ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田県25市町村一筆書きランの振り返り その1(秋田県南部~内陸東部)

 私のランニングライフ10大目標の一つである秋田県25市町村一筆書きラン」が 7月20日にようやく完了しました

 このランのスタートに着いたのが2018年9月ですので、実に3年10カ月を要したことになります。

 そしてこの「秋田県25市町村一筆書きラン」は、現在の秋田県の25市町村のすべての市役所・町村役場を一筆書き(※一筆書きは厳密には同じ線を二度なぞってはいけませんが、一本道やかなり遠回りしなくてはならない場合には同じ道を戻っています。)で走破するのですが、ルートの近くに観光スポットなどがある場合には立ち寄って観光をする、いわゆる旅ランでもあります。

 総走行距離は、731kmにも及び、その間、これまで一度も訪れたことの無い場所も多数行きましたので、これから3回に亘り、この「秋田県25市町村一筆書きラン」の振り返りを行いたいと思います。

 

 まずは、これまで行った一筆書きランの概要の一覧表です。

 そして、第1回目の今日は、この表の①の秋田市から⑱の小坂町についてですが、実は、私がこのブログを始めて間もない頃、それらをまとめてブログにアップしていますので、それをご覧ください。

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 なお、上のブログではご紹介していませんが、ランの終了後または途中に温泉に立ち寄ったこともありますので、今日はその写真を掲載させていただきます。

 まず①の行程で、道の駅岩城にある「港の湯」です。ここは露天風呂から見下ろす海岸が特に夕暮れは絶景です。

 

 次に②の行程では本荘公園のそばにある鶴舞温泉に行きました。御手作堤のほとりにたたずんでおり、ここもロケーションが良い温泉です。気に入ったので④の行程の時にも利用しました。

 

 次に③の行程では道の駅象潟にある「ねむの丘」で入浴しました。展望風呂からの眺望が楽しめます。

 

 次に⑤の行程では、道の駅黄桜の里にある「湯楽里」で入浴しました。「湯楽里」は写真の左側の建物です。

 

 次に⑥の行程では、湯沢の市街地にあるゆざわ温泉に行きました。

 

 次に⑨の行程では、後三年の合戦跡地の近くにある雁の里温泉「湯とぴあ」で入浴しました。

 これは温泉の入口から駐車場方面を写した写真です。建物の写真は秋田→東京ランの初期の頃、後三年駅まで走った時に立ち寄ったものがありましたので、それを掲載します。

 

 次に⑪の行程では、大仙市太田町の田園地帯の中にある中里温泉で入浴しました。これは、ランの終了後に入浴したのではなく、ランの途中に休憩を兼ねて入浴したものです。

 

 次に⑬の行程では、田沢湖駅のそばにある「東風の湯」に行きました。ただ、この日はスマホのバッテリーが切れて写真は写せませんでした。

 

 次に⑮の行程では、ラジウム岩盤浴などを目的に全国からの湯治客で賑わう玉川温泉のそばにある新玉川温泉に行きました。新玉川温泉には、行程の途中に昼食を摂れる場所が無いので、昼食と休憩を兼ねて利用しました。ただ、入浴後にレストランに行ったところ残念ながら営業時間が終了していたので売店でお腹の足しになるものを買ってそれで済ませました。

 

 次は⑯の行程で行った鹿角市「五の宮のゆ」です。ここは、ラン終了後に終了地点の近くにあったことから立ち寄ったのですが、写真を撮ることを忘れました。駐車場には私のほか、1台しか車が止まっていなかったのですが、その後、ネットを見たところ、コロナ禍により経営が苦しくなり、クラウドファンディングにより経営危機に対処しているようです。

readyfor.jp

 そういうことは知らずに利用したのですが、本当に微々たるものにしろ、経営にプラスになって良かったと思います。

 温泉施設は、新型コロナによる利用者の減少に加え、最近ではボイラーに使用する燃料の高騰により一層経営が苦しくなっているようですので、機会があれば出来るだけ利用するようにしたいものです。

 

