ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

先日、69歳の誕生日を迎えました!

 先日、69歳の誕生日を迎えました。もう69歳とは・・・。早いものです。

 数え年では70歳を迎えていましたので既に「古希」だと思っていたのですが、最近では満年齢の69歳で古希を祝う人が多いとのことです。

 まあ、いずれにしろ古希になりました。

 誕生日には東京に住む孫2人からおめでとうの電話がありました。

 孫からプレゼント何がいい、と言われたので、この電話が何よりのプレゼントだよ、と言ったら、ケーキ作って送るね、とのことでした。

 そして、数日後に送られてきたのが、このケーキです。

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  作ってくれたのは小学一年生の孫です。絵入りのお手紙も送られてきました。

 また、小学3年生の孫からも絵入りの手紙が送られてきました。

 うれしくて涙が出そうです。 

 孫たちは、本当は夏休みに遊びに来るはずだったのに、去年に引き続き、今年も新型コロナの影響で来ることが出来ませんでした。

 最後に孫に会ったのは、去年の1月に勝田全国マラソンに参加した時ですので、もう1年半以上前になります。本当にコロナが恨めしいです。

 

 新型コロナといえば、YouTubeを見ていたら斉藤和義が新型コロナについての歌を歌っているのを見つけました。

 2020DIARYという曲で、55STONESというアルバムに入っているもののようです。

www.youtube.com

 曲調は、私が昔好きだったニールヤングを思い起こさせるような感じで、歌詞は風刺に富んだものですが、プロテストソングという性格を前面に出すのではなく、自分の心情を率直に表現している大人の歌という印象を受けました。

 ぜひ、お聞きください。

 この曲の歌詞に「辛いことの後には、いいことがあるさ」とありますが、皆でそう思ってこのコロナ禍を乗り切りましょう!

夏でも涼しく走れる(?)ランニングコースその4(鳥海高原)

 昨日(8/16)は、由利本荘市にある鳥海高原でランを行いました。

 まずは、鳥海山の絶好のビューポイントとして最近人気上昇中の桑ノ木台湿原に立ち寄ります。正直言うと、私は最近まで桑ノ木台湿原の存在を知りませんでした。

 湿原の概要は次のとおりです。 

桑ノ木台湿原での取組:東北森林管理局

 湿原の駐車場は、鳥海高原花立牧場公園から県道58号線を鳥海山矢島口へ向かい、6km弱のところにあります。

 県道を左折し、数十m入ったところの駐車場に到着しました。

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 駐車場にはトイレと休憩所がありました。まだ新しい建物です。

 駐車場から県道58号線に戻り、100数十m進むと、桑ノ木台湿原へ至る林道の入口がありました。

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 ここから湿原までは3.3kmほど林道を進み、さらにその先数100m遊歩道を歩かなくてはなりません。せっかくですので、林道は走りました。

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 今日も走友のY.S.さんと一緒です。

 

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 林道が終わってからは遊歩道を歩きます。ブナに囲まれた気持ちの良い道でした。

 

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 桑ノ木台湿原に到着です。ただ、この日は鳥海山に厚い雲がかかっており、せっかくの絶景を見ることはできませんでした。

 

 また、この湿原に咲くレンゲツツジワタスゲは6月が見ごろですので、もう咲いていませんでした。既に葉が色付いている植物もありました。

 ここに来るのは、6月が良いのかもしれませんね。

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 帰りも林道を走り、駐車場に戻ってからは、鳥海高原花立牧場公園の「高原の駅」へ移動して、そこで昼食を摂りました。

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 昼食を終えたら、いよいよ本日の鳥海高原ランの始まりです。

 コースは、ここから南由利原青少年旅行村へ行き、大谷地池の周りのサイクリングロードを1周してこの高原の駅に戻るという17kmほどのコースです。  

 

 スタート地点から見た景色です。

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 曇っていて、気温は途中の温度計によると、19度になっていました。とても涼しくて快適です。ここは標高400m台のようですので、下界にくらべて極端に気温が下がることはないでしょうから、たぶん下界でも涼しかったのでしょう。

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 昼食の直後ですので、ゆっくり走ります。

 南由利原青少年旅行村に着きました。ここに来るのは7~8年ぶりくらいです。

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  ここからは、主に大谷地池を周回するサイクリングロードを走ります。

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 サイクリングロードの中には、まれに道路交通法による自転車専用道路があり、その場合は歩行者(※もちろんランナーも)の通行が禁止されていますが、どこを見てもその標識はありませんので、ランナーの通行も可です。安心して走りました。

