ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

盛岡シティマラソン2023もDNSにします

 10/22開催の盛岡シティマラソンですが、ハムストリングス付着部炎による右臀部の痛みが一向に治まらず、残念ながら10/9の潟上健康マラソンに続いてDNS(=Did Not Start ※欠場)を決断し、予約していたホテルもキャンセルしました。

 現在の病状はと言うと、歩行時にも右臀部が痛み、とても走れる状態にはありません

 仮にこのあと急速に回復して10/22には走れるような状態になったとしても、とてもある程度のタイムでフルを走り切ることは不可能でしょうから、きっぱりと諦めます。

 それに早めにキャンセルしてホテル側の迷惑を最小限に抑えたいという気持ちもありました。

 この後は、走れるような状態になったらまたランを再開したいと思っていますが、今のところはウォーキングのみに止めており、毎日家の近くの一つ森公園などを1時間ほど歩いています

 一つ森公園は広さが70haほどもある自然豊かな公園ですが、毎日歩いているのでほとんどくまなく公園内の様子が分かります。

 昨日は、テニスコートのそばの桜が狂い咲きをして花を咲かせているのを見つけました。

 桜が狂い咲きをするメカニズムは、夏や秋に台風などの自然現象などで早めに葉が落ちることにより葉からの休眠ホルモンが供給されなくなり、桜自身が「冬が来た」と感じ、更にその後少し暖かい日があると、「春が来た」と勘違いすることにより開花するとのことです。(※諸説あるようです。)

 確かに秋田市では今年は9月末まで残暑が続いたものの、10月に入ってからは急に寒い日が出現し、その後また平年よりは暖かくなるなど、桜が勘違いするような気候となっています。

 ただ、早めに葉が落ちたことについては、今年は台風もあまり来ないし、原因が見当たりません。

 毛虫などの大量発生により落葉することもあるようですが、ちょっと見た限りでは毛虫も見つけられませんでした。

 いずれにしろ、珍しい「桜の狂い咲き」が見られたのはラッキーでした。

 このように桜が見られた一方で、公園内には既に紅葉が始まった木もありました

 今年は夏の猛暑の関係で紅葉は1週間くらい遅くなっているそうですが、一つ森公園では一見、春と晩秋が同居しているような景色を楽しめました。

 早くランニングを再開し、行動範囲を広げて、もっと季節のうつろいを楽しみたいものです。