昨日(6/9)は、約50日ぶりに秋田県25市町村一筆書きランを行いました。
昨日のコースは、前回走ったコース上の鷹巣の舟場バス停を出発し、上小阿仁村役場までです。
その行程表です。
そして実際に走ったルート図です。
まずは、道の駅かみこあにに車を置かせてもらい、道路をはさんで向かい側にある上小阿仁村役場前のバス停から路線バスに乗ります。
立派な待合室もありました。
バスの車内には誰も乗っていません。ただ、北秋田市民病院からは7~8人ほどの人が乗り込みました。やはり、生活の足になっているのですね。
舟場のバス停に着きました。ここからスタートです。
ここを左に曲がります。若干雲もありますが、これから快晴になるようです。
少し遠回りして、伊勢堂岱遺跡に立ち寄りました。
伊勢堂岱遺跡は、ユネスコの世界文化遺産の登録を目指している「北海道・北東北縄文遺跡群」の一つであり、つい先ごろ世界遺産委員会の諮問機関が世界遺産一覧表への記載が適当との勧告がなされたところです。そしてこの夏には世界遺産へ登録されることが期待されています。
最初に遺跡の出土品などを展示している伊勢堂岱遺跡縄文館に行きました。
伊勢堂岱遺跡は、この縄文館の裏にあります。
この坂を上ればすぐです。
ここです。小高い場所にありました。
ストーンサークルです。この伊勢堂岱遺跡には4つのストーンサークルがあり、4つもあるのはここだけのようです。
私が見学している間は他の見学者は一人だけでした。昨年、青森県の三内丸山遺跡に行った時には大勢の見学者がいたのですが、それに比べると寂しい感じがしました。
まあ、知名度でもだいぶ劣っているのでしょうが、せっかく秋田県にこのような貴重な遺跡があるのですから、県内の人にももっと見学してもらえればと思います。
さて、これからはゴール地点まで最短距離を進みます。
昼食は、コンビニのイートインで済ませました。
この後、次の立ち寄り先の浜辺の歌音楽館に向かいましたが、途中に大きな木がある神社がありましたので、その木陰で小休止です。
鹿嶋神社というようです。
巨木のため近くでは全容が見えないので、遠くから撮りました。かなり陽射しが強くなって来ました。
米内沢まで来ました。阿仁川に掛かる米内沢橋です。
浜辺の歌音楽館に到着です。
浜辺の歌音楽館は、秋田県出身の作曲家・成田為三の作品などの音楽ライブラリーであり、また成田為三に関する物の展示もされていました。
入場は無料にもかかわらず、職員の方が付いて親切にいろいろ説明をしてくださいました。
2階には、成田為三そっくりのロボット(※人形)があり、ピアノの自動演奏が聴けます。
この左のスタートボタンを押すと自動演奏が始まります。
自動演奏の様子です。
浜辺の歌の直筆の楽譜もありました。
さて、浜辺の歌音楽館からは10kmほどノンストップでゴール地点の上小阿仁村役場まで走りますが、最初の2kmで標高差110mほど上らなくてはなりません。でも、そのあとは下り基調で、快調に走って上小阿仁村役場に着きました。
そして向かい側の道の駅かみこあにに置いてある車に乗ってこの日の旅ランは終わりです。
日焼け止めは塗っていたのですが、汗で流れ落ちたのか、日焼けしてしまいました。
これからの季節は強い陽射しが大敵となりそうです。