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 大谷地池が良く見える場所に着きました。ここからは対岸に鳥海山が大きく見える絶好のビューポイントですが、依然として雲に隠れたままです。

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 木立の中のサイクリングロードを走り、池の対岸を過ぎると池の中にある島に渡る橋がありました。

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 そして、島の奥にはもう1本の長い橋があり、その橋も渡ってサイクリングロードに戻りました。

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 そして間もなく南由利原青少年旅行村に着きました。この1周は、橋を渡ってショートカットしたので4kmほどでした。この日は曇っていましたが、日影が多いので、晴れの日でも比較的涼しく走れるのではないでしょうか?

 その後は、スタート地点の高原の駅に戻るだけです。

 途中、道端に落ちていたエゾゼミを発見しました。

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 まだ生きていましたが、だいぶ弱っているようで、素手で簡単に捕まえることが出来ました。

 エゾゼミは、市街地には見られず、私がいつも利用している一つ森公園ではアカマツの木の上辺りで鳴き声は聞こえるのですが、高い場所にとまっているようで、姿を見ることは出来ません。

 捕まえたのは、子供の頃以来ですので、60年ぶりくらいでしょうか?

 

 エゾゼミをつぶさないように慎重に持ちながら、途中、高低差80mほどの坂を上ってゴール地点に着きました。

 

 涼しかったとはいえ、やはり汗はかいたので、近くのフォレスタ鳥海へ行って入浴しました。

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 ここへ来るのは20数年ぶりですので、記憶もあいまいになっています。

 入浴料400円を支払い入浴です。今どき400円は、かなり良心的です。さらに入浴補助券をもらいました。これが2枚あると由利本荘市内の入浴施設に無料で入浴できるそうです。

 広い露天風呂もあり、満足してこの日の鳥海高原ランを終えました。

 ただ、エントリーしていた横手シティハーフマラソンが新型コロナの影響により中止となるようです。(2021.8.17午後6時現在HPでは発表されていませんが、8/17の秋田魁新報に中止決定の記事が掲載されていました。)

 今後、更に感染の拡大が予想される中、やむを得ない措置だと思いますが、これからも大会の中止が相次ぐことになるとモチベーションが低下してしまいそうです。

 でも、あと何年走れるか分からない年齢になっていますので、一日一日を大切にして気力・体力の続く限り、地道に練習を続けたいと思います。







 

秋田一ツ森RCトリムマラソンのご紹介

 「トリムマラソン」ってご存知でしょうか?

 これは、走り始める前に完走時間を申告し、その申告時間と実際の記録との時間差を競う大会のことです。

 沖縄県では、いくつかトリムの大会が開かれているようですが、その他の地方ではあまり大会がありませんので、馴染みはないかもしれませんね。

 もちろん時計を持って走ることはできません。自分の感覚で走るしかなく、申告タイムに近いタイムで走るのは意外に難しいものです。

 私の所属する秋田一ツ森RCでは、2005年から毎年1回、クラブの行事としてトリムマラソンを行っており、ここ数年は、会員以外のランナーからもご参加いただき、和気あいあいと、この変則的なマラソン大会を楽しんでいます。

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 そして、今年は第17回目の大会を8/29(日)に開催する予定でしたが、新型コロナ感染症の更なる拡大が懸念されることから、やむなく秋以降に延期することとしました。

 開催日は現在のところ、10月下旬か11月上旬を予定しており、その前には改めてこのブログに要項等を掲載します。 運営の都合上、定員は設けますが、会員以外の方の参加も歓迎ですので、興味がおありでしたら要項の掲載後に事務局までお問い合わせください。

 

夏でも涼しく走れる(?)ランニングコースその3(須川湖周辺)

 私の住んでいる秋田市は8月に入っても連日好天と猛暑が続いていましたが、台風9号だった温帯低気圧が通過した8/10は雨が降り、暑さも一段落しました。そして天気予報では、この先ずっと雨だったのですが、昨日(8/11)は曇りで雨が降らない予報だったので、このチャンスを逃してなるものかと、急遽、かねてから計画していた須川高原ランを実施しました。

 コースは、須川湖から秋田県東成瀬村栗駒仙人水へ行き、そこで引き返して須川湖まで戻り、さらにそのまま県道282号線を下って栗駒山神社へ行って須川湖まで戻るという14.5kmのコースです。高低差は約160mで、しかもそのアップダウンが2回あります。