 そして⑱の行程では、鹿角市毛馬内七滝温泉にランの途中で立ち寄りました。

 木造で落ち着いた感じの日帰り温泉でした。そして、温泉の玄関から少し離れたところに何やら電気自動車の充電スポットのようなものがありました。

 ただ、この場所は行き止まりであり、交通量は非常に少ないのでどうしてこんな場所にあるのか不思議な感じがしていましたが、どうやらそれはこの毛馬内七滝温泉が運営する車中泊施設の「RVパーク」のようです。なるほど、ここなら入浴も出来るし、静かなので良い環境でしょうね。(※現在もこのRVパークが営業を継続しているかどうかは分かりません。)

 

 ということで、秋田県25市町村一筆書きランの振り返りの第1回目は、それをまとめた以前のブログの再掲とランの終了後またはランの途中に立ち寄った温泉の紹介をさせていただきました。

 第2回目は、秋田県北部のランについて振り返る予定ですので、よろしければまたご覧ください。

 

コーちゃんのランニング日誌(2022年7月分)

 私の7月分のランニング日誌です。

 まず、7/2は、秋田県25市町村一筆書きランとして、船越駅から潟上市役所、井川町役場、八郎潟町役場そして五城目町役場と一気に制覇する計画でした。

 ただ、長引く右腰や右臀部の痛みが数日前から悪化しており、場合によってはコースを短縮することも念頭に置いてスタートしたのですが、案の定、痛みが強く、加えて気温も上がってきつくなって来たことから、短縮コースを選択せざるを得ませんでした。

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 この右腰・臀部の痛みについては、受診するとランニングを禁止されそうで病院に行くのをためらっていたのですが、練習量を減らしても一向に良くならないことから、意を決して7/5に秋田市内の整形外科を受診しました。

 診断結果は「ハムストリングス付着部炎」ということで、「無理をしなければ走っても良いが、レースはしばらく控えるべき」とのことでした。

 まあ、来年には良くなって(フル)マラソンにも出られるだろう、とのことでしたので焦らずにゆっくり治したいと思っています。

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 そしてしばらくの休養期間の後、7/13には、7/2に予定していたにもかかわらず体調不良等によるショートカットのためパスした井川町役場、八郎潟町役場、五城目町役場へのランを行いました。

 この日は、15kmほどと距離も短かったのですが、休養のおかげか、右臀部等の痛みがそれほど強くありませんでした。

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 次に、7/16には、井川さくら駅から秋田市内の追分駅までのランを行いました。本来であれば、井川さくら駅からなら、この秋田県25市町村一筆書きランのゴールである秋田市役所まで一気に走れる距離ですが、無理をせずに2分割して追分駅までとしたのです。コースの途中には何も見るべきものがありませんでしたので、ゴール後に県立博物館と小泉潟公園を見て回りました。

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 そして、7/20は、この秋田県25市町村一筆書きランのフィナーレ追分駅から秋田市役所までのランを行いました。天気予報では曇りにもかかわらず、突然の強い雨に見舞われて大変でしたが、なんとか無事にゴールしました。3年10カ月、731kmに及んだ秋田県25市町村一筆書きランの終了です!

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 秋田県25市町村一筆書きランと(秋田県)旧69市町村ランの行程をすべて終えましたので、7/24には、今年の6月から始めた新たな企画の秋田県境越えランの第3弾として国道7号線山形県境越えランを行いました。スタートは、旧69市町村ランで訪れた象潟駅でゴールは山形県女鹿駅です。途中、県境にある三崎公園で散策を楽しみました。

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 そして、7/31には、第34回日本海メロンマラソン出場の予定だったのですが、右腰・臀部の痛み(ハムストリングス付着部炎)の回復が遅れていることに加え、数日前から原因不明の足裏の内出血があったことから、無理をしないで不参加とし、前日(7/30)に大会会場まで行って参加賞(※メロン2個)をもらってきました。

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 ということで、7月は月間走行距離が100kmほどと非常に少ないものとなりました。

 8月からは、右腰・臀部等の痛みの様子を見ながら、少しずつ走行距離を伸ばして行きたいと思っています。

 

日本海メロンマラソンDNS

 明日(7/31)は、3年ぶりに男鹿市若美で第34回日本海メロンマラソンが開催されます

 私は10kmの部にエントリーしています

 というか、この大会は、ハーフの部は65歳以下、5kmの部は中学生と女子のみしか参加出来ないので、69歳の私は10kmの部(または3.4kmのペアマラソン)にエントリーせざるを得ないのです。

