昨日(4/28)は、秋田県境越えランの第13弾として秋の宮温泉郷から国道108号線を走り、鬼首トンネル内の宮城県との県境までを往復しました。
これは、昨年11/9に行った国道108号線県境越えランの続きになります。
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昨日のコースは次のとおりです。
実は、このコースは以前にも一度走ったことがあります。
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ただ、その時は鬼首トンネルの入口まででしたが、宮城県境はそこからトンネル内を2.5kmほど進んだところですので今回はそのトンネル内を走らなくてはなりません。
トンネル内の状況がよく分かりませんので、少し心配です。
車を2時間半ほど走らせて、スタート地点である秋の宮温泉郷観光案内施設に着きました。
ここからスタートです。天気が良く暖かいランニング日和です。
標高差はグーグルマップによると183mであり、往路は上り基調です。おおよその目安として前半はキロ6分台前半、後半はキロ5分台後半で走りたいと思います。
3.7kmほど走ると「小町見返りの橋」の手前に国道108号線の旧道への入口がありました。でも、現在は通行止めになっているようです。
「カモシカ橋」のあたりからは旧道が良く見えます。
旧道は、鬼首峠を通る道ですが、道幅が狭く大型車通行止めで冬期間は豪雪のため全面通行止めになっていたため、年間を通して通行が可能となるようバイパス道路の工事が行われて、1996年に鬼首トンネルを含む鬼首道路が完成したとのことです。
写真を見てください。急峻な崖にへばりつくようにスノーシェッドが連なっています。27年ほど前まではこんなところを通っていたんですね。
鬼首トンネルの入口に着きました。
トンネル内はこのようになっていました。
歩行者用の通路の幅は50~60cmほどしかなく、路側帯の幅も50cmほどしかないようです。これでは、車が路側帯のギリギリのところを走ると歩行者との距離は1mほどとなってしまい危険です。
そこでまずは右側通行とし、対向車が来たら立ち止まって車をやり過ごすことにしました。
ところがなんと、トンネル内で追い越しをするトラックがいて右側の車線つまり私のすぐ横を後ろから通って行くのです。これは予期していないことなので非常に危険です。
確かトンネル内での追い越しは禁止のはずですが、そんな車が3台もいました。
ということで、前だけを注意するのではなく、車の音が聞こえたらまずは立ち止まることにしました。
そんなこんなでハラハラしながら2.5kmほど進み、ようやく宮城県との県境に着きました。
灯りがついているところが県境で、「宮城県」と書かれていました。
そこを通り過ぎて振り返ると「秋田県」と書かれていましたが、文字が消えかけていてこの写真ではよく分かりませんね。
そこから引き返し、ようやくトンネルを脱出するとあとは下り基調の道を走るだけです。右臀部に痛みはあるものの、気持ち良く走ってスタート地点に戻りました。
ラップタイムは次のとおりです。
上りの区間はほぼ予定通りにキロ6分台の前半で、そして下りの区間もほぼ予定通りにキロ5分台の後半で走ることが出来ました。トンネル内では、かなりゆっくりのスピードになっていますが、これは先ほどお話した事情によるものですので、やむを得ません。
さて、走り終わってからは近くの温泉で入浴です。ここは秋の宮温泉郷ですのでどこの温泉に入ろうか迷ってしまいましたが、この日走ったコース上に「宝寿温泉」という源泉かけ流しの穴場的な温泉があるようですので、そこへ行ってみました
温泉のある建物の右のレストランで500円を支払って入館しました。
やはり源泉かけ流しのようです。
浴室には私の他はお一人だけ入浴していましたが、その方が出てからは誰も来ませんでしたので、後で1枚写真を撮らせていただきました。
5~6人入ればいっぱいになるくらいの狭い浴槽ですが、源泉かけ流しのお湯が豊富に注がれ、ぬるめですのでゆっくりと入っていられます。
満足して温泉を出てから、帰宅途中に秋田県では有名な(?)「おしら様の枝垂れ桜」というものがあることを思い出し、カーナビを頼りにそこへ行ってみました。
秋田県でも今年は桜の開花が例年より随分早かったので、もう枝垂れ桜もおわっているかもと思っていたのですが、沿道には「おしら様の枝垂れ桜」と書かれた幟旗がたくさん並んでいましたので、もしかしてまだ咲いているかもしれません。
駐車場に着きました。
駐車場には募金箱が置かれ、「協力金100円お願いします」と書かれていましたので100円を箱に入れ、幟旗を目印に進みました。
どうやらこれが「おしら様の枝垂れ桜」のようです。花はもう散っていました。
ただ、その奥に花の咲いている木がありますので行ってみましょう。
近づいて見ると説明看板があり、これは「白山神社の枝垂れ桜」というそうです。
ただ、これは「枝垂れ桜」とは言っているものの、あまり枝が垂れていないようです。今頃まで花が残っていることから考えても「おしら様の枝垂れ桜」とは桜の種類が違うのかもしれませんね。
まあ、花が咲いている状態の「おしら様の枝垂れ桜」を見ることはできませんでしたが、桜の木の大きさなどは分かったので無駄足ではなかったということにしましょう。
枝垂れ桜といえば、東北では何と言っても福島県の三春滝桜が有名で、私は現在進行中の秋田→東京の旅ランの途中でそこに立ち寄ることを計画していたのですが、コロナ禍の影響で、結局桜の時期にはその周辺を通ることが出来ずに断念しました。
機会があれば、日本三大桜の一つに数えられる「三春滝桜」を一度は見たいと思っています。