ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田市内バス停終点ラン②(金足大清水※秋田市北西部)

 観測史上最高となった今年の猛暑もようやく治まったので、昨日(10/3)は久しぶりに秋田市内バス停終点ランを行いました。

 このバス停終点ランは、秋田市内を走る路線バスの終点までバスで行き、そこから自宅までランで戻る、というもので、昨日は秋田中央交通五城目線に乗って秋田市の北西部に行きました。

 五城目線は、秋田市から市外まで走る唯一(※高速バス・急行バスを除く)の路線で、潟上市を通り五城目町まで行けますが、秋田市内バス停終点ランということで、その路線の秋田市内の端である大清水バス停で降りて、そこから自宅までのランを開始します。

 ただ、旅ランと言うからには何か観光もしたいので、重要文化財に指定されている旧奈良家住宅に立ち寄り、あとは下の地図のように幹線道路を走りました。

 

 まずは、秋田駅西口まで歩いて行き、五城目線のバスに乗ります。

 

 秋田市金足にある大清水のバス停に着きました。さあ、ここからスタートです。

 実はこのコースのランは9/29に実施する予定でした。

 ところが、バスの始発となる秋田駅西口まで歩いて向かったところ右臀部の痛みが思ったより強く、これではとても長距離は走れないとすぐに諦めて帰宅しました。

 その後は全く走らずに回復に努めたためか、この日はやはり痛みはあるものの走れないほどではありません。

 

 3kmほど走って旧奈良家住宅に着きました

 この旧奈良家住宅は、江戸時代の中期に建てられた秋田県内屈指の豪農の住宅で国が指定する重要文化財になっていますが、私は来るのは初めてです。

 そしてこの旧奈良家住宅は、このブログでも何度かご紹介した秋田県立博物館の分館という扱いになっています。ただし、県立博物館からは1kmほど離れています。

www.akihaku.jp

 入場は無料ですが、私の他には誰も見学者はいません。

 さすがに豪農という感じの広い住宅でした。

 昔の生活用具も展示されています。

 懐かしい物もありました。「いずめ」というワラで編んだ籠で今で言えばベビーラックのようなものです。

 この中に赤ちゃんを入れ、布団などでくるんで外に出ないようにして親が目を放しても大丈夫なように安全を確保するもので、私は使ったことは無いのですが、昔は見たことがあります。

 10分ほどで見学を終え、あとは自宅までの約17kmを走るだけです。途中、信号もありますが、信号待ちを除いてキロ6分で走るのが目標です。

 県立博物館のそばに来ると小さな神社がありました。

 鳥居を見ると白山神社、三輪神社と書かれています。祠は一つしか無いようですが、どちらなのでしょうか?

 ここからは男潟が良く見えます。江戸時代の紀行家である菅江真澄もここを訪れたようです。

 ここからはノンストップ(※信号待ちを除く)で自宅まで走ります。

 最初はキロ5分台後半で走りましたが、最後の4kmほどは右臀部の痛みが強くなって来たこともあり、キロ6分台となってしまいました。

 結局、この日のタイムはスタートの大清水バス停から旧奈良家住宅までの2.9kmはキロ6分21秒、旧奈良家住宅から自宅までの16.9kmはキロ5分58秒とほぼ予定通りです。

 こうして久しぶりの長距離走は無事に終了しました。

 ただ、長距離走と言っても20km程度であり、10/22に迫った盛岡シティマラソン(フル)をきちんと走り切ることが出来るかどうか全く自信がありません。

 また、10/9には潟上健康マラソン(5km)があり、こちらにもエントリーしています

 潟上健康マラソンは、秋田市に隣接する潟上市が主催する大会で、何と参加料が無料です。私はこれまで2回参加しています。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 一昨日送られて来た参加者への連絡通知を見るとコースは道の駅てんのう付近に変更になっているようで参加したい気持ちは山々ですが、現在では5kmレースを走るようなスピードは無いし、無理をして速く走ろうとすればハムストリングス付着部炎を悪化させる可能性があるので今のところパスしようと思っています

 今日も、昨日のバス停終点ランで無理をしたのか、右臀部痛がいつもよりひどく、歩行時にも痛みます。

 このハムストリングス付着部炎も発症してから間もなく2年になりますが、一体いつになったら良くなるのでしょうか?