ある中高年ランナーの悪あが記

加齢に伴う衰えを感じつつ、それを受け入れたくない中高年ランナーの奮闘記

30年ぶりの藤里駒ヶ岳登山

 昨日(8/29)は、30年ぶりに白神山地の藤里駒ヶ岳に行って来ました。

 車で黒石沢登山口までは3時間近く掛かるので、途中にある峨瓏(がろう)の滝でトイレ休憩です。

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 黒石林道を通って藤里駒ヶ岳の登山口である黒石沢登山口に着きました。30年前に来た時は、林道は砂利道だったと思いますが、現在は林道もすべて舗装されていました。ただ、道幅の狭さは解消されておらず、これはやむを得ないでしょう。

 駐車場も舗装されており、新しいトイレが設置されていました。

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 さあ、登山開始です。

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 この登山口から藤里駒ヶ岳山頂までは、2つのルートがあります。

 歩き始めて5分ほどで2つのルートの分岐点に着きました。

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 左の新道を進むことにしました。30年前に来た時には、この道は無かったような気がします。(?)

 最初は、歩きやすい道でした。

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 この日も走友のY.S.さんと一緒です。

 傾斜が緩いところは少し走って上ったりしたのですが、やがて道が険しくなって来ました。標高差は350mほどしかないのですが、それを2kmほどの短い距離で登らなくてはなりませんので、その分、傾斜も急になるのでしょう。

 汗をかきかき頂上に着きました。2.3kmほどの道のりを52分で到着です。

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 頭上は青い空が広がっているのですが、周りの山にはすべて雲が掛かっており、山並みはぼんやりしています。ただ、上の写真の左端にうっすらと三角形の岩木山が見えるのがお分かりでしょうか?

 それにしてもこの藤里駒ヶ岳まではアプローチが長く、まさに深山幽谷の感があります。山以外は何も見えません。

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 山頂で昼食を済ませ、下山です。

 帰りは旧道を通ります。この道は30年前に通った道です。ただ、前日の雨で道が滑りやすくなっており、傾斜も急なので慎重に下りなくてはなりません。最初の1kmで32分も掛かりました。

 やがて傾斜も緩やかになり田苗代(たなしろ)湿原に着きました。

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 8月も終わりに近づいていますので、花はあまり咲いていません。ただ、エゾオヤマリンドウ(?)は咲き始めていました。

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 この先は登山口までほとんど平坦なコースです。

 登山口の駐車場に着きました。帰りは2.6kmを64分かけての下りでした。

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 結局、この日は2組の登山客しか見かけませんでした。だた、登山前には4~5台の車が止まっていましたので、オフシーズンとは言え、それなりに登山に来る人がいたようです。

 

 このあと、帰路の途中にある岳岱自然観察教育林へ行き、見学を兼ねてトレイルランをしました。

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 岳岱の説明看板を見ると、岳岱は森と人の関わりの変遷が見える場所、とのことです。つまり、岳岱に生えていたブナの原生林を伐採し、その後自然に再生した場所や杉を植林した場所、それに伐採が行われずに原生林として残っている場所が見学できる、ということのようです。

 

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 ブナの林の中には、大きな岩があたかもどこからか飛んできたような状態でところどころにありました。飛んでくるとすればここら辺では藤里駒ヶ岳しかないでしょうが、藤里駒ヶ岳って火山でしたっけ?

 教育林のエリア内にある多目的展示施設に行ったらそのことについての説明がありました。「岳岱は、藤里駒ヶ岳の噴火活動によると考えられる大きな岩が至る所に見られ・・・」とあります。やはり火山だったのですね。噴火は記録としては残っていないものの火山灰が堆積しているようですので、火山だったのでしょう。

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 エリア内には、木道やウッドチップが敷き詰められた歩道がめぐらされており、コース一周1.8kmとのことでした。気持ちよく走れます。

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 エリア内には「森の巨人たち100選」に選ばれている推定樹齢400年のブナの巨木がありました。

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 エリア内にはモリアオガエルの池もありました。

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 何の変哲もない水たまりのような池ですが、モリアオガエルは地域によっては天然記念物に指定されているそうなので、希少なものなのでしょう。

 ただ、残念ながら池の中にはカエルらしきものはおらず、おたまじゃくしだけはいました。カエルはもう池の中から出て行ったのでしょう。

 

 30分ほどトレランと見学を楽しんだ後、来るときに立ち寄った峨瓏の滝の近くにある湯の沢温泉のゆとりあ藤里で入浴です。

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 入浴料金450円を支払って中に入りました。ここは、白神ブナのマラソンの参加賞として無料入浴券がもらえるので、いつもその時に入浴しています。

 白神ブナの森マラソンは、この建物のそばを発着とし、いくつもの峠を越えて素波里ダムまでを往復する厳しいコースの大会です。詳細については、次のブログをご覧ください。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 この大会も他のほとんどの大会と同様に新型コロナ感染症の影響で昨年、今年と中止になりました。来年こそはまたあの激坂を走ってみたいものだと思っています。