ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

旧69市町村ラン(阿仁町)

 昨日(9/4)は、旧69市町村ランとして、今は北秋田市となっている旧阿仁町を走りました。

 コースは、前回(8/27)に北秋田市役所(旧鷹巣町役場)から旧合川町役場、旧森吉町役場を経て米内沢駅まで走りましたので、その続きとして米内沢駅から現在は北秋田市役所阿仁庁舎となっている旧阿仁町役場までの約18kmのコースです。

 行程表は次のとおりです。なお、行程は当初の予定から若干変更になりましたので、変更後の実際の行程を記載しています。

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 次はルート図です。

 

 さて、自宅を予定通り出発しましたが、道路が思いがけずすいていることもあって、大分早く着きそうです。

 そこで、少し寄り道して森吉山ダムに立ち寄りました。森吉山ダムには工事中の時は通ったのですが、完成してからはまだ一度も来ていません。

 森吉山ダム広報館に着きました。

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 広報館の中には森吉山ダムを紹介するパネルなどのほか、伊勢堂岱遺跡から発掘された出土品などの展示がありました。

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 展望デッキからは森吉山ダムが良く見えます。展望デッキは、隣の森吉山ダム管理支所につながっており、そちらの展望デッキから見た景色です。

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 森吉山ダムから15分ほどでランのゴール地点である阿仁庁舎に到着しました。ここに車を置きます。

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 阿仁庁舎のすぐそばに異人館があります。ゴール後にここを見学することも考えていましたので少し下見をしました。

 ところが工事中のようです。

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 どうやら開館はしているようですが、少し興醒めしましたので、見学は取りやめることにしました。

 

 最寄りの阿仁合駅に着きました。駅舎にはレストランなどもあり以外に大きな駅でした。

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 阿仁合駅には車両基地もありました。やはり基幹的な駅なのですね。

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 阿仁合駅からは秋田内陸縦貫鉄道で米内沢駅に向かうのですが、途中の沿線に田んぼアートが作られていました。

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 阿仁合駅と小渕駅の間です。これは阿仁マタギと狩猟犬ですね。

 また、前田南駅と阿仁前田温泉駅の間にも田んぼアートがありました。

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 これは何を表しているのかよく分かりません。家に帰ってから調べたら「花の森吉山」を表しているのだそうです。7月頃見ると色が鮮やかなのでそれらしく見えるようです。

 

 米内沢駅に到着です。ここからランのスタートです。

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 天気は曇りでこの時期にしては涼しく感じます。阿仁川です。

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 途中、歩道にかぼちゃが実を付けていました。なかなか見ない光景です。

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 予定では、コンベンションホール四季美館のレストランで昼食を摂る予定でしたが結構背中に汗をかき、椅子に座るのはためらわれましたので、ここでの昼食は諦めました。また、外には飲み物の自販機があったのですが、空き缶のゴミ箱がありません。空き缶を持ってここから8kmも走るのは嫌なので給水も諦めました。

 

 結局、その後は自販機は無く、ゴール地点の阿仁庁舎に着きました。

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 この日は腰に張りがあり、また序盤は身体が重かったのですが、18kmをキロ6分弱で走りましたので、それなりに良い練習になったと思います。ただ、このような旅ランでは集中しての走りは難しいので、今後は、たまには長距離のペース走なども取り入れたいと思っているところです。 

秋田市とその周辺のお勧めランニングコース8(下浜サンセットロード往復)

 久々の「秋田市とその周辺のお勧めランニングコース」です。

 昨日(9/2)は、秋田市下浜に昨年3月に開通した下浜サンセットロードを走りました。

 サンセットロードというからには日没の頃の景色が素晴らしいのでしょうが、私はこれまで下浜サンセットロードを夕方に走ったことはありませんでしたので、その頃に時間を合わせて桂浜海水浴場に車で向かいました。

 

 桂浜海水浴場に着きました。今年は新型コロナ感染症の影響で海水浴場が開設されていないこともあってか、人影はまばらです。

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 次が、昨日走ったコースです。

 走り始めたのは午後4時半を過ぎていましたが、快晴で気温はまだ27度くらいありました。

 「下浜サンセットロード」は愛称であり、正式名は「下浜道路」というようですが、起点は秋田市下浜羽川、終点は秋田市浜田字境川の延長6.2kmの路線です。

 

 桂浜海水浴場を出て国道7号線を南に進みます。この時点で既に下浜サンセットロードに入っていることになるようです。

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 案内標識の支柱に下浜サンセットロードの看板が取り付けられているのが見えます。