 

  須川湖までは、車で行きましたが、途中、何度か雨が降って来ました。ただ、昼近くになって須川湖に着いた頃には雨が上がり、気温も18度ほどでランニングには最適な天候です。

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 昨日も走友のY.S.さんと一緒です。

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 ランの後に散策する予定のイワカガミ湿原が見えてきました。

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 長い下り坂を下って最初の目的地である栗駒仙人水に着きました。栗駒仙人水はなかなかの人気スポットのようで、道路上に何か所も案内看板がありました。

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 飲んでみたら、癖がなく美味しい水で、とても冷たくて数秒しか手をつけることが出来ませんでした。
 栗駒仙人水の紹介記事です。

東北森林管理局/仙人水

 さて、ここからは上りです。最近は、坂道を走っていなかったので、上りはきつかったのですが、なんとか須川湖まで戻り、その後は長い下り坂を下って第2の目的地である栗駒山神社に着きました。

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 無人で鳥居と小さな祠があるだけですが、石碑の文字を見ると交通安全を祈願して建てられたもののようです。

 ここからはまた3km強の延々と続く上り坂です。この秋に予定している二つのフルマラソン(大町アルプスマラソン富士山マラソン)はいずれもアップダウンが厳しい大会ですので、その練習と思い、頑張ってゴールしました。

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 結局この日は、栗駒仙人水での休憩を除くとキロ6分弱で走りましたので、アップダウンがあった割にはよく走れたと思います。やはり、気温が低かったのが幸いしたのでしょう。

 

 さて、この後は、須川湖のすぐそばにあるイワカガミ湿原での散策です。イワカガミ湿原は、その名の通りイワカガミが咲き誇る湿原ですが、その時期は6月下旬とのことです。

web.akita-townjoho.jp

 そして、昨日の景色は次の通りです。

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 残念ながらイワカガミは咲いていませんでした。そして、雨も降って来たので、急いで木道を一周して車に戻り、次の目的地の須川高原温泉に向かいます。

 

 須川高原温泉で入浴する前に、温泉の裏にある栗駒山への登山道を散策しました。ここが登山口です。

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 そして、登山道を700mほど進み、名残ヶ原という湿原に到着しました。この先には昭和湖がありますが、昭和湖付近の登山道は硫化水素の濃度が高いため現在も通行止めになっているはずです。よって、名残ヶ原から引き返しました。

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 須川高原温泉に戻りました。

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 ここに来るのは、約20年ぶりです。入浴料700円を支払い入浴しました。いつもなら大勢の客で混雑しているのですが、昨日は閑散としていました。今は観光シーズンではないし、平日で天気も良くないためでしょう。また、新型コロナの影響もあるのかもしれません。

 一日も早く新型コロナ感染症が終息し、皆が安心して、そしてまた気兼ねなしに旅行できるようになるように願っています。

ミトコンドリアには免疫強化の働きもあるようです!

 新型コロナ感染症の拡大が止まりません。感染力が従来型の2倍と言われるデルタ株の影響もあって、7月には第5波に突入し、数日前には全国で1日15,000人を超える新規感染者が発生しています。

 今後も感染者数はさらに増加することが予想されているところですが、私は65歳以上の高齢者ですので、お陰様で既に2回のワクチン接種を終えており、私が接種したファイザー社製のワクチンでは、2回接種の場合はアルファ株に対しては約94%、デルタ株に対しても約88%の発症予防効果があるとの英国公衆衛生局(PHE)の発表がありましたので、少し安心していたところです。

 ただ、米国疾病対策センター(CDC)が7月30日にに公表した調査報告によると、最近開催された大規模な催しに参加し、新型コロナに感染した469人のうち、74%はワクチン接種を終えており、詳しい検査を受けた感染者の90%からデルタ株が検出されたそうです。

 おそらく、その催しの参加者は十分な感染対策を行っていなかったのでしょうが(※私の憶測です)、ワクチン接種を行ったからといって決して安心できるものではないことを示す事実だと思います。

 もちろん私はこれからも3密を避け、屋内や人ごみではマスクを着用するなど、感染対策は継続するつもりですが、それに加えて自分の免疫機能も高める必要を感じていたところです。

 そのようなときに、昨日(8/9)地方紙の秋田魁新報を見ていたところ、「コロナ禍に負けない生活 ミトコンドリア運動で増やそう 免疫機能で重要な役割」という記事を見つけました。