 そして、ナンバーカードも事前に送られてきました。

 そして、裏を見ると、いつものようになっています。

 ナンバーカードの裏にICタグが取り付けられているのです。

 そして、前回の大会プログラムを見ると「ゴールインの仕方」として、次の図のように書かれていました。

 つまり、選手がゴールすると係員が②のように、ハンディアンテナというウチワのような形状をした物を選手のナンバーカードに当てる、というものです。

 ただ、そのようにしてタイムを計測するとなると、選手がゴールしてからハンディアンテナを当てられるまでに、当然、タイムのロスが生じますし、一度に多くの選手がゴールすると大混乱となります。

 どうしてこのようなシステムにしているのか不思議だったので、調べてみたら次のような記事を見つけました。 

www.active-life.co.jp

 つまり、選手がICタグを正しく装着しないと読み取りが出来ない場合があることから、このハンディアンテナは、その場合のバックアップとして使用しているもののようです。

 このバックアップシステムについてもう少し詳しく言うと、計測はメインアンテナで行い、ハンディアンテナは、ICタグがきちんと計測されている状態かどうかを確認するためのもののようです。そして、万が一、計測がされていない状態となっている場合は、係員がその場でその選手のナンバーを入力することによってバックアップが成立するということのようでした。

 なるほど。そういうことであれば、基本的にはゴールした時点でのタイムがその選手のタイムになりますし、ハンディアンテナチェックの係員もそれほど焦ってチェックをしなくても済みます。

 この日本海メロンマラソンもこれと同じようなシステムを取っているのかどうかは分かりませんが、もしそうであれば、わずかな計測漏れも無いように、万全の態勢を取っていることになります。

 

 さて、今回のブログのタイトルになっているDNSについてです。

 陸上競技でいう「DNS」は「Did Not Start」の略で最初からの棄権を意味します。

 そして私のDNSの理由は、このブログでもたびたびお伝えしている右臀部等の痛み(ハムストリングス付着部炎)が依然として続いているためです。

 それに加え、3日ほど前には、夜、寝る前に突然、右足の外くるぶしの下から足裏にかけて少しの間、激痛が走り、その時はそのまま寝ました。そして、朝起きると強い痛みはないものの歩くと足の裏に何かくっついているような違和感があります。

 そこで、恐る恐る足の裏を見たところ、内出血をしているようで、腫れています

 いつもながらの汚い足で恐縮ですが、この紫になっている部分です。

 このようになった原因は思い当たりません。強いて挙げれば、激痛が走った前日にほんの少しだけインターバルを行ったくらいで、しかもそれは強度の低いものでした。

 ということで、原因は不明ですが、いずれにしろ現在は無理が出来ない状況ですので今回は勇気ある撤退をすることにしました。

 ただ、この日本海メロンマラソンの最大の売りは、参加賞がメロン2個!ということです。

 そして参加賞の引き換えは大会前日でも出来るので、今日(7/30)、大会会場へ行って来ました

 メロンの引き換え場所の若美総合体育館です。当然のことですが、大会当日に比べると、随分空いていて楽ちんでした。

 メロン2個をゲットです。来年は、走ることができるのでしょうか?

秋田県境越えラン③(国道7号線山形県境・三崎峠付近)

 昨日(7/24)は秋田県境越えランの第3弾として秋田県象潟駅を出発し、国道7号線の山形県境にある三崎公園を経て女鹿(めが)駅までのランを行いました。

 その行程表です。

 次に、ルート図です。

 

 まずは、この日のゴール地点である女鹿駅まで車で行き、電車で象潟駅に移動します。

 女鹿駅です。無人駅でかなり簡素な建物でした。ここは、秘境駅として鉄道ファンの間では人気があるようです。自由に記載できるノートもありました。

 

 象潟駅に着きました。

 象潟駅には、次のブログのとおり旧69市町村ランで2020.10.09に訪れていますので、昨日はここからスタートです。

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 コースは、国道7号線をひたすら南下しますので、道を間違える心配はありません。気温は26℃台ですが、風が無く、走ると暑く感じました。

 鳥海山は、雲に隠れて良く見えません。

 

 長く続いている右臀部等の痛みは、走り始めにはやや強く痛んだものの、やがて痛みが薄らいで来ました。キロ6分台前半くらいのスピードであれば、あまり問題なく走れたので、ほんの少しではありますが、回復して来ているのかもしれません。