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 ここで旧道と分岐します。

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 下浜サンセットロードは歩道が広く(幅員は2.5mほどありそうです。)走りやすいです。また、適度なアップダウンがあり、坂道ランの練習にもなります。

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 だいぶ上まで上って来ました。

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 ここで再び旧道と合流します。f:id:chuukounenrunner:20210903140524j:plain

 下浜サンセットロードの始点はこの辺でしょうか?もう少し先まで進んでみます。

 

 雪川橋まで来ました。この先は由利本荘市なのでここで引き返します。

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 下浜サンセットロードは秋田市に向かう方向(この日の場合は復路)の方が景色が良く見えます。ちょうど夕陽が落ちてきました。

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 桂浜海水浴場に着きました。もうすぐ夕陽が沈もうとしています。

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 スタートの時には、人影がまばらでしたが、今はところどころに人が見えます。夕陽を見に来たのでしょう。

 

 今まさに夕陽が沈みます。

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 男鹿半島のシルエットが浮かんでいます。浜辺の男女もロマンティックな気分になっているのでしょうか?

 

 完全に太陽が沈みました。オレンジ色の空が綺麗です。

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 こうして私の下浜サンセットロードランは終わりました。やはりこのコースは夕方、しかも快晴の日がお勧めです。

 ただ、車の交通量が多いし、また歩行者やランニングをしている人はほとんどいないので、車からはかなり目立ってしまいます。ですので、恥ずかしがり屋の方にはお勧めしません(笑)。

コーちゃんのランニング日誌(2021年8月分)

 8月の私のランニング日誌です。

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 私の住む秋田市は、今年の夏は梅雨明けが早く、そして8月に入ってからも猛暑が続きました。

 8月上旬は連日のように熱中症警戒アラートが出され、ランニングどころではありません。

 そこで、涼を求めつつ、トレーニングにもなるように、8/3は八幡平の焼山への登山を行いました。途中、ワイルドな野天湯にも入れて楽しいトレッキングでした。

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 8/11には栗駒山の麓の須川高原で坂道走を行いました。距離は15km弱でしたが、高地で涼しい分、きちんとした走りができました。

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 そして8/16には、鳥海山の北側の麓にある鳥海高原を走りました。この時は近くの桑の木台湿原までのトレイルランも行い、合計で24km強とそれなりの距離になりました。

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 次に8/20には、今度は鳥海山の西側の登山口のある鉾立と山形県側にあり標高1000mの大平山荘との間の鳥海ブルーラインを3往復する20km弱の坂道ランを行いました。     この日も高地なので涼しく走ることが出来ました。

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 また、8/24には本格的な(?)トレイルランに挑戦しました。十和田湖の外輪山のひとつである白地山は比較的アップダウンが緩やかで、登山道に岩場が無いので、走るのには最適でした。

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 8/27は、久しぶりの県内旧69市町村ランとして、現在は北秋田市役所となっている旧鷹巣町役場から旧合川町役場そして旧森吉町役場まで走りました。ようやく少し涼しくなってきたので、これからはまた少しずつ県内旧69市町村ランを行いたいと考えています。

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 そして8/29には、藤里駒ヶ岳への登山を行いました。藤里駒ヶ岳に登るのは30年ぶりでした。

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 こうして見るとロードでの長距離走などフルマラソンに必要とされる練習は一度もしていませんね。ただ、8月前半の暑さの中で250kmを走れたので、まあ頑張った方でしょう。

 新型コロナ感染症の影響で全国各地のマラソン大会が次々と中止を決定する中で、私がエントリーしている10/17の大町アルプスマラソンと11/28の富士山マラソンは現在のところ実施の方向で進んでいるようです。少しずつでも感染が収束の方向に向かい、大会が無事に開催されることを祈っています。

 また、昨日(8/31)は、10/9に地元の秋田市で開催される秋田ファミリーマラソンにエントリーしました。今年は最長種目で5kmしかないので物足りないのですが、大町アルプスマラソンの足慣らしとして走ろうと思っています。

 9月は、長距離走を組み込むなど、フルマラソンを意識した練習をするつもりです。

 

30年ぶりの藤里駒ヶ岳登山

 昨日(8/29)は、30年ぶりに白神山地の藤里駒ヶ岳に行って来ました。

 車で黒石沢登山口までは3時間近く掛かるので、途中にある峨瓏(がろう)の滝でトイレ休憩です。

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 黒石林道を通って藤里駒ヶ岳の登山口である黒石沢登山口に着きました。30年前に来た時は、林道は砂利道だったと思いますが、現在は林道もすべて舗装されていました。ただ、道幅の狭さは解消されておらず、これはやむを得ないでしょう。

 駐車場も舗装されており、新しいトイレが設置されていました。

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 さあ、登山開始です。

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 この登山口から藤里駒ヶ岳山頂までは、2つのルートがあります。

 歩き始めて5分ほどで2つのルートの分岐点に着きました。

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 左の新道を進むことにしました。30年前に来た時には、この道は無かったような気がします。(?)