 これは、日本ミトコンドリア学会名誉理事長で日本医大太田成男名誉教授のお話をもとに構成された記事で、太田名誉教授は「これまでミトコンドリアの役割はエネルギー作りだけと思われていたが、免疫反応全体の司令塔になっていることが分かってきた。」と話しています。

 具体的には、初めて体内に侵入したウィルスを発見して免疫のスィッチを入れるほか、ウィルス感染を感知し、サイトカインという物質を出して全身に知らせることをしているとのことです。

 また、体温を上げて免疫細胞を活性化させ、感染した細胞をアポトーシス(自殺)させるなど多くの役割をしている、とのことでした。

 さらに太田名誉教授は、「加齢でミトコンドリアの活性が下がるが、運動でミトコンドリアが増えることが分かっている。高齢者でも増えるし、寿命も延びる」と言っています。

 

 私は、ミトコンドリアについては、ATP(アデノシン三リン酸)の生産工場という認識しか無かったのですが、ただ、ランニングにおいて運動時のエネルギー(=ATP)を産生するミトコンドリアは興味の対象であり、約9カ月前には次のような記事を書いています。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 私のこの記事は、加齢に伴ってミトコンドリアの量と質が低下することについて書いたものですが、太田名誉教授の言うようにミトコンドリアが免疫反応全体の司令塔のような役割を果たしているとすれば、加齢に伴ってミトコンドリアの量と質が低下することが、よく言われる加齢に伴って免疫機能が低下するということの一因になっているのかもしれません。

 

 なお、太田名誉教授が免疫とミトコンドリアについて講演した内容が非常に分かりやすかったので掲載します。

cosme-mag.com

 また、もっと専門的な内容になりますが、日本医療研究開発機構が2020年11月に発表した次の記事もあります。この研究は、新型コロナのウィルス感染に対する重症化予防などの治療法開発につながることが期待されるとのことですので、興味のある方はご一読ください。

www.amed.go.jp

 

 以上、ミトコンドリアの働きの重要性について述べさせていただきました。

 ミトコンドリアを増やす方法としては、自分の体に空腹感や寒さを感じさせることなどがあるようですが、なんといっても有効なのは強めの有酸素運動であり、なかでもインターバルトレーニングが一番だそうです。

 私は、連日の暑さのため、ゆっくりのランしか行っていませんが、もう少し涼しくなれば練習にインターバルトレーニングも取り入れたいと思っています。

ブログ開設後1年を経過しました!

 いつも「ある中高年ランナーの悪あが記」をご覧いただき、ありがとうございます。ブログ開設は2020.8.4ですので、開設後1年を経過しました。

 ブログの主な内容は、開設してから半年の時点で書いた次の記事のとおりであり、その後も現在に至るまで変化はありません

chuukounenrunner.hatenablog.com

 ただ、ブログの更新の頻度は最初の半年はおよそ2日に1回でしたが、最近では3~4日に1回と減少しています。そして1年間のトータルでは155記事であり、この記事は156記事目になります。

 そして、アクセス数は、お陰様で開設後徐々に増え、今年の春には月間1500件を超えるようになりました。しかし、この1~2か月は月間1000件程度まで減少しています。これは、ブログの更新頻度が落ちてきたことを反映しているのでしょう。

クリック数ベスト3

 さて、本日は、この1年でアップした155記事のうち、グーグルサーチコンソールに示されたクリック数が多い記事のベスト3をご紹介させていただきます。なお、このクリック数は、あくまでグーグルの検索で表示されたものの中からクリックされた数であり、例えばいつもご愛読してくださる方のようにこのブログから入ってクリックされた数は入っていません。つまりアクセス数よりは少なくなっています。

 まず第1位は、クリック数285「これってぬけぬけ病かな?」です。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 この記事は、私は時々レースの後半~終盤に身体が傾いて真っすぐに走ることが困難になることがあり、それが「ぬけぬけ病」によるものではないか、ということを書いたのもです。

 そして、この記事にも書いている傾き改善のトレーニングを行ったところ、2020年12月の名取トライアルマラソンでは、真っすぐに走ることが困難というような状態が出現することはありませんでした。ただ、ゴール前には身体が少し左に傾いている写真もありましたのでまだまだ安心できません。

