ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

旧69市町村ラン(象潟町、金浦町、仁賀保町)

 昨日(10/9)は、旧69市町村ランとして現在にかほ市となっている旧象潟町、旧金浦町、旧仁賀保町の町役場所在地を訪ねました。

 まず、行程表です。

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 次に、ルート図です。

 

  まず、車をゴール地点である仁賀保庁舎(旧仁賀保町役場)に置きました。広々とした駐車場がありましたので、ご迷惑にはならないでしょう。

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 ここから徒歩で仁賀保駅に向かいました。距離は600mくらいです。

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 仁賀保駅に着きました。仁賀保駅からこの日のスタート地点の象潟庁舎の最寄り駅である象潟駅へJRで向かいます。

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 象潟駅に着きました。これから象潟庁舎に向かいます。

 実は、象潟庁舎には、秋田県25市町村一筆書きランで2年ほど前に訪ねています。にかほ市は、旧仁賀保町、旧金浦町、旧象潟町の三つの町が合併して出来た市ですが、にかほ市では、本庁舎という名称は用いずに、それぞれ仁賀保庁舎、金浦庁舎、象潟庁舎という名称になっています。そして、市長室など市政の中枢部が置かれているのが象潟庁舎であることから、にかほ市のランの目的地として、象潟庁舎を訪れていたのです。

https://chuukounenrunner.hatenablog.com/entry/2020/08/27/083355

 一度旅ランで訪れているので、象潟庁舎を省略しても良いのですが、この旧69市町村ランのルールとして、現在の市町村の役所から合併前の旧役所所在地を訪ねることにしており(私が勝手に決めたのですが・・・。)、2年程前の秋田県25市町村一筆書きランの時は、金浦庁舎も仁賀保庁舎も訪ねてはいなかったため、今回は、象潟庁舎から金浦庁舎と仁賀保庁舎へ行く必要があるのです。

 

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 象潟庁舎に着きました。これから象潟駅方面に元来た道を1kmほど戻り、金浦庁舎に向かいます。

 

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 途中、道の駅象潟でトイレに寄ったほかは特にどこへも立ち寄ることなく、金浦庁舎に着きました。

 

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 金浦庁舎から仁賀保庁舎に向かう途中にある勢至公園に立ち寄りました。勢至公園は、毎年、秋田県では最初にソメイヨシノが咲く観光名所です。曇っていますが、鳥海山が良く見えますね。

 

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 勢至公園を出てから、仁賀保庁舎への最短距離を取らずに白瀬南極探検記念館に立ち寄りました。実は、私は同じ秋田県に住んでいながら一度もここに入ったことがありません。2年前に秋田県25市町村一筆書きランの時にもここを訪れたのですが、その時は休館日でした。

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 白瀬記念館の前に展示していた南極観測船「しらせ」のスクリューブレードです。砕氷船のスクリューブレードですので、もっとごついものかと思っていましたが、意外に普通でした。詳しい人からみれば全然違うのだと思いますが(笑)。

 

 白瀬記念館の入場料は300円のはずなので、300円を準備して入館したところ、「今、スタンプラリーをやっていますので、入場無料です。」と言われました。

 意味が分からなかったのですが、まあ、無料はありがたいので、深く追求せずにそのまま入りました。その時もらったパンフレットがこれです。

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 なるほど。今は、にかほ市の5つの博物館がスタンプラリーの期間中であり、その間は入場無料になっているのですね。スタンプラリーのために入場無料にするというのはなかなか大胆な企画です。

 白瀬記念館の中には、貴重な資料や展示物があり、興味深く見ることができました。

 白瀬矗は、明治の終わりに幾多の苦難を乗り越えて南極探検という大冒険を行った国民的英雄でしたが、この大冒険により多額の借金を背負い、その返済のために晩年まで苦労し、やがて人々に忘れ去られるようにして亡くなった無念はさぞかしであったでしょう。今、このような立派な記念館が出来ていることは、とても喜ばしく思えます。

 私が、小学校の低学年で読んだ偉人伝の本の中に白瀬矗もあったことを思い出しました。白瀬は、子供の頃北極の探検を志し、真冬の寒い日にも、家族からは火鉢にあたるように言われても決してそれには従わず、極地の寒さに耐えられるよう普段から努力をしていた、というようなことが書かれてあった気がします。

 普段の細かいことの積み重ねが大切なことは、すべてにおいて言えることでしょうから、私も「ぼ~っとして生きない」ようにしたいと思います(笑)。

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 白瀬記念館の向かい側にある南極公園です。ここでも鳥海山が良く見えますね。

 

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 ゴール地点の仁賀保庁舎に到着です。

 この日の走行距離は15.3kmでした。実は、10/6に千畳敷駅から越水駅の26.6kmのランを行った時、帰りの車の中で左膝に違和感を感じていましたので、また長い距離を走ると今度は痛みが出るのではないかと一抹の不安があったのですが、特にそんなことは無かったので安心しました。明日(10/11)は、秋田一ツ森RCの行事で、秋田駅~道の駅てんのうランですので、楽しみです!