ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

新企画・秋田市内バス停終点ラン①(クアドームザ・ブーン前※秋田市東部)

 私の現在進行中の旅ランの企画としては、「秋田→東京ラン」が残すところあと1回となっており、これは12月上旬に実施予定で既にホテルの予約は済ませています。

 あとは、このところ時々ブログにアップさせていただいている「秋田県境越えラン」ですが、残っている行程はいずれも奥深い山の中の道になるため、熊の出没が多い時期は出来るだけ避けようと思っているところです。

 そこで、そのような期間に手軽に行うランとして秋田市内バス停終点ラン」を開始することとしました

 その内容はというと、秋田市内を走る路線バスの終点までバスに乗り、そこから自宅までランを行う、というものです。

 秋田市は、結構広くて906.07㎢(※香川県の約半分)もありますので、中には終点から自宅まで30数kmも離れている路線もありますが、昨日(7/13)は手始めとしてもう何度も走っているコースにしました。

 それは、秋田駅西口から「仁別リゾート公園線」の終点である「クアドームザ・ブーン前」までバスで行き、そこから自宅まで走る、というものです。

 なお、バスは、概ね下の地図の県道15号線を通りますが、私は帰路はバス路線のコースではなく、県道232号線を通って自宅に戻りました。

 

 ちなみに私は、2年ほど前には自宅からクアドームザ・ブーンまで走り、入浴と食事をして、バスに乗って帰って来るという今回とは逆パターンのランを行っています。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 この「秋田市内バス停終点ラン」の力強い味方は、「シニアアキカ」です。

 「シニアアキカ」とは、秋田市が実施する高齢者コインバス用の交通ICカードで、このカードを使うと65歳以上の秋田市民が秋田中央交通が運行する市内の路線バスと秋田市マイタウン・バス(※コミュニティーバス)を、1乗車につき100円で乗車できるのです。先ほどもお話したとおり、秋田市は市域が広いので路線も長く、場合によっては運賃が1,000円以上も掛かるところを100円で行けるという、ありがたい制度です。

 

 さて、バスの乗り場となる秋田駅西口に着きました。秋田市も今は梅雨の期間中で雨の日が多いのですが、この日は梅雨の中休みのようで雨の心配は無さそうです。

 バスターミナルに「仁別リゾート公園線」のバスが来ました。

 

 バスに乗ること40分ほどで終点の「クアドームザ・ブーン」に着きました。

 出来れば一風呂浴びたいところですが、夕方になると熊の出る可能性が大きくなりますので、当初からすぐにスタートするつもりでした。

 でも、何か様子が変です。

 建物の玄関に近づいて見ると、なんと休館日との張り紙がありました。ここを利用するつもりで来ていたらショックだったでしょう。

 

 それでは、熊鈴を鳴らしながらスタートです。

 まずは、太平山リゾート公園内にある「ピクニックの森」に立ち寄りました。

 その目的は、私が所属するランニングクラブの秋田一ツ森RCでは創立30周年記念式典の付帯事業であるトリムマラソンを8/27に実施する予定ですが、ここがスタート・ゴール会場となりますので、もし雨が降った時にも雨をしのいで運営することが出来る場所があるかどうかを確かめるためです。

 このピクニックの森の駐車場にはコンクリート製のテーブルとイスがあり、雨が降らなければここを選手受付等に使えます。

 しかし、雨が降れば他に場所を探さなくてはなりません。

 休憩所は建物が老朽化して立ち入り禁止となっています。

 ただ、この奥のキャンプ場には東屋が見えます。行ってみましょう。

 駐車場から少し離れているのが難点ですが、テーブルとイスがあり、多少の雨ならしのげそうです。

 一応、雨天中止ということにしていますが、これなら晴れの予報が外れて急に雨が降って来ても、なんとか対応出来そうなので一安心です。

 

 さて、この後は太平山リゾート公園から太平地区へ向かいます。基本的には下り基調ですが、途中で1か所、長い上り坂があります。

 ただ、ここには広い歩道があり、車もあまり通りませんので、熊以外は安心です。

 スタート地点から5km弱走った所にある「山の五代」の自販機で給水しました。

 山の五代もこの日は定休日でしたが、超大盛で秋田では知られたお店です。

clocknote.jp

 私も以前一度ここで食べたことがありますが、普通盛りでも食べきれないほどの量でした。大食漢にはお勧めです!

 

 実は、この時私が走っているコースにも途中まではバスが通っています。

 山の五代から2km弱市の中心部に近い「木曽石」というバス停がその路線の終点です。ただ、こちらはコミュニティーバスでしかも予約が必要のようです。

 

 クアドームザ・ブーンから自宅までのランはこれまで何度も行っていますので、少し違った道も通ってみたいと思います。

 太平八田地区ですが、いつもは分かりやすい県道を通っていました。ただ、グーグルマップでは、県道ではなく集落の中の道路が指定されており、この方が近道のようです。少し曇って来たので写真が暗いのですが、右側にやや狭い道がありますので、そこを進みます。

 水路に沿った集落の中の道を1km走ると、いつも走っている県道に出ました。

 この後も、途中から、グーグルマップで示されたこれまで通ったことの無い道に入ったりして、少し新鮮な気分で17.2kmのランを終えました。

 このところずっと調子が悪く、キロ7分前後で走る日が多かったのですが、この日は途中から少し頑張ってキロ6分台の前半で走りました。

 相変わらずハムストリングス付着部炎による右臀部等の痛みはありますが、少しずつでも調子を上げていきたいと思っています。