ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

「秋田→青森走破」最終章(3日目 新青森駅~青森駅)

 10/21は、越水駅から青森駅までの旅ランの3日目(最終日)です。

 まずは、例によって行程表です。

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 次に、ルート図です。

 

 さあ、いよいよ最終日です。

 ホテルの客室から新青森駅のホームが見えます。新幹線も入って来ていますが、この写真では暗くてよく見えませんね。

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 この日も良い天気です。走る距離は7km強ですので、ほぼ観光中心の行程になっています。

 ただ、リュックの中には、前日にホテルからもらった残りの日本酒180ml1本(たかが180mlですが、意外に瓶の重さがありずっしりします。)といわしのアヒージョ、それに2日前のホテルからもらった地域共通クーポンで買ったお土産が荷物として増え、かなりの重さになっています。右の大転子へのダメージが増えなければよいのですが・・・。

 

 10時少し前にホテルを出て、駅の中を通って南口から出発です。

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 新幹線の高架下の道路を通って三内丸山遺跡に向かいます。

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 20数分で三内丸山遺跡の入口に着きました。

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 入口からだいぶ歩き、写真などで良く見る風景になりました。私は、ここに来るのは初めてです。

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 上の写真の大型竪穴建物(復元)は、長さが約32m、幅が約9.8mもあり日本最大とのことです。

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 また、三内丸山遺跡のシンボルのような大型掘立柱建物(復元)ですが、実際に見るとかなりの高さでした。

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 約5,000年も前にこのような巨大な構造物が建てられていたということは、時代をほぼ同じくする世界四大文明に引けを取らない技術力を持っていたと言えそうな気がします。早く世界遺産に登録されるといいですね。

 

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 ところどころに白いドーム状の建物が見えます。そのうちの一つの中に入ってみました。

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 ここも大型掘立柱建物跡でした。

 ドーム状の建物の中にあったのは、展示遺構の乾燥防止のためであり、湿度を高く保つため加湿器(?)のようなものを設置して、建物内を密閉状態にしていました。

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 一通り遺跡を回った後、まだ時間がだいぶあったので、見晴らしの良い場所のベンチで太古の昔に思いを馳せながらしばらく日向ぼっこをしました。それにしても良い天気です。

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 その後、入口にある「縄文時遊館」の中を見学しました。いろいろな出土品が展示されており、当時の人々の様子がうかがえます。

 縄文ビッグウォールという名前の壁には縄文土器のかけら5,120個を約6mの高さに散りばめていました。大量に出土した土器のかけらの有効利用ということでしょう。

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 三内丸山遺跡には、この後のレストランでの昼食を含めて2時間ほど滞在し、「青森まちなかおんせん」に向かいます。

 途中、道が分からなくなりましたが、スマホのナビで事なきを得て、温泉に到着しました。ここで汗を流し、着替えをして、後は少し観光して帰るだけです。

 

 「ねぶたの家 ワラッセ」に着きました。右側の茶色い建物です。

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 青森ねぶたです。祭りはさぞ盛り上がるのでしょうね。

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 ねぶたの中はこのようになっていました。

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 この後、まだ少し時間があったので、青森ベイブリッジへ行ってみました。ベイブリッジはだいぶ海面より高い位置にありました。

 ベイブリッジの上から見た十和田丸です。

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  このベイブリッジの下には、ラブブリッジという歩行者用の橋もありましたので、そちらも渡ってみました。

 カモメと十和田丸の2ショットです。

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 青森駅に着きました。後は帰りの電車に乗るだけです。

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 帰りの特急つがるは、最初は私の乗った車両も20人近く乗り込んでいたのですが、ほとんどが隣の新青森駅で降り、残ったのは私を含めて3人だけでした。

 ゆっくりとビールときのうもらった日本酒を飲みながら過ごしました。

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 この3日間、旅ランを見守ってくれた岩木山ともお別れです。ずっと快晴だったのですが、旅ランの終了と同時に曇って来ました。晴れて本当にラッキーでした。

 

 これで、秋田駅から青森駅まで走破したことになり、私のランニングライフ10大目標のうちの3つ目の目標達成となります。

 

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 この10大目標については、出来れば、来年中に2番目の目標の「サブ4、100回」と6番目の「東日本都道府県フルマラソン参加」を達成したいと思っていますが、不安もあります。

 それは、ここ3か月近く故障を繰り返していることであり、今回再発した右大転子の痛み(大転子滑液包炎?)も数日続くことになるでしょう。右足外くるぶし下の痛み(腓骨筋腱炎?)もまだ完治とは言えません。

 まあ、加齢に伴い故障しやすく、また、故障の回復に時間を要するようになるのは自然の摂理でしょうから、その中でも何とかしてタイムを維持する又はタイムの低下を極力抑えるのが、われわれ中高年ランナーの目標であり、醍醐味でもあります。

 走れないことで気分も落ち込みがちになりますが、それに負けずこのブログのタイトルのとおり、最後まで「悪あがき」したいと思います。