昨日(11/9)は、秋田県境越えランの第9弾として、湯沢市の横堀駅から国道108号線を通り、秋の宮温泉郷までのランを行いました。
国道108号線の県境は、もっと先の仙秋鬼首トンネルにあるのですが、そこまで一気に走るのはきついので2分割とし、その前半となります。
ただ、3日前に東北希望の襷マラソン(ハーフ)に出場し、左足親指に出来たマメがまだ痛む状況なので無事走り切れるか心配です。
ルートは次のようになります。
横堀駅には2020.11.12に旧69市町村ランで訪れているほか、先月の27日に行った国道13号線の県境越えランの際にも訪れています。
自宅から2時間半ほど車を運転して秋の宮温泉郷まで来ました。ここの秋の宮温泉郷観光案内施設に車を置かせてもらいます。
ただ、少し早く着きすぎたようですので、近くの川原の湯っこへ行ってみることにしました。
川原の湯っこには昨年の9月14日にも訪れていますが、この時は川原の湯だまりの湯が熱すぎたりぬる過ぎたりで結局足湯も出来ませんでしたので、今回はせめて足湯くらいはしたいと思います。
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川原の湯っこに着きました。先客が一人います。
その方は、温度計を持参しており温泉マニアぽかったのですが、「ここは温度が50何度かあるのでとても入れませんよ。もっと川に近い場所が良いと思います。」とアドバイスしてくれました。
そこで、川に近い場所へ移動し、川の水が適度に混じる場所を見つけました。
ここは非常に浅いのでもちろん全身浴は出来ません。近くの小屋にあるスコップを借りて掘れば可能でしょうが、それまでの時間はありません。
なので簡単に足湯にしました。しかも左足はマメが破れているので濡らさないように右足だけの足湯です。まず、一つ目的を達成しました。
なお、私は温泉が好きで、よくユーチューブで温泉紹介の動画を見るのですが、大抵は若い女性の入浴シーンがあります。
ただ、ユーチューブだと当然ながら規制があってそれは守られているようですが、見せられない部分はファンクラブに入会するとお見せします、というような甘い(?)誘惑をしている動画もあります。
これって、温泉を出しにしているようで、温泉好きの私としては少し不快感を覚えます。
そのような中で、「他の女性入浴系チャンネルとは差別化を図りたい」としてお色気路線とは一線を画した「混浴女子」というユーチューバーがいます。
この女性は、野湯が好きなようで、温泉が湧いていればどこにでも入ってしまおうとするワイルドな人です。笑顔を見せるわけでも無く、時には眉間にシワを寄せて映るなど、視聴者に媚びることなど一切ないのですが、そこが可笑しくて思わず笑ってしまうこともあります。
その彼女がこの川原の湯っこで映した動画がありましたので、興味がありましたらご覧ください。
さて、足湯の後は、秋の宮温泉郷観光案内施設に戻ります。
ここは無人のようですが、中にはトイレもあって観光客にはありがたい施設です。
近くの秋の宮山荘というホテルで乗車することになっていましたので、そこで待っているとタクシーが来ました。
乗客は、最初は私一人でしたが、途中、民家に立ち寄り、高齢の女性が乗車しました。料金は私はかなりの距離がありましたので500円でしたが、その女性は100円でした。どうやら通院などで利用する方が多いようです。
湯沢市の事業として運営しているもののようで、随分と割安に利用させていただきました。
横堀駅に着きました。ここから今日のランのスタートです。
ちょうどお昼時だったので、500mほど走ったところにある食堂でお昼にしました。
さあ、この後はゴールを目指して走るだけです。午前中は曇りがちだったのですが、晴れ間も広がって来ました。
食堂から9kmほど走ったところに「八ッ口内小公園」というポケットパーク的な公園がありました。「八ッ口内」とは、この地点から東南に点在する8つの集落を含む宮城・山形県境までの地域をかつてそう呼んでいたそうです。
ただ、ここには「五叉路公園」と書かれた標柱もありました。
どちらが正式名称なのでしょうか?
なお、五叉路とは、①鬼首峠、②神室山、③有屋峠、④院内銀山、⑤小町の郷への道が交叉していることによるもののようです。
数100年前は交通の要衝だったんでしょうね。
そして、ここには「目覚めの清水」という湧き水がありました。
水質検査もしているようなので、安心して飲みました。美味しかったです。
さて、後はこの日のゴールまでノンストップです。この日のルートは歩道が設けられているところが多く、安心して走ることが出来ました。
ゴール地点の秋の宮温泉郷観光案内施設に着きました。
結局、昨日は18km弱を1km当り平均6分30秒ほどで走りましたが、左足のマメはさほど気になりませんでした。
ランの後は、先ほどの秋の宮山荘で入浴です。
秋の宮山荘は秋田県が所有する温泉施設ですが、コロナ禍による収益悪化で運営を担っていた企業が撤退し、今年7月から営業を休止していました。
しかし、新たな指定管理者により今月1日から営業を再開しましたので、そのお陰で広々とした温泉を楽しむことが出来ました。
入浴を終えても日没までは大分時間がありますし、天気もだいぶ良くなって来たので帰りは少し遠回りして川原毛地獄・泥湯温泉・三途川渓谷経由で帰ることにしました。晩秋の山岳道路を走るのも楽しみです。
標高1000m近くまで上りましたので、周りの山が眼下に見えます。紅葉が綺麗です。
川原毛地獄に着きました。夕方でしたので、さすがに昨日は誰もいませんでした。
このあと車は、紅葉の木々の中を走り快適なドライブだったのですが、残念ながら三途川渓谷に着いた頃には渓谷には太陽の光が当たらなくなっており、絶景を楽しむことは出来ませんでした。
その楽しみは来年に取っておこうと思います。