7/13に発症した腓骨筋腱炎(?)は、4日間の完全休養により痛みが消失したので、今日からまたランニングを再開することにしました。
とは言っても、秋田県を含む東北北部では、昨日(7/16)梅雨明けしたようで、連日30度を超す猛暑となっています。
このような中でのランニングは、特に私のような高齢者には危険ですので、今日は少しでも涼しい場所でと思い、秋田市河辺の岩見地区にある岨谷狭(そうやきょう)から大又川沿いに伏伸(ふのし)の滝へのコースを走りました。
そのコース図ですが、なぜかグーグルマップでは正しく表示されませんでしたので、手書きでご紹介します。黒の線がコースです。岨谷狭の駐車場から伏伸の滝の少し先の舟形までの片道約4.4kmのコースです。
まず、岨谷狭入口から100mほど離れた場所にある駐車場に車を置きます。
このコースは人通りも少ないため、熊対策が必要です。私はベル型の熊鈴を持参しました。
少しうるさいのですが、川沿いを走る場所が多いため音が小さいと川の音にかき消されて鈴の音が聞こえなくなってしまいます。熊鈴が無ければ、ラジオを持って走るのも良いかもしれません。
今日は、往路は足の様子を見るためにウォーキングとし、景勝地の見学をしたのちに、復路はゆっくりのランとします。
岨谷狭に着きました。ここに来るのは10数年ぶりです。
渓谷沿いの遊歩道は、日陰にもなっており、涼しく感じます。
遊歩道を1kmほど進むと川の流れが緩やかになってきます。
その先には杉林もあります。
杉林を抜けると岨谷狭は終わり、日陰もありません。
県道に出ました。ここから1.5kmほどは県道を走ります。
道路沿いの田んぼのあぜ道のそばにニッコウキスゲに似た花が咲いていました。
家に帰ってから調べたら、ヤブカンゾウという花のようで食用になり、つぼみや新芽は美味しいとのことでした。
県道を1.5km走ると県道は右にカーブしますが、今日の目的地までは直進です。
直進してすぐ左に、伏伸の滝などの見学者のための駐車場がありました。きれいなトイレもあり、ランナーにとってはありがたいです。
駐車場のすぐそばに殿渕(とのぶち)という渕がありました。
水の色がエメラルドグリーンでとても綺麗でした。
ここから100mほど先に伏伸の滝がありました。この辺に来るのは30年ぶりくらいでしょうか?
水辺に下りて見るとこんな感じです。
私の友人のよしおさんがこの伏伸の滝の絵を描いています。とても綺麗な絵ですのでご覧ください。もちろん、この絵の方が景色の素晴らしさが伝わると思います。
さて、この辺の景勝地にはもうひとつ、舟作(ふなさく)という渕があります。伏伸の滝からは500mほど離れていますが、せっかくここまで来たので行ってみます。
途中、せせらぎの里 清水 という水場がありました。
熱中症にならないよう、ここで給水です。車で水を汲みに来ている人もいました。
途中から道路が未舗装になり、歩きにくくなります。
舟作に着きました。ちなみに道路はその先は通行止めになっていました。
説明板によると、名前の由来は川の流れによって削られてできた岩盤の溝が舟の形をしているから、とのことでした。
そう言われれば、なんとなくそんな感じです。
ここも水の色が綺麗です。川に流れ込む水路の水もきれいでとても冷たかったです。
あとは、来た道を戻るだけです。5日ぶりに走るのでキロ7分くらいでゆっくり走りました。岨谷狭まで来ると川からの冷気が感じられ、涼しく走ることができました。
今日はリハビリのランだったので短い距離しか走りませんでしたが、岨谷狭の遊歩道のうちの川沿い部分の1km強を何往復かすれば真夏でも比較的涼しく走ることができますので、今度改めてここで本格的な練習をしたいと思います。
このコース以外にも、比較的涼しく走れるコースをいくつか考えていますので、実施後に体験レポートをアップする予定です。また、ご覧ください。