ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

コーちゃんのランニング日誌(2023年8月分)

 私の8月のランニング日誌です。

 7月は、秋田県を襲った記録的大雨により自宅が浸水し、その復旧作業のためあまり走れなかったため月間走行距離は100kmにも満たないものでしたが、8月は秋田市でも観測史上最高の38.5℃を記録するなど連日猛暑日が続き、そのせいもあって月間走行距離はさらに少ない50km台半ばとなってしまいました。

 

 そのような中でも、8/2は暑さを逃れて標高の高い栗駒峠までの秋田県境越えランを行いました。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 8月に10km以上のランを行ったのはこれ1回だけです。

 その後半月は、夏バテなどで一度4km程度を走っただけで全く走ることが出来なかったのですが、9/17の田沢湖ラソン(フル)を控えて、これではいけないと8/18から再び走り始めました。

 ただ、やはり体がだるくて走れません。最初は400mほどを3回走るレペティショントレーニングもどきから始めて、翌日以降から少しずつ距離を伸ばして8/24には10km走に挑戦しました

chuukounenrunner.hatenablog.com

 場所は秋田市市立体育館のジョギングコースです。ここは使用できる日が限られているのですが、直射日光が当たる屋外よりは涼しく走れそうです。一応冷房も効いていました。

 ところが走り始めてすぐに左脚付け根(鼠径部)が痛み出しました。長い間、練習をさぼっていた後にいきなり短時間とはいえ強度の高い練習をしたのが原因かもしれません。10km走の予定を1kmで切り上げてその後はまた数日、休養せざるを得ませんでした

 

 8/27は私が所属するランニングクラブ主催のトリムマラソンがありました

chuukounenrunner.hatenablog.com

 私は、裏方に徹することになっており、今回も走ることは出来ませんでした。ただ、もし裏方をやっていなくても鼠径部の痛みのため、走ることは出来なかったと思います。

 

 それにしてもここ数年は個人的にもそして視野を日本や世界に広げて見ても忌まわしいことや良くないことが続いています

 まずは、2019年に発生した新型コロナ感染症は、世界的に猛威を振るい、ここ100年でパンデミックを起こした感染症の中では最大の死者数となっているようです。(※エイズを除く)

 日本においても多数の感染者や死者が生じ、感染防止のための行動制限で国民はかなり不自由な生活を強いられる時期もありましたが、新型コロナの感染症法の位置づけが5類に移行した今年5月頃から行動制限が大幅に緩和されました。

 ただ、コロナウィルスが無くなったわけではありませんので、感染リスクは常につきまとうわけで、最近では全国的にまた感染者が増えて来ているようです。

 特に秋田県などでは感染が急拡大し、私の周りの人たちにも最近になって感染した人が多くいます。

 中には無症状の人やごく軽い症状の人もいるようですが、高熱や咳などの症状が長い間続き、とても苦しい思いをする場合もあるようです。

 本当に、いつになったら終息するのでしょうか?

 

 また、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻もショッキングな出来事でした。

 この戦争によりウクライナでは多くの人々の命と財産が奪われ、またウクライナ軍、ロシア軍双方に多くの死傷者が出ています。

 また、この戦争の影響により燃料価格や穀物価格が高騰し、日本を含む多くの国の人々が物価高騰に苦しんでいます。

 一日も早く平和が訪れることを祈ります

 

 また、私事ながら2021年10月下旬に発病したハムストリングス付着部がまだ治らずに私のランニングライフに暗い影を落としたままです。

 痛みを我慢して走れないことはないのですが、そうすれば決まって症状が悪化しますし、かといって安静にしていても良くなる気配がなく、走力が落ちる一方です。

 さて、どうしたものでしょうか?

 

 8/29の秋田魁新報今年の夏の異常気象についての記事がありましたが、それは気象庁の「異常気象分析検討会」の分析内容をもとに書かれたようで、同様の内容がもう少し詳しく書かれているNHKの記事を見つけました。

www3.nhk.or.jp

 冒頭でも触れたように7月は秋田市でも記録的な大雨となって甚大な被害が発生し、浸水した住宅は7,000棟を超えました。

 このような記録的な大雨は全国各地で相次ぎ発生しましたが、大雨の要因として検討会では、長期的な温暖化に伴い水蒸気量が増加している傾向を挙げ、雨量が増えた可能性がある、としています。

 とすれば、近い将来また同じようなことがあるかもしれないということですね。

 また、「猛暑」についてです。

 この記事の中では、検討会の会長を務める東京大学の中村尚教授の話として、「海面水温が記録的に高く大気が冷やされにくいことに加えて、地球温暖化の影響が気温を底上げしている。梅雨明け以降の気温の上がり方が特筆すべきで、熱中症といった社会的影響もあり、歴代と比較しても圧倒的な高温で異常気象だと言える。」ということが書かれています。

 ということは、来年以降もこのような猛暑になる可能性が多分にあるということですね。

 天気予報を見てもこれから先1週間は最高気温が30℃を超え、その先もそれに近い気温が予想されていることから、9/17開催の田沢湖ラソン(フル)に向けてはたとえ体調が良くなったとしても満足な練習が出来ないものと思われます。

 果たして、スタートラインに立てるでしょうか?