 最初は、歩きやすい道でした。

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 この日も走友のY.S.さんと一緒です。

 傾斜が緩いところは少し走って上ったりしたのですが、やがて道が険しくなって来ました。標高差は350mほどしかないのですが、それを2kmほどの短い距離で登らなくてはなりませんので、その分、傾斜も急になるのでしょう。

 汗をかきかき頂上に着きました。2.3kmほどの道のりを52分で到着です。

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 頭上は青い空が広がっているのですが、周りの山にはすべて雲が掛かっており、山並みはぼんやりしています。ただ、上の写真の左端にうっすらと三角形の岩木山が見えるのがお分かりでしょうか?

 それにしてもこの藤里駒ヶ岳まではアプローチが長く、まさに深山幽谷の感があります。山以外は何も見えません。

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 山頂で昼食を済ませ、下山です。

 帰りは旧道を通ります。この道は30年前に通った道です。ただ、前日の雨で道が滑りやすくなっており、傾斜も急なので慎重に下りなくてはなりません。最初の1kmで32分も掛かりました。

 やがて傾斜も緩やかになり田苗代(たなしろ)湿原に着きました。

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 8月も終わりに近づいていますので、花はあまり咲いていません。ただ、エゾオヤマリンドウ(?)は咲き始めていました。

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 この先は登山口までほとんど平坦なコースです。

 登山口の駐車場に着きました。帰りは2.6kmを64分かけての下りでした。

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 結局、この日は2組の登山客しか見かけませんでした。だた、登山前には4~5台の車が止まっていましたので、オフシーズンとは言え、それなりに登山に来る人がいたようです。

 

 このあと、帰路の途中にある岳岱自然観察教育林へ行き、見学を兼ねてトレイルランをしました。

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 岳岱の説明看板を見ると、岳岱は森と人の関わりの変遷が見える場所、とのことです。つまり、岳岱に生えていたブナの原生林を伐採し、その後自然に再生した場所や杉を植林した場所、それに伐採が行われずに原生林として残っている場所が見学できる、ということのようです。

 

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 ブナの林の中には、大きな岩があたかもどこからか飛んできたような状態でところどころにありました。飛んでくるとすればここら辺では藤里駒ヶ岳しかないでしょうが、藤里駒ヶ岳って火山でしたっけ?

 教育林のエリア内にある多目的展示施設に行ったらそのことについての説明がありました。「岳岱は、藤里駒ヶ岳の噴火活動によると考えられる大きな岩が至る所に見られ・・・」とあります。やはり火山だったのですね。噴火は記録としては残っていないものの火山灰が堆積しているようですので、火山だったのでしょう。

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 エリア内には、木道やウッドチップが敷き詰められた歩道がめぐらされており、コース一周1.8kmとのことでした。気持ちよく走れます。

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 エリア内には「森の巨人たち100選」に選ばれている推定樹齢400年のブナの巨木がありました。

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 エリア内にはモリアオガエルの池もありました。

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 何の変哲もない水たまりのような池ですが、モリアオガエルは地域によっては天然記念物に指定されているそうなので、希少なものなのでしょう。

 ただ、残念ながら池の中にはカエルらしきものはおらず、おたまじゃくしだけはいました。カエルはもう池の中から出て行ったのでしょう。

 

 30分ほどトレランと見学を楽しんだ後、来るときに立ち寄った峨瓏の滝の近くにある湯の沢温泉のゆとりあ藤里で入浴です。

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 入浴料金450円を支払って中に入りました。ここは、白神ブナのマラソンの参加賞として無料入浴券がもらえるので、いつもその時に入浴しています。

 白神ブナの森マラソンは、この建物のそばを発着とし、いくつもの峠を越えて素波里ダムまでを往復する厳しいコースの大会です。詳細については、次のブログをご覧ください。

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 この大会も他のほとんどの大会と同様に新型コロナ感染症の影響で昨年、今年と中止になりました。来年こそはまたあの激坂を走ってみたいものだと思っています。

