ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

俺って老人ランナー?

 今日は腰痛が残っていたため、午前中、いつもの一つ森公園のジョギングコースをゆっくり走りました。

 今日は土曜日でしたので、ジョギングコースでは、7~8人の若いランナーが走っているほか、中高年世代の方々とお年寄りが10人ほど歩いていました。

 みんな頑張っていますね。

 

 ところで、このブログのタイトルは「ある中高年ランナーの悪あが記」ですが、何歳から何歳くらいまでを「中高年」というのでしょうか?

 辞書(大辞林)で調べたのですが、そもそもその言葉は載っていません。

 そこで、インターネットで調べてみたところ、はっきりとした定義は無いようですが、高年齢者雇用安定法では、45歳以上の者を「中高年齢者」、65歳以上の者を「高年齢者」というそうです。

 また、最近では新型コロナ関係のニュースで、毎日のようにTVなどでは「65歳以上の高齢者」というワードが氾濫しており、65歳以上は高齢者、ということで定着しつつあるような気がします。

 ということは、私が68歳にもかかわらず「中高年ランナー」を名乗っていることは、「サバ読み」に当たる可能性があります。

 本当は、「高齢者ランナー」か、「高齢者ランナー」では堅苦しいので、「老人ランナー」と言うべきかもしれませんね。

 ただ、内閣府が行った「加齢・年齢に対する考え方に関する意識調査」では、およそ70歳以上を高齢者と考えている人が多いようです。

 面白いことに、何歳からを高齢者と思うかにについては、若い世代ほどその年齢が低く、年代が高くなるにしたがって高齢者と思う年齢が高くなっています。

 分かる気がします。大抵の人は、いざ自分のこととなると、できるだけ自分を高齢者と認めたくないのでしょう。

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 よって私も当分の間、「中高年ランナー」を名乗らせていただきます!

 まだ、老人呼ばわりされるのには、少し抵抗がありますので。(笑)

 

 「老人」といえば、オフコースの確か2枚目のアルバムだったと思いますが、「ワインの匂い」というアルバムに「老人のつぶやき」という曲があります。

 このころのオフコースは、洗練された上品なサウンドで、この曲もパステルカラーで描かれた静かな海岸の風景が思い浮かぶような名曲だと思います。

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 私も死期が近づけば、この曲のように穏やかに人生を振り返り、静かに死を迎えたいと願っています。

 ただ、そのような期間は1か月もあれば十分ですので、それまでは前を見続けてなにかしら「悪あがき」を続けたいと思っています。

 

 そして、私の場合は「悪あがき」ですが、私と同じ高年齢者の仲間入りをした絵を描く友人は、今、まさに円熟の境地にあるような気がします。(絵のことなど何もわからない私がこんなことを言うのはおかしいのですが・・・。)

 その友人の名前は「よしお」さんと言って、30年ほど前に同じ職場で仕事をし、その後も定期的に酒を飲む間柄でしたが、今日明日展示会があるということで、別の友人と共に今日の午後、展示会にお邪魔しました。

「ティムとよしおの絵画展」のご案内 - よしおのみず絵

 よしおさんが絵を描いていることは、前から聞いて知っていましたが、展示会で会うのは初めてです。

 絵の説明などを聞きながら展示されていた20点ほどの絵を見たのですが、独学でこのような絵が描けるということに改めて驚かされました。

 高校の時には美術部などには入っていなかったにもかかわらず、先生からは美術大学へ行くように勧められたとのことですので、もともと才能があったのでしょう。

 ただ、美術系ではなく普通の大学へ進み、特に絵の勉強もしなかったけど、あることがきっかけで20年ほど前から絵を描くようになったそうです。

 仕事をしながら数多くの絵を描き続けるというのは大変だろうし、それだけ絵への情熱があるということでしょう。

 私も道は違えど、これからもランニングへの情熱を失いたくないと思っています。

 最後に、今日の展示会の絵をいくつかご紹介します。額縁のガラスに光が反射して絵の良さが少し損なわれてしまっているかもしれません。よしおさん、ごめんなさい🙇 

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