 

 三崎公園の入口に着きました。

 国道7号線の頭上に山形県遊佐町の標識がありましたので、ここが秋田県山形県の県境と思われます。

 このまま国道7号線を進むと最短距離でゴールの女鹿駅に着くのですが、せっかくですので、少し遠回りして右手にある三崎公園の中を抜けて行きましょう。

 

 三崎公園に入りました。

 三崎公園内には、松尾芭蕉も歩いたと言われる奥の細道(三崎山旧街道)があります。

 大きな石が敷かれて道のようになっていますが、ごつごつしていて歩きにくそうです。少し中に入ってみましょう。

 森林浴をしながら歩くのもいいのですが、この旧道は日本海側の街道随一の難所として知られていたそうですので、もっと楽と思える海岸沿いの遊歩道を歩くことにします。

 海岸沿いに着きました。


 まずは、展望台に上ってみます。

 ここは、「日本の夕陽百選」にも選ばれている場所のようです。

 

 この後は海岸沿いの遊歩道を通って山形県側に出ます。遊歩道の柵が見えますが、だいぶきつい坂を上らなくてはならないようです。

 

 階段を上り終えた所から、来た道を振り返りました。だいぶ標高が高くなっているようです。確かに旧街道の三崎峠が難所と言われたのがよく分かります。

 

 ピークを越えてから後ろを見ると灯台が見えました。三崎灯台というようです。

 そのまま遊歩道を下ってから、もう一度振り返って一枚。

 

 だいぶ下りてきたようで、海面もやや近く見えます。

 

 三崎公園の山形県側の駐車場に着きました。

 公園内は1.8kmを40分以上掛けてゆっくりと歩きましたが、ここからはまたランです。

 

 女鹿駅が近くなって来たところに「アマハゲの里 女鹿」という看板がありました。

 私の住む秋田県では男鹿の「ナマハゲ」が有名ですが、それに似た「アマハゲ」という来訪神の伝統行事が山形県にあることだけは知っていました。

 ただ、それが女鹿で行われていることは、この時、初めて知りました。(※アマハゲの行事は、女鹿のほか、すぐ近くの滝ノ浦と鳥崎の集落でも行われているようです。)

 「ナマハゲ」の男鹿と「アマハゲ」の女鹿、この二つの地名には何か関係があるのでしょうか?

 同じような疑問を持った人がいて、いろいろ調べてみたけど分からなかった、というブログがありました。

ogablo.jp

 また、別のブログでは、女鹿はアイヌ語のメカ(尾根が没するところの端)が由来になっているとみられる、とされています。

blog.goo.ne.jp

 この説が正しければ、どうやら男鹿と女鹿は直接的な関係は無さそうです。

 

 そして、国道7号線を進み、女鹿駅の入口に来ました。車1台がやっと通れるような狭い道に小さな案内看板が1枚あるだけですので、うっかりすると見逃してしまいそうです。

 

 入口から数10mで女鹿駅に着きました。

 これでこの日の県境越えランは終了です。

 この日は国道7号線という幹線道路を走ったので交通量が多く、熊の心配も無く走れました。

 ただ、他の県境はほとんどが山深い場所にありますので熊の出没が特に多い6月、7月は県境越えラン避けるべきでしょうし、8月の暑い日に走って熱中症で倒れたら大変ですので、しばらくはお休みにしたいと思います。

 再開したら、またご覧ください。

秋田県25市町村一筆書きラン完結!(追分駅~秋田市役所)

 昨日(7/20)は、2018年9月から行っている秋田県25市町村一筆書きランのフィナーレでした。

 最終回は、追分駅から秋田市役所へのランです。

 その行程表です。


 秋田市役所への到着でこの秋田県25市町村一筆書きランは終了ですが、その後、ただ自宅に戻るだけではつまらないので、秋田市が作成した秋田市ウォーキングマップの中央ブロック編で紹介されているコースを辿って千秋公園に寄り道することにします。

 また、追分駅から秋田市役所までは以下のとおり、最短ルートを通ります。

 