旧69市町村ラン(鷹巣町・合川町・森吉町)

 昨日(8/27)は、旧69市町村ランとして、今は北秋田市となっている旧鷹巣町、旧合川町、旧森吉町を走りました。

 その行程表です。

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 次にルート図です。

 

 まずは、車をゴール地点である米内沢駅に置き、旧鷹巣町役場だった北秋田市役所の最寄り駅である鷹巣駅まで秋田内陸縦貫鉄道で移動します。

 米内沢駅です。

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 電車(正確には気動車?)が来ました。

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 縄文小ヶ田駅に着くと、車内から田んぼアートが見えました。

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 右側に見えるのは土偶をデザインしたものでしょうか?縄文小ヶ田駅は、この夏に世界文化遺産に登録された伊勢堂岱遺跡の最寄り駅です。

 この写真ではよく分かりませんが、キティちゃんの頭の上の林の手前に伊勢堂岱遺跡の展示館である縄文館が見えました。

 伊勢堂岱遺跡は、今年の6/9に秋田県25市町村一筆書きランとして北秋田市から上小阿仁村へ走った時に立ち寄っています。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 電車が鷹巣駅に着きました。

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 ここからこの日の旅ランのスタートです。気温は27度ほどでしょうか?曇っていますので、それほど暑さは感じません。

 

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 北秋田市役所に着きました。ここは旧鷹巣町役場だった所です。少し日差しも出て来ました。

 この日の行程では、特に観光スポットもないので(※伊勢堂岱遺跡は今年の6/9に行ったのでパスします)大館能代空港のそばのふれあい緑地の展望台に寄ってみることにしました。

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 ここが展望台です。北側は雲が掛かっていて良く見えません。

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 南側には大館能代空港があるのですが、わずかに滑走路が見えるだけでした。

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 滑走路をイメージしたタイル舗装が唯一空港を感じさせるものでした。 

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 この日の最初の目的地である旧合川町役場の所在地(北秋田市合川庁舎)に着きました。建物はそれほど新しくなかったので、合川町役場もこの建物だったと思われます。

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 次に旧森吉町役場の所在地に向かいます。

 陽射しが強くなり、暑くなって来ました。温度計では28度になっています。

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 涼を求め、6/9も立ち寄った鹿嶋神社で小休止です。

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 ここまで一度も給水していません。この日は身軽にしようと思い、リュックを背負っていませんので、水も持参していません。

 飲み物の自販機もなかなか見つからず、やっと自販機が見つかったのは2番目の目的地である森吉総合窓口センターのすぐそばでした。

 ようやく給水出来たのは良かったのですが、自販機の周りには空き缶入れのゴミ箱がありません。やむなく、その後は空き缶を持って走ることになりました。スマホと汗拭きのタオルハンカチに加え、空き缶まで持って走るのは大変でした。

 

 旧森吉町役場の所在地に着きました。現在は、北秋田市役所森吉総合窓口センターになっていますが、ここもそれほど新しい建物ではありませんので、たぶんこの建物が森吉町役場だったのでしょう。

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2021.9.5追記

 どうやら上の写真は建物の裏側のようです。9/4に国道105号線から正面からの写真を撮りましたので掲載します。

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 旧森吉町役場からは2km弱で車を置いている米内沢駅に着きました。

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 これでこの日の行程は終了ですが、たっぷり汗をかいたので、近くの温泉のあゆっこへ行きました。

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 入浴料金は500円でした。まあ、普通ですね。

 入浴客は私の他には一人で浴槽が一つ、それにサウナがありましたが、新型コロナの影響でしょうか、利用休止となっていました。

 そして更衣室と浴室の蛇口には「シャワーから熱湯が出ることがありますのでご注意下さい」との注意書きがありました。

 そのため温度設定を低くし、蛇口から出るお湯を桶にためて手を付けてみると特に問題は無かったので安心してシャワーにしたらいきなり熱湯が出て来たのです。その熱湯が手の甲に掛かり、火傷をしたようで、少しひりひりします。

 でも、熱湯が出るのは最初だけのようで、その後は普通の温度になりましたので、なんとか髪も洗うことが出来ました。

 もし、この「あゆっこ」をこれから利用する方は、最初はシャワーが体に当たらないようにする方が良いと思います。

 

 この日で旧69市町村のうち40の旧市町村役場を訪れたことになります。夏は暑いので、しばらく旅ランを休んでいましたが、秋になって少し涼しくなれば、月に2~3回は旅ランをしたいと思っていますので、よろしければ、またご覧ください。
 