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 次に第2位は、クリック数218「アシックスライトレーサー 身の丈にあったシューズを買いました」です。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 このライトレーサーは非常に履きやすく、2020.8.20の購入後は、ほとんどこのシューズを履いていました。今年5月には厚底シューズへの初挑戦としてナイキズームフライ3を購入し、その後2カ月近くはずっとズームフライ3を履いたのですが、厚底シューズだけを履いていると脚の筋力低下を招くことを実感して以来、またこのライトレーサーを履いていますので、おそらくこの1年間の走行距離の7割ほどをこのシューズで走っていると思います。そうすると年間走行距離が2,700kmほどですので、このシューズで2,000km近く走ったことになります。

 そして、2,000km弱走った後のシューズの状態は次のとおりです。

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 踵に近い部分のアウトソールはすり減ってミッドソールが一部露出していますが、その面積は少なく、もう少し走れそうです。ただ、さすがに限界も近そうなので、先日、ライトレーサー2を購入しました。

 

 次に第3位は、クリック数151「福祉健康新屋温泉→天然温泉ホテルこまち(秋田市日帰り温泉ランその7)」です。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 この記事は、入浴のため福祉健康新屋温泉に走って行ったところ休業中だったことなどについて書いたものです。

 この記事は「新屋温泉休業」などのワードの検索によりアクセスされていることから、たぶん私のように休業中と知らずに新屋温泉に行った人たちが情報を得ようとクリックしたものと思われます

 そして現在もまだ新屋温泉のホームページには休業のお知らせがありません。そのため今もそのことを知らずに現地で初めて知る人が多いようで、この記事を掲載してから4カ月弱になる今でも毎日のようにクリックされ、計151にもなりました。

 なぜ休業しているのか分かりませんが、このクリック数を見ると、この温泉のファンが一定数いることがうかがえます。

 それはともかく、温泉側はこのようなファンのためにも情報はきちんと伝えるべきでしょう。

クリック数と記事の内容

 以上、私のブログの中でクリック数が多い記事ベスト3をご紹介させていただきましたが、クリック数が多い記事が内容が充実しているものとは必ずしも言えないようです。

 例えば、私がランニングと健康などをテーマにそれなりに力を入れて書いている「ちょっとだけシリアス」シリーズはあまりクリック数は多くありません

 あるネットの記事によると、最近のGoogle検索は、医療や健康のジャンルに厳しくなっており、医療・健康ジャンルでは信頼できる機関や企業のサイトが上位になりやすいので、個人ブロガーにはお勧めできない、とのことでした。なるほどね。

 クリック数を増やすには、検索して表示された記事が上位表示されることが必要ですが、既に同様の記事が多い場合には上位表示は非常に困難です。上位表示されるためにはその記事のクリック数が多いことが必要であり、「鶏と卵の関係」の関係にあるからです。

 ですので、あまり書かれていないテーマで、なおかつ一定数の人には興味のある内容のものが多くのクリック数を得られることになると思われます。

 確かに、今日ご紹介した3つの記事のうち「ぬけぬけ病」と「新屋温泉」に関してはこれに当てはまり、検索エンジンでも上位に表示されています。ただ、「ライトレーサー」に関しては検索エンジンでは上位に表示されません。それにもかかわらず一定のクリック数があるというのは、検索数が非常に多いテーマのため、たとえ下位の表示であっても、それをクリックしてくれる人がそれなりにいるということでしょうか?

 

  今日は、慣れないクリック数の分析(?)などを行ってみましたが、私はそれほどクリック数やアクセス数はあまり気にしていません。もちろん、多くの方に見ていただくことはモチベーションのアップにつながりますが、頻繁にブログを更新するためのネタも枯渇してきましたので、これからは少し更新の頻度を落とすことになると思います。でも、時には何かしらの参考となるような記事も書きたいと思っていますので、これからもご愛読よろしくお願いします!

焼山周回トレッキングと野天湯

 昨日(8/3)は、10数年ぶりに八幡平の焼山にトレッキングに行きました。焼山にはこれまで3回ほど行きましたが、いずれも後生掛温泉から焼山を通り、玉川温泉へ縦走するというコースでした。

 ただ、インターネットで調べてみると後生掛温泉から焼山へ行き、その後は湯ノ沢という野天湯を経由して後生掛温泉のそばへ戻るという周回コースがあるようでしたので、今回はそのコースを辿ってみることにしました。参考にしたのは、次の記事です。

yamap.com

 同行者は、同じランニングクラブのY.S.さんです。

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 秋田市から2時間40分掛けて、後生掛温泉第2駐車場に着きました。9時半過ぎに出発します。