 秋田駅から電車に乗り、追分駅に着きました。

 連絡通路を通って駅の裏口に向かいます。

 ここからこの日のランのスタートです。天候は曇りですが、時折、陽も差してきます。

 最初は、キロ6分台の半ばでゆっくりと走り始めましたが、それでもいつもの右臀部等が痛みます。私の病名は、ハムストリングス付着部炎と診断され、確かにその付着部付近が痛むのですが、以前からそこよりも10cmほど上の部分にも痛みがあり、この日はそこの部分が主に痛みます。

 それでも、走れないほどの痛みではないし、いつものことなので、気にしないで走るように努めました。

 ところが、そうこうしているうちに雨が降って来ました。天気予報では雨は降らないはずでしたので、帽子も被っていません。雨は段々激しくなり、ようやく見つけた場所で雨宿りしました。クリニックのポーチの部分です。

 待つこと20分以上でようやく雨も小降りになり、ランの再開です。いつまた土砂降りになるかもしれませんので、キロ5分台半ばまでスピードを上げましたが、そのことに気を取られてか、あまり右臀部等の痛みは感じません。

 

 ようやくこの秋田県25市町村一筆書きランのスタート・ゴール地点の秋田市役所に着きました。3年10カ月の間に32回の行程で行ったこの旅ランも終了です。

 

 さて、この後は、当初の予定どおり秋田市ウォーキングマップに沿って千秋公園に向かいます。雨もすっかり上がったようです。


 まずは、市役所裏の散歩道に行きます。

 

 次に県庁横の散歩道です。

 

 この後もマップに沿って寺町を通り、「旧大島商会」という秋田県では最初の百貨店で市内に現存するもっとも古いレンガ建造物(※2000年に国登録有形文化財)の場所へ行ったのですが、そこは道路の拡幅工事中で建物は無くなっていました

 ※家に帰ってから調べたところ、次のとおり2021年に大町1丁目に移築されていました。

www.akita-yulala.jp

 その後、ウォーキングマップには載ってはいるもののルート上には無い「那波家の水汲み場」に立ち寄るため、コースを外れました。

 「那波家の水汲み場」です。

 階段を下りて行きます。

 ここが水汲み場です。

 水は濁っていて、鯉が泳いでいました。昔はきれいな水だったんでしょうね。

 標柱の説明によると、江戸時代から明治にかけて、外町の飲み水は、ほとんど旭川(※この川)の川水を使用したそうで、川反(※現在の秋田市大町。飲食店が立ち並ぶ繁華街で有名。)の各町には共用の水汲み場があったが、現在残っているのはこの水汲み場だけ、とのことです。

 

 次に訪ねたのは、「鷹の松」です。

 この「鷹の松」は、秋田市の指定保存樹第9号となっており、久保田藩主・佐竹氏が寛永8年(1631年)に城下の町割りに際し、川沿いに土手を築き松の並木植えを行った時のものとのことですので、樹齢は390年ほどになるようです。

 

 次に、久保田城跡でもある千秋公園に行きました。二の丸跡です。

 人はほとんどいません。ただ、小学校の高学年くらいの女の子4人がランニングをしていました。そういえばもう夏休みに入ったんですね。

 紫陽花がきれいに咲いていました。

 

 公園内の池にはハスの花が今にも咲きそうになっていました。

 このハスは、大賀(おおが)ハスというもので約2,000年前の地層から発掘された種を発芽させたものの株を譲り受けて、ここで栽培しているとのことです。

 

 また、この公園のお堀でもハスの花がたくさん咲いています。今年も咲き始めました。

 このハスも以前は大賀ハスとして紹介されていましたが、現在は、それは否定されています。

 確かにここに大賀ハスを移植はしたのですが、今このお堀に咲いているハスは、大賀ハスとは異なる性質を持ったものに変化しているようです。

 そのため、また大賀ハスを数株譲り受けて、今度は交雑や自然淘汰されることを防ぐため、先ほどの池(※胡月池)で栽培しているとのことです。

 

 ここから自宅に戻り、私の秋田県25市町村一筆書きランはすべて終了しました。

 これで、私のランニングライフ10大目標は、6つ達成です!