白地山でトレイルランをしました

 昨日(8/24)は、十和田湖の外輪山の一つである白地山(標高1,034m)でトレイルランを行いました。コースは、樹海ラインの鉛山峠登山口から白地山山頂までの14km強のコースですが、比較的アップダウンが少なく岩場なども無くてトレイルラン向きの登山道です。

 コースは、次のブログと同じですので、ご覧ください。

www.yamareco.com

 鉛山峠登山道口駐車場に着きました。大きな案内図があります。

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 さあ、これからトレイルラン開始です。私は、このコースの途中までは、たけのこ採りで数年前までは毎年来ていましたが、ここ数年は熊が怖くて来ていません。ただこの日は走友のY.S.さんが一緒ですし、熊鈴とラジオを持参して万全の態勢です。

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 登山道は、このように走りやすい、絶好のトレイルラン向きのコースになっている部分も多くあります。

 

 十和田湖のビューポイントである白雲亭に着きました。

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 薄曇りのため十和田湖の水面も鮮やかなブルーとは言えません。ここまで登山口から1.5kmで所要時間は17分ほどです。ここで昼食です。

 

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 再び、トレラン開始です。ただ、ところどころ道が荒れていたり、崖っぷちを歩く場所があります。そのような場所では、慎重に歩きます。

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  登山口から3.4kmほどのミソナゲ峠付近までは、小さなアップダウンの繰り返しで比較的走りやすいのですが、その後は1.7kmで標高差130mほどを上る急傾斜となります。

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 もうひとつの登山口である大川岱との分岐点に着きました。ここからも十和田湖が良く見えます。

 

 この先は山頂まで、ほぼなだらかなコースになります。

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 白地山湿原です。

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 夏も終わりに近づき、花の季節は終わっていますが、秋に咲くミヤマリンドウ(たぶん。それともエゾオヤマリンドウ?)が咲き始めていました。

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 山頂に着きました。昼食を摂った白雲亭からここまでは5.8kmで所要時間は78分ほどでした。

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 山頂はそれほど広くありません。山頂まで来たのは、私は27年ぶりで、Y.S.さんは34年ぶりとのことです。 f:id:chuukounenrunner:20210825134940j:plain

 山頂からは、360度見渡せるのですが、残念ながら曇っていて山の輪郭がぼんやりしています。雲が厚くなって来ましたので、雨が降る前にと帰途を急ぎます。

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 復路は、白雲亭で給水をしたほかはノンストップで走り、7.1kmを所要時間は81分でした。標高800m台から1,000m台のコースでしたので、気温は23度くらいだったと思います。走っていればさすがに暑いですが、休憩していると涼しく感じました。

 

 帰りは樹海ライン上にある大館市の雪沢温泉清風荘で入浴です。

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 ここは白地山でたけのこ採りをした帰りにいつも寄っていました。入浴料金400円を支払って入ります。

 コロナ禍の中ではありますが、地元のお客さんらしい人たちでそれなりに賑わっていました。広い露天風呂でのんびりと入浴して初めての本格的な(?)トレイルランの疲れを癒しました。

 これからも機会があればトレランの真似事をしたいと思っています。
 

夏でも涼しく走れる(?)ランニングコースその5(鳥海山ブルーライン※大平山荘~鉾立)

 私の住む秋田市は、天気予報では9月上旬までほとんど雨になっていますが、昨日(8/20)は晴れで暑くなる予報だったので、また高地ランを行いました。

 コースは、山形県遊佐町の大平山荘(標高1,000m)から鳥海ブルーラインを上り、鳥海ブルーラインの最高地点のある鉾立まで行って大平山荘に戻るコースを3往復するという約20km、標高差160mほどのコースです。

 

 車で秋田県側の鳥海ブルーラインを上り、鳥海山の5合目近くで写真を撮りました。快晴です。

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 スタート地点の大平(おおだいら)山荘に着きました。

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 ここは、私が毎年出場している鳥海ブルーライン登山マラソンのゴール地点で、大平山荘はレース終了後の表彰式会場になっています。

 鳥海ブルーライン登山マラソンについては、次の記事をご覧ください。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 さて、ラン開始です。気温は23度ほどで涼しく感じます。

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 コースは、片道3.3kmで行きは160mほど上るのですが、途中で平坦な場所や少し下る場所もあるため、結構急な上りもあります。10%の勾配の標識が3か所もありました。

 

