾート公園を2周してスタート地点に戻ります。

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 その後は5Kmの部の表彰式です。雨が強くなって来ました。

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 今年はクラブの予算にかなり余裕があったことなどから参加者全員に何かしら賞品がありましたので、皆さん喜んでくれたようです。

 

 10Kmの部のトップランナーが帰って来ました。スピードに着いていけず写真がぶれてしまいました。

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 次のランナーは正面から撮りましたのでブレずに写せました。

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 次々とランナーがゴールします。

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 さあ、10kmの部の表彰式が始まります。

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 賞品を受け取った上位入賞のランナーは仲間からの記念写真の求めにも応じていました。

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 例年夏に開催している秋田一ツ森RCのトリムマラソンですが、今年の夏は秋田県でも新型コロナ感染症が拡大したため延期していたのですが、新型コロナもようやく下火になって来たことから、こうして今年も無事に終えることが出来ました。

 参加していただいたランナーの方々とスタッフの皆さんには改めて厚く御礼申し上げます。

梨状筋症候群の中での秋田市内観光ラン

 私は4~5日前から腰の中心部からやや右に痛みを覚えていましたが、2~3日前からそれが下にも降りて来て、臀部からハムストリングスにかけてかすかに痺れを伴うような軽い放散痛があります。

 これはたぶん以前にも発症したことのある梨状筋症候群でしょう。

追記:この臀部からハムストリングスにかけての痛みはその後悪化し、2022年7月に整形外科を受診したところ、「ハムストリングス付着部炎」であることが判明しました。

 そこで大事を取って昨日(10/29)は、前回の秋田県25市町村一筆書きラン(※前回の様子は次の通りです。)

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に引き続き、上小阿仁村役場から二ツ井駅までのランを予定していたのですが、25kmほどのランになるので、それを延期して秋田市内の観光ランを行いました。

 ルートは、自宅から赤れんが郷土館、ねぶり流し館、旧金子家住宅、千秋公園秋田大学砿業博物館、平田篤胤墓を巡り自宅に戻るという10km弱のコースです。

 ちなみに赤れんが郷土館から平田篤胤墓までのルート図は次のようになります。

 まずは、最初の目的地である赤れんが郷土館に向かいます。

 赤れんが郷土館の建物は、明治時代末期に旧秋田銀行本店本館として建築されたルネサンス様式を取り入れた建物であり、国指定重要文化財になっているそうですが、同じ秋田市に住んでいながら私はここを訪れるのは初めてです。

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 この施設の観覧料は210円ですが、割と近くにあり同じ秋田市立のねぶり流し館それに旧金子家住宅の3施設の共通観覧券は260円ですので、260円を支払って入館しました。

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 銀行の建物としては、随分立派な造りですね。

 2階は秋田市出身で鍛金家の人間国宝・関谷四郎の作品の展示室になっており、3階はこれも秋田市出身で有名な版画家の勝平得之の記念館となっていますが、写真撮影が禁止とのことでしたので、残念ながら写真はお見せ出来ません。

 

 さて、今度はここから400mほど離れた場所にあるねぶり流し館に向かいます。ねぶり流し館も私はこれまで一度も行ったことがありません。

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 ねぶり流し館に着きました。ねぶり流し館では竿燈をはじめとする秋田の民俗行事の紹介をしています。竿燈は昔はねぶり流しと言われていたようですので、この施設の名称もそこから来ているのでしょうか?

 新型コロナ感染症の影響で昨年、今年と中止になった竿燈まつりですが、来年は新型コロナが終息してまた開催されることを祈っています。

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 次にねぶり流し館の隣にある旧金子家住宅に行ってみます。

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 道路側からの外観はこうなっていますが、道路側からは中に入ることは出来ず、ねぶり流し館から入館するシステムでした。中は無人になっていましたが、これなら余計な人手をかけなくても済みますね。

 金子家は、江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治初期に呉服などの卸商を創業して昭和50年までこの店で商いが営まれたとのことです。

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 土蔵の中は、今は作品展示などの貸し出しスペースになっていました。

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 次は、ここから500mほどの距離にある千秋公園に行ってみます。

 千秋公園入口の手前で現在工事中のあきた芸術劇場「ミルハス」は今年12月の竣工に向けて急ピッチで工事が行われているようです。

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 千秋公園の入口です。坂道の工事が今年春に終わり、だいぶきれいになったようです。

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 公園内では、きれいに紅葉している木もありました。

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 次は2kmほど離れた秋田大学砿業博物館に向かいます。私は砿業博物館はたぶん20数年ぶりです。しかもその時の見学は本当に短い時間だったような気がしますので、今回は少し時間を掛けて見学したいと思います。