 登山道の入口は、以前は後生掛温泉の裏側にありましたが、現在はそこは閉鎖されているようで、ここが登山道の入口になります。

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 しばらくは森の中を歩きます。熊対策としてベル型の熊鈴に加え、ラジオを鳴らしながらひたすら登りました。標高は1000m以上ですので下界に比べればだいぶ涼しいのでしょうが、森の中は風もなく、かなり蒸し暑いです。私は大量の汗をかき、シャツから流れ落ちた汗がズボンも濡らして、まるでお漏らししたような状態になりました。でも、周りには誰もいないし(※結局この日は誰にも会いませんでした。)、気にしなくても大丈夫です(笑)。

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 1時間20分ほどでようやく視界が開けてきました。毛せん峠です。風が吹いてきて涼しいです。

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 遠くには、うっすらと宝仙湖(玉川ダム)が見えます。

 

 焼山山荘を経由し、急坂を上って鬼ケ城に着きました。

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 そして火口湖の脇をとおり玉川温泉方面に進みます。

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 名残峠に着きました。ここまで2時間ちょっとです。

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 玉川温泉方面が良く見えます。遠くに見えるのは森吉山のようです。ここに椅子とテーブルがあったので、昼食にしました。風があってとても涼しく、汗が引きました。

 

 焼山山頂はここからすぐですので、行ってみることにしました。

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 標高1366m、焼山山頂です。実は、私は山頂に来るのは初めてです。というのは、山頂は展望が良くないと聞いていたからです。

 実際に登ってみると、やはり藪が生い茂り、ほとんど展望は得られませんでした。

 

 この後は、焼山山荘まで同じコースを戻ります。

 焼山山荘に着きました。建物は数年前に建て直したようで、まだ新しかったです。トイレを利用させてもらいました。

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 この後は、これまで通ったことがない道を進み、湯ノ沢を目指します。「ザレ場」というのでしょうか?整備はされているものの、細かい岩屑などで歩きにくい道を進み、長い下り坂を下って湯ノ沢らしき沢に着きました。渡渉点の石には⇔がありましたので沢を渡りました。

 でも、沢を渡ってから左右どちらに進むのか分かりません。事前に調べた地図では、沢を渡って右に進むようになっていましたので、右に進んでみましたが道らしきものはありません。

 同行者のY.S.さんも、これで大丈夫か?ということでしたので、私が偵察に渡渉点まで戻り左に少し進むと、遠くに矢印が見えたので、Y.S.さんにそのことを告げ、左側に進みました。沢の色は硫黄により乳白色を帯びています。ここが湯ノ沢温泉でしょう。

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 ただ、入浴するには少し熱過ぎました。

 そこで、もう少し下流に進み、適温な場所を見つけて入浴です。登山道ですので他に登山客がいれば躊躇してしまいますが、今日は全山貸し切り状態です。

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 お湯はとても綺麗で、湯量、温度そして景色ともに最高です!

 私はこれまで、野天湯では群馬県尻焼温泉秋田県湯沢市の川原毛大湯滝などに入浴したことがありますが、ここはまさに秘湯という感じで大満足でした。

 

 この後、林の中に入ると比較的アップダウンが少なく、トレイルランも出来そうでしたが、暑くなりそうなのでおとなしく歩きました。前々日の雨のせいか、ところどころにぬかるみがあります。

 

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 ベコ谷地に着きました。谷地という名前にもかかわらず、不思議なことにここにはあまりぬかるみはありません。また、高山植物もあまり咲いていませんでした。

 

 ここから20分ほど下ってベコ谷地登山口に着きました。

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 ここまで全行程で所要時間約5時間と予定より少し早い到着です。上りの森の中では暑さに苦しめられましたが、森を抜けると風があって涼しく、35度にもなった秋田市に比べると天国でした。また、休憩時間等を除き4時間ほど歩いたので、ランニングはしないものの良い運動になりました。 
 

 そして、駐車場にもどり近くの八幡平温泉ゆららでもう一度入浴して帰途に就いたのですが、温泉を出てすぐのアスピーテラインで熊に出会いました。車を止めて、写真を撮ろうとスマホを取り出している間に熊は逃げて行ってしまいましたので、残念ながら写真を載せることはできませんでしたが、私はここ3年、毎年熊を目撃しています。いずれも車の中からですので、問題ありませんが、やはり最近熊の生息数が増えているんでしょうね。山に行くときには必ず熊鈴を携帯しましょう!