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 もうすぐ鉾立です。ここは標高1,150mとなっていました。

 

 鉾立の駐車場に着きました。平日にもかかわらず多くの車が止まっています。ここで引き返して来た道を戻ります。

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 復路は、一部を除いて急な下りが続きます。下界の景色を見ながら気持ちよく走りました。

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 スタート地点に戻り、2往復目に入ります。この日も一緒だった走友のY.S.さんも戻って来ました。

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 2往復目には、8/16の須川高原ランに続いて、またしても道路で飛べなくなっているエゾゼミを見つけました。孫との話のネタにと思って捕まえましたが、今度のセミは家に着いて半日以上経ってもまだ生きています。

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 こうして二人とも無事3往復を終えました。

 約20kmを2時間弱で走りましたのでキロ6分をわずかに切るくらいの速度ですが、アップダウンを考えると十分良い練習になったと思います。

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 この場所は、鳥海ブルーライン登山マラソンのゴール地点であり、毎回、各選手のゴールの写真が送られてきます。

 

 ここの駐車場の奥には展望台があり、海が綺麗に見えます。飛島も見えました。

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 さて、この後は予定では大平山荘で入浴して、レストランで昼食をしてから、獅子ヶ鼻湿原で散策となっています。

 ところが大平山荘の玄関まで行くと風呂は水不足のため入浴できません、との張り紙がありました。

 やむなく、どこか近くに温泉がないものか探したところ、獅子ヶ鼻湿原のそばに湯の台温泉という温泉があるのを見つけました。そして、食事については湯の台食堂という食堂があり、名前からして温泉のそばにありそうです。

 さっそく湯の台温泉へ行ってみました。そして、予想通り湯の台食堂が温泉の隣にありました。

 午後1時が過ぎても店内は満席で外で待っている客もいましたが、Y.S.さんが店に営業時間を確認してくれ、午後3時まで営業していることが分かりましたので安心して湯の台温泉で入浴しました。入浴料は300円と破格の安値です。汗を流してさっぱりしたのですが、張り紙があり、8/23~8/27までは休業とのことでした。

 もしこの期間にこのランを実行していたら大平山荘で入浴できなくて湯の台温泉に来てもここでも入浴出来ないことが分かり、やむなく象潟の海岸沿い辺りの温泉に行ってから獅子ヶ鼻湿原に行くと既に入山時刻(※午後3時までになっていました。)が終わっており、かなりの遠回りをしたばかりでなく、散策も出来ないという最悪の結果になっていたことでしょう。危ない危ない。

 入浴後に湯の台食堂に行きました。

 ここはラーメン店ですが、色紙を見るとTVの番組の取材などもある人気店のようで、もっちりした太めの麺でした。店の場所から考えてもお客さんは通りすがりの人は少なく、遠くからわざわざこの店に食べに来ているような感じがします。店を出たのは、午後2時を過ぎていましたが、外で多くの人が待っていました。大繁盛です。

 

 食堂を出て車で10分ほどで獅子ヶ鼻湿原の入口である中島台レクリエーションの森の駐車場に着きました。車は数台しか止まっていません。

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 森の中を歩いて行くと木道があり、結局、散策路には一部を除いてほとんどに木道が敷き詰められていました。ここに来るのは20年ぶりくらいですが、その時にはこれほど完璧には整備されていなかったような気がします。

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 最初に最大級のブナの奇形木と言われる「あがりこ大王」に行きました。樹齢は推定300年とのことです。

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 この後は、国の天然記念になっている獅子ヶ鼻湿原に入ります。

 散策路を歩いている間ずっとセミの鳴き声が聞こえます。普通はアカマツの木のずっと上で鳴いているエゾゼミの鳴き声がブナの木の比較的低い場所で聞こえました。

 見つけました。次の写真の上の方にいるのがお分かりでしょうか?また話のネタができました。

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 散策路をほぼ1周して有名な鳥海マリモの群生地に着きました。

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 この辺は、湧水地からの水が集まっており、すごい水量です。

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 水の中にある緑色の苔のようなものが鳥海マリモです。

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 この後は、まっすぐに駐車場に戻りました。散策路の総延長は5.1kmで所要時間は2時間20分のようですが、少し急ぎ足で歩きましたので1時間30分ほどで着きました。

 この日は大平山荘の風呂が休業という思いがけないピンチがありましたが、終わってみれば、結局予定通りの帰宅時間となりました。

 秋田市では33度まで気温が上がったようですが、そのような時に涼しく過ごせて有意義な一日となりました。