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 博物館の入口です。秋田県では新型コロナの警戒レベルが2に引き下げられたところですが、入口には「県外からのお客様には入館をご遠慮いただいております。」との立て札があり、受付では「どちらからおいでですか?」と確認がありました。そして、検温・アルコール消毒はもちろんですが、使い捨ての手袋を渡され、施設内ではそれを着用するようにとのことでした。随分慎重ですね。

 そういえば、入口に「熊出没注意」の張り紙がありました。公園などでは場所によっては時々見かけますが、建物内でその張り紙を見たのは初めてです(笑)。まあ、建物の外に出た時に気をつけてください、ということでしょう。

 入館料100円を支払って入館しましたが、1階には、国内最大規模である500種類2,200点の鉱物・鉱石が展示されており、まさに圧巻です。

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 これは水酸魚眼石というもののようですが、なんかジョーズの口みたいなのでつい写してしまいました。

 

 きれいな鉱石もたくさんあったのですが、この中でも特に宝石のような輝きを持つものがセレクトされて展示されていました。それがこれです。

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 また、2階・3階にも珍しい化石の展示や鉱山についての説明など興味深いものが数多くありましたが、私が特に興味を覚えたのはこれまであまり見ることが無かった隕石です。ただ、国立科学博物館の次のデータでは、日本でもこれまで50数個の隕石が見つかっており、そのうち3個が秋田県内に落下しているようです。

日本の隕石リスト

 下の写真は日本に落下したものではありませんが、パラサイトという石鉄隕石の一種で希少なもののようです。パラサイト隕石はジュエリーとしてもネットなどでも意外に安く販売されていますが、偽物も多く出回っているようです。まあ、滅多に無い隕石の中でも数少ない石鉄隕石ですので、本物がそれほど多く流通するとは思えません。

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 さて次は平田篤胤(ひらたあつたね)の墓に向かいます。

 平田篤胤は、秋田で生まれた江戸時代後期の国学者国学四大人(こくがくしたいじん)の一人とされており、私の高校の校歌にも名前が出てきます。

 グーグルマップのルート検索では、砿業博物館の裏から行けることになっていますが、道は示されていません。ためしに砿業博物館の裏からから行ってみようとしたのですが、獣道よりは少しマシな道があるだけで、しかもその先には平田篤胤とは無関係と思われる墓があるだけでしたので、引き返してちゃんとした道を通ることにしました。

 400mほど走り、平田篤胤墓の入口に着きました。

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 ここからなら20数年前に行ったことがあります。

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 鳥居を潜ります。

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 そして階段を上ります。栗がたくさん落ちていました。栗は熊の好物でよく栗拾いの人が熊に襲われたというニュースを耳にしますので、熊におびえながら階段を上ること100m強で平田篤胤の墓に着きました。

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 着いてみると、先ほど砿業博物館の裏から探索している時に見えた別の墓がすぐ近くに見えます。もう少し奥まで進んでいればそちらからも来ることが出来たようです。

 それにしても、グーグルマップはそこまで分かってそういうルートを示したのでしょうか?そうだとすればまさに驚異的な情報収集能力です!

 

 さて、こうして昨日の秋田市内観光ランは終わりましたが、梨状筋症候群の影響は少なからずあり、走っていると右脚を蹴り出す際に右臀部からハムストリングスにかけて痛みます。ただ、だからと言って痛みが増悪することは無いようですので、当面、少しずつ走って様子を見たいと思っています。

東日本各都道県(1都1道16県)のフルマラソンに参加しました!

 私のランニングにおけるライフワークのひとつに東日本の各都道県(1都1道16県)でフルマラソンに参加することがあります。

※どこの地域をもって東日本というのかは諸説ありますが、私はおそらく最も一般的であると思われる糸魚川静岡構造線以東つまり新潟・長野・静岡の各県以東を東日本として捉え、この18都道県を対象としました。

 そして今年10/17に長野県において開催された大町アルプスマラソンに参加し、無事その目標を達成することができました。

 私は東北でも北に位置する秋田県に住んでおり、18都道県のすべてでマラソンに参加するのは、時間的なことや金銭的なことも含めて、簡単ではありませんでした。

 私はこれまで107回(※東日本では105回)フルマラソンを完走していますが、それらのすべてを記載するのはスペースの関係で大変ですので、各都道県での最初のレースの記録を次に記載します。

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 なんか秋田から遠い県でのタイムが良くありませんね。どこか観光気分があるのでしょうか?

 次なる目標は、全国の都道府県でのマラソン参加といきたいところですが、年齢的なものもありとても実現不可能ですので、とりあえずはあと1回となっている100回目のサブ4を11/28の富士山マラソンで何としても達成したいと思っています。