 残る4つの目標のうち、③の「秋田→東京走破」については、新型コロナの影響でなかなか思うように進みませんが、ここ2~3年のうちには達成したいと思っています。

 ⑨の「フルマラソン80歳で完走」と⑩の「85歳でマラソン参加」については、まだまだだいぶ先のことですので、どうなるかまったく分かりません。

 問題は、⑧の「フルマラソン70歳でサブ4」です。私は、来月上旬に70歳になりますので、すぐにでもチャンスは来るのですが、長引くハムストリングス付着部炎のため現状では達成出来そうにありません。まずは、少しでも痛みを軽くし、その後には練習の質と量を上げて、この冬までにはサブ4を目指せるような状態に出来ればと思っています。

 

 なお、この秋田県25市町村一筆書きランについては、後日、このブログで振り返りを行いますので、その時は、よろしければどうぞご覧ください。

秋田県25市町村一筆書きラン(井川さくら駅~追分駅)

 昨日(7/16)は、いよいよ残すところ2回となった秋田県25市町村一筆書きラン井川さくら駅から秋田市内の追分駅までのランを行いました。

 その行程表です。

 そして、ルート図です。

 車は県立博物館の駐車場に置きました。

 ここから次回(最終回)のスタート地点である追分駅まで移動します。走っても良いのですが、追分駅からこの日のスタート地点の井川さくら駅までは電車に乗らなくてはなりませんので、なるべく汗をかかないよう、歩いて移動することにしました。

 今は全国各地で高校野球の予選が盛んに行われていますが、4年前の夏の甲子園で現在日本ハムの吉田輝星投手を擁して大活躍した金足農業高校の前を通ります。

 昨日は土曜日でしたが、野球部員はグラウンドで練習に励んでいました。

 ただ、校門のそばには、「①肖像権をめぐる無用のトラブルを防ぐため、SNS上への写真・動画の掲示、投稿を禁じます。②練習風景、試合風景などのライブ配信等は厳禁です。」との張り紙が掲示されていました。よって、その写真はお見せ出来ません。

 きっと、4年前の金農旋風の時にはいろいろトラブルがあったのでしょうね。

 

 さて、のんびり歩いて追分駅に着きました。


 ここから電車に乗り、井川さくら駅に向かう途中で雨が降って来ました。天気予報では、曇りのはずだったのですが・・・。

 井川さくら駅に着いてもまだ少し雨が降っていましたので、駅の待合室で雨宿りです。待合室と言ってもここは交流センターを兼ねており、図書コーナーもあります。

 

 待つこと5分ほどで雨も上がりましたのでスタートです。

 

 この日の行程は、国道や県道をひたすら南下するだけですので、道を間違えようもありません。ただ、走ると蒸し暑いし、やはり右臀部等が少し痛みます

 それでも、キロ6分台の前半であれば、無理なく何とか走れますので予定通り順調に進み、秋田市内に入りました。この秋田県25市町村一筆書きランで秋田市を走るのは3年10カ月ぶりです。


 雨上がりのせいか思った以上に蒸し暑く、この日2回目の給水です。激安の自動販売機がありました。

 安い物は70円からで、500mlのペットボトル入りでも100円です。私は80円の缶コーヒーを買いました。普通の自販機なら130円ですが、こんなに安くして大丈夫なのでしょうか?

 

 さて、給水も終え、最後の2~3kmは、キロ5分台の後半までスピードを上げ、追分駅に到着しました。次回は、ここからスタートして秋田市役所ですべての行程を終えることになります。


 この後は、車を置いた県立博物館の駐車場に向かいます。クールダウンとしてゆっくり走り、1.3kmほどで駐車場に着きました


 せっかくですので、県立博物館を見学することにします。これまで10数回は来たことがありますが、ここの縄文・弥生時代の展示品には特に興味を惹かれます。

 入場は特別展を除いて無料です。ただ、館内は写真撮影は禁止となっている場所が多いので、中の様子はお見せ出来ません。

 1時間ほど見学した後に、この博物館の裏手にある小泉潟公園に行ってみました。

 小泉潟公園でも博物館の裏の周辺では、梅・つつじ・藤・菖蒲などの花が楽しめます。いずれも花の時期は過ぎていますが、菖蒲園の見ごろは6月下旬となっていますので、もしかしてまだ少し花が残っているかもしれません。

 菖蒲園に着きました。やはり花はほとんど終わっています。
 ただ、晩生種の雄峯(ゆうほう)という種類だけはいくつか花が残っていました。


 この小泉潟公園には、女潟という沼を1周(2.7km)するジョギングコースがあります。その他、公園内にはサイクリングロードもありますので、これらを組み合わせると以下のとおり、変化に富んだランニングコースになります。

