ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田県25市町村一筆書きラン(船越駅~潟上市役所~井川さくら駅)

 私の秋田県25市町村一筆書きランは、予定では残すところ、あと2回となりました。

 そして昨日(7/2)は、次のルートで潟上市役所、八郎潟町役場、五城目町役場それに井川町役場を一気に回る予定にしていました。

 走行距離32km以上の長丁場です。

 ただ、私には一つ不安材料がありました。

 長引く右腰・臀部の痛みですが、日常生活においてはロキソニンや湿布薬の効果か、じわーっとした放散痛はあるものの鋭い痛みはありませんでした。

 ところが、2~3日前からは、日常生活の動きの中でも時折痛みを感じるようになりました。

 なので、走ってみて、痛みが強かった場合には、八郎潟町役場、五城目町役場、井川町役場へ行くのはやめて、潟上市役所から直接、井川さくら駅へ行くつもりでスタートしました。

 

 そして、案の定、走り初めから痛みがあり、また、途中から気温が上がり、バテバテとなったため、結局、次のような短縮コースとなりました。

 そして、その実際の行程です。

 まずは、ゴール地点の井川さくら駅の駐車場に車を置いて、JRでスタート地点の船越駅に移動します。

 井川さくら駅から船越駅までの移動は、まず井川さくら駅から奥羽本線で追分駅まで行き、追分駅で男鹿線に乗り換えて船越駅に降りるのですが、男鹿線は現在すべての列車が蓄電池電車になっているようです。

 男鹿方面への旅ランは一応、今日で終了ですので、しばらくはこの蓄電池電車に乗ることもないでしょう。

 ところで、この男鹿線では無人駅での運賃の支払い方法が少し変わっています

 私が経験した限りでは、秋田県内の他の路線では無人駅で降りる時は切符を車掌さんに渡すか、ワンマン運行の場合は1番前の車両の先頭のドアで運転士さんの横にある運賃箱に切符を入れるようになっていました。この場合、ドアは先頭車両の一番前しか開きません。

 ところが、男鹿線では無人駅でも(開けようと思えば)すべてのドアが開きます。そして切符又は運賃は無人駅の運賃箱に入れるというシステムになっています。

 この緑の箱です。

 これならやろうと思えばいくらでも無賃乗車できそうですが、性善説によって成り立っているシステムなのでしょう。なんか、ほっこりしますね。

 さて、船越駅に着きました。ここからスタートです。

 

 途中の船越水道です。曇ってはいますが、蒸し暑いので早くも汗が出て来ました。いつものように、走ると腰や臀部が痛みます。

 8kmほどで天王グリーンランドに着きました。

 ここで昼食の予定だったのですが、シャツが大量の汗で濡れているのでレストランに入ることは出来ません。テイクアウトで屋外で食べようとも思ったのですが、そのような店も見当たりませんでした。

 やむなく飲み物だけにして、しばらく休憩です。

 ところで、この天王グリーンランドには「くらら」という温泉があります。しかし、最近、お湯に泥が多く含まれて入浴に適さなくなったため、現在は沸かし湯で営業しているそうです。
 そのため、通常は500円の入浴料を350円にする、との張り紙がありました。

 ここの温泉は、もともと濃い色のお湯で、次のブログの後半のとおり、私は湯船の底が見えなくて排水口に置かれた蓋のようなものにしたたかに足をぶつけて痛い思いをしたことがありますが、沸かし湯なら湯船の底もはっきり見えてもうぶつける人もいなくなるでしょう。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 まあそれはともかくとして、私はここのお湯の質が好きなので、出来れば元の泉質に戻ってくれればと願っています

 

 さて、県内25市町村ランのうちの22番目の潟上市役所は、天王グリーンランドからすぐそばです。

 潟上市役所に着きました。

 この後は、国道101号線を東に向かいますが、そこの区域は途中からすべて立体交差になっており、歩道も設けられていない部分も多くて、さながら自動車専用道路のような感じになっています。ここから先の部分です。

 

 そのためこの道路を通るのは危険ですので、この国道101号線沿いの道路を通ることにします。

 

 ただ、舗装されていない道もあり、事前にグーグルマップで確認しなければ、確実に道に迷っていたでしょう。

 

 だいぶ日差しが強くなって来ました。大量の汗をかき、ランのスピードもキロ7分台にまで落ちてきました。これ以上走るのは困難と判断し、真っすぐに井川さくら駅に向かうこととしました。

 そして、ようやく井川さくら駅に着きました。

 井川さくら駅の駐車場は広々としていて相当の台数が止められます。

 

 これでこの日の行程は終了ですが、まだ時間がありますので近くにある日本国花苑に行くこととしました。

 日本国花苑は、春には200種、2,000本の桜が咲き誇る桜の名所ですが、今の季節はバラが咲いているようです。

 日本国花苑に着きました。グラウンドゴルフ(?)で賑わっていました。

 

 ここの小高い丘の上にある定住促進センターには、温泉では無いのですが、風呂があります。まずは、風呂で汗を流しましょう。

 入浴料は300円でした。随分安いですね。風呂は10人以上が楽に入れる浴槽が一つとサウナがありました。カランは4つだけでしたが、それほど利用者はいないでしょうからこれで十分です。ただ、シャンプーが置かれておらず、ボディーシャンプーだけがありました。まあ、私にとってはシャンプーもボディーシャンプーも同じようなものです(笑)。浴室からは、遠くに日本海も見えました。

 

 風呂で汗を流した後は、バラ園に行ってみました。

 やや見頃を過ぎた感もありますが、約300種類、1,200本のバラが植えられているそうです。

 

 風呂に入り、バラも見たので後は車を運転して帰るだけです。

 ところが、運転して間もなく、足に異変を感じました。右足でブレーキやアクセルを踏むのですが、その際に脚の脛がつりそうになるのです。

 これまでふくらはぎはよくつったりするのですが、脛がつりそうになるのは初めてです。大量に汗をかいたことが影響しているのかどうかは分かりませんが、また一つ心配事が増えました。

 いずれにしろ、この右腰・臀部の痛みは一向に軽快しないので、覚悟を決めて医療機関を受診せざるを得ないようです。

 どこが良さそうか、これから調べてみます。