ある中高年ランナーの悪あが記

加齢に伴う衰えを感じつつ、それを受け入れたくない中高年ランナーの奮闘記

梨状筋症候群の中での秋田市内観光ラン

 私は4~5日前から腰の中心部からやや右に痛みを覚えていましたが、2~3日前からそれが下にも降りて来て、臀部からハムストリングスにかけてかすかに痺れを伴うような軽い放散痛があります。

 これはたぶん以前にも発症したことのある梨状筋症候群でしょう。

 そこで大事を取って昨日(10/29)は、前回の秋田県25市町村一筆書きラン(※前回の様子は次の通りです。)

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に引き続き、上小阿仁村役場から二ツ井駅までのランを予定していたのですが、25kmほどのランになるので、それを延期して秋田市内の観光ランを行いました。

 ルートは、自宅から赤れんが郷土館、ねぶり流し館、旧金子家住宅、千秋公園秋田大学砿業博物館、平田篤胤墓を巡り自宅に戻るという10km弱のコースです。

 ちなみに赤れんが郷土館から平田篤胤墓までのルート図は次のようになります。

 まずは、最初の目的地である赤れんが郷土館に向かいます。

 赤れんが郷土館の建物は、明治時代末期に旧秋田銀行本店本館として建築されたルネサンス様式を取り入れた建物であり、国指定重要文化財になっているそうですが、同じ秋田市に住んでいながら私はここを訪れるのは初めてです。

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 この施設の観覧料は210円ですが、割と近くにあり同じ秋田市立のねぶり流し館それに旧金子家住宅の3施設の共通観覧券は260円ですので、260円を支払って入館しました。

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 銀行の建物としては、随分立派な造りですね。

 2階は秋田市出身で鍛金家の人間国宝・関谷四郎の作品の展示室になっており、3階はこれも秋田市出身で有名な版画家の勝平得之の記念館となっていますが、写真撮影が禁止とのことでしたので、残念ながら写真はお見せ出来ません。

 

 さて、今度はここから400mほど離れた場所にあるねぶり流し館に向かいます。ねぶり流し館も私はこれまで一度も行ったことがありません。

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 ねぶり流し館に着きました。ねぶり流し館では竿燈をはじめとする秋田の民俗行事の紹介をしています。竿燈は昔はねぶり流しと言われていたようですので、この施設の名称もそこから来ているのでしょうか?

 新型コロナ感染症の影響で昨年、今年と中止になった竿燈まつりですが、来年は新型コロナが終息してまた開催されることを祈っています。

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 次にねぶり流し館の隣にある旧金子家住宅に行ってみます。

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 道路側からの外観はこうなっていますが、道路側からは中に入ることは出来ず、ねぶり流し館から入館するシステムでした。中は無人になっていましたが、これなら余計な人手をかけなくても済みますね。

 金子家は、江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治初期に呉服などの卸商を創業して昭和50年までこの店で商いが営まれたとのことです。

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 土蔵の中は、今は作品展示などの貸し出しスペースになっていました。

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 次は、ここから500mほどの距離にある千秋公園に行ってみます。

 千秋公園入口の手前で現在工事中のあきた芸術劇場「ミルハス」は今年12月の竣工に向けて急ピッチで工事が行われているようです。

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 千秋公園の入口です。坂道の工事が今年春に終わり、だいぶきれいになったようです。

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 公園内では、きれいに紅葉している木もありました。

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 次は2kmほど離れた秋田大学砿業博物館に向かいます。私は砿業博物館はたぶん20数年ぶりです。しかもその時の見学は本当に短い時間だったような気がしますので、今回は少し時間を掛けて見学したいと思います。

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 博物館の入口です。秋田県では新型コロナの警戒レベルが2に引き下げられたところですが、入口には「県外からのお客様には入館をご遠慮いただいております。」との立て札があり、受付では「どちらからおいでですか?」と確認がありました。そして、検温・アルコール消毒はもちろんですが、使い捨ての手袋を渡され、施設内ではそれを着用するようにとのことでした。随分慎重ですね。

 そういえば、入口に「熊出没注意」の張り紙がありました。公園などでは場所によっては時々見かけますが、建物内でその張り紙を見たのは初めてです(笑)。まあ、建物の外に出た時に気をつけてください、ということでしょう。

 入館料100円を支払って入館しましたが、1階には、国内最大規模である500種類2,200点の鉱物・鉱石が展示されており、まさに圧巻です。

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 これは水酸魚眼石というもののようですが、なんかジョーズの口みたいなのでつい写してしまいました。

 

 きれいな鉱石もたくさんあったのですが、この中でも特に宝石のような輝きを持つものがセレクトされて展示されていました。それがこれです。

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 また、2階・3階にも珍しい化石の展示や鉱山についての説明など興味深いものが数多くありましたが、私が特に興味を覚えたのはこれまであまり見ることが無かった隕石です。ただ、国立科学博物館の次のデータでは、日本でもこれまで50数個の隕石が見つかっており、そのうち3個が秋田県内に落下しているようです。

日本の隕石リスト

 下の写真は日本に落下したものではありませんが、パラサイトという石鉄隕石の一種で希少なもののようです。パラサイト隕石はジュエリーとしてもネットなどでも意外に安く販売されていますが、偽物も多く出回っているようです。まあ、滅多に無い隕石の中でも数少ない石鉄隕石ですので、本物がそれほど多く流通するとは思えません。

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 さて次は平田篤胤(ひらたあつたね)の墓に向かいます。

 平田篤胤は、秋田で生まれた江戸時代後期の国学者国学四大人(こくがくしたいじん)の一人とされており、私の高校の校歌にも名前が出てきます。

 グーグルマップのルート検索では、砿業博物館の裏から行けることになっていますが、道は示されていません。ためしに砿業博物館の裏からから行ってみようとしたのですが、獣道よりは少しマシな道があるだけで、しかもその先には平田篤胤とは無関係と思われる墓があるだけでしたので、引き返してちゃんとした道を通ることにしました。

 400mほど走り、平田篤胤墓の入口に着きました。

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 ここからなら20数年前に行ったことがあります。

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 鳥居を潜ります。

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 そして階段を上ります。栗がたくさん落ちていました。栗は熊の好物でよく栗拾いの人が熊に襲われたというニュースを耳にしますので、熊におびえながら階段を上ること100m強で平田篤胤の墓に着きました。

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 着いてみると、先ほど砿業博物館の裏から探索している時に見えた別の墓がすぐ近くに見えます。もう少し奥まで進んでいればそちらからも来ることが出来たようです。

 それにしても、グーグルマップはそこまで分かってそういうルートを示したのでしょうか?そうだとすればまさに驚異的な情報収集能力です!

 

 さて、こうして昨日の秋田市内観光ランは終わりましたが、梨状筋症候群の影響は少なからずあり、走っていると右脚を蹴り出す際に右臀部からハムストリングスにかけて痛みます。ただ、だからと言って痛みが増悪することは無いようですので、当面、少しずつ走って様子を見たいと思っています。