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 先ほどの県立博物館の見学と公園内にある水心苑という日本庭園の散策そしてこの公園内でのランニングとお楽しみが満載の小泉潟公園をこれからも時々訪れたいと思っています。 

 

秋田県25市町村一筆書きラン(井川さくら駅~井川町役場~八郎潟町役場~五城目町役場~井川さくら駅)

 私が2018年9月から行っている秋田県25市町村一筆書きランは、残すところ井川町、八郎潟町五城目町の3町となり、最後にスタート地点の秋田市に戻るまでの約45kmを残すのみとなりました。

 そして、残りの距離だけを考えると、あと2回で終了させることは十分に可能ですが、私はハムストリングス付着部炎のため、現在、なるべく走らないようにしていますので、無理をせずに残りを3分割することにします。

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 ということで、昨日(7/13)は井川さくら駅から井川町役場、八郎潟町役場、五城目町役場を訪れて井川さくら駅に戻る、15km強のランを行いました。

 その行程表です。

 そして、ルート図です。

 

 まず、井川さくら駅まで車で行って駅から少し離れた駐車場に車を置かせてもらい、井川さくら駅からランの開始です。

 

 最初の目的地である井川町役場まではすぐでした。

 

 次に八郎潟町役場に向かいます。

 実は、この日まで7日間の完全休養でハムストリングス付着部炎からの回復を図ったのですが、やはり走ると右臀部が少し痛みます。

 無理をしないでキロ6分台の後半で走ることにしました。

 天気は曇りですが、気温は30℃近くあったでしょう、蒸し暑く感じました。それでも、橋の上は涼しく、五城目町のシンボルである「森山」も良く見えます。

 

 八郎潟町の中心部に入りました。

 この「畠栄菓子舗」のあんごま餅は、評判が良くて、早めに行かないと売り切れていることが多いのですが、昨日は売り切れの張り紙が出ていなかったようなので、まだ売り切れていなかったのでしょうか?でも、ランの途中なので、買うことは出来ません。 日を改めて、何かの機会があれば、その時にしましょう。

 

 八郎潟町役場に着きました。

 実は、この八郎潟町役場には、今年の4/25にも来ています。次のブログの後半部分にもあるように、その時の旅ランのスタート地点であるサンルーラル大潟に置いた車に戻るため、大潟村への唯一の公共交通機関が利用できる八郎潟駅前へ行った時のことです。

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 この庁舎はまだ出来たばかりであり、新庁舎での業務開始は5/6からだったようです。隣にある旧庁舎は既に解体工事(?)が始まっていました。

 

 さて、今度は五城目町役場に向かいます。

 「森山」も大分近くなって来ました。

 

 五城目町役場到着です。

 

 役場の玄関前に何やら巨大な根っこのような物がありました。どうやら手前の物はブナの根っこで奥の方は秋田杉の根っこのようです。

 

 また、入口には菊花石(きっかせき)という石が展示されていました。

 この石は五城目町で採掘されたもののようです。菊花石は、その名のとおり中に菊の模様があるのですが、残念ながら私にはその菊の模様は見つけることが出来ませんでした。

 この五城目町役場で秋田県の25市町村の役所・役場をすべて訪れたことになります。後は、スタート地点の秋田市役所に戻るだけですが、この日の行程は井川さくら駅までです。

 ここから井川さくら駅までは、国道285号線を通りますが、その区間はきちんとした歩道がありますので、少しスピードアップして右臀部の様子を見てみることにしました。

 最初の1kmは、キロ6分ほどにしましたが、それほど痛みが強くなることはありません。そして、その後はキロ5分半ほどまでスピードを上げましたが、なんとかずっと我慢できそうな痛みです。結局そのスピードで2kmほど走ったのですが、これ以上無理をしてハムストリングス付着部炎を悪化させては元も子もありませんので、最後はクールダウンでゆっくり走ってこの日のランを終えました。

 井川さくら駅到着です。

 結局、この日は終始曇り空で、強い陽射しを浴びることなくランを終えられてラッキーでした。

 秋田県はまだ梅雨明けしておらず、来週の初めまではずっと雨マークになっていますので、曇りや小雨の日を見計らって残り2回となった秋田県25市町村一筆書きランを行いたいと思っています。