私のランニングライフ10大目標の一つである「秋田→東京走破」の最終章である栃木県から東京までの旅ランがあと1週間余りとなりました。
ただ、ハムストリングス付着部炎による右臀部の痛みが一向に軽快しないため果たして走り切れるか心配です。
往復の新幹線の切符は購入済みで宿も予約済みであり、それに合わせて計画した行程では暗くなる前に宿に着き、宿からの出発もゆっくりにしたいと思っていますので、そうするとランのスピードは初日はキロ8分台、2日目~4日目はキロ9分台となります。
このくらいの速さであればいかに旅ランといえどもどうってことの無いスピードですが、右臀部に痛みを抱えている現状ではかなり不安です。
そこで昨日(11/26)は、本番を想定してロキソニンを服用した上で当日と同じ程度の重さのリュックを背負って走ってみました。
今回のランでのテーマは、いかにダメージを少なくしてキロ8分台で走るか、ということです。
作戦としては、いつもの旅ランのスピードのキロ7分台で走ることを基本とし、そのスピードで1km走ったら200mほど歩いてダメージを回復させ、またランとウォークを繰り返すという方法が一番安全かと思われますので、それを試してみましょう。
自宅を出て信号が少ないコースを選んで千秋公園に向かいます。
最初の1kmは7分台半ばでしたが、やはり右臀部が痛みます。ロキソニンを飲んではいるもののこれ以上痛くなれば走れないほどです。
200mほど歩いて少し回復してまたキロ7分台で1km走り、200m歩くというようなことを繰り返して千秋公園に着きました。
秋田市では11/24の夜に初雪を観測し、11/25には2cmの積雪となりましたが、もう雪は残っていません。
曇ってはいますが、二の丸跡の昔(※50年前まで)動物園があった辺りでは紅葉が綺麗でした。
帰りも1kmのランに数百mのウォークを織り交ぜてこの日のラン&ウォークが終了です。
結局この日のラン&ウォークは7.0kmの距離で1時間02分(※途中での買い物時間を含む)掛かりましたので平均するとキロ8分50秒となり、予定通りでした。
まあ一安心というところでしょうが、ロキソニンを飲んでいるのに痛みが和らいでいないのが気になります。
ロキソニンを継続的に服用しても薬剤耐性が生ずることはないはずですのでその原因は不明ですが、もしかすれば初めて使用した時には「プラセボ(偽薬)効果」によって本来の薬効以上に痛みが和らいだと感じ、ただその後も長期間に亘って服用しても結局痛みが改善しなかったことから薬への期待値が下がってそれに伴ってプラセボ効果が消失したのかもしれません。
もちろんロキソニンはプラセボなどではなく、解熱消炎鎮痛剤として優秀な薬であることは私も実感しています。
薬の効果は、プラセボ効果と薬の生物活性の大きさの和に相当する、という説もあるようで、私にとってロキソニンはそのプラセボ効果が消失したので薬効が減少して来たのではないかと思っている、ということを言いたかっただけです。
あるいは単純に痛みの原因となっているハムストリングス付着部炎が悪化していることからそれに伴って薬効が減少しているのかもしれません。
これらは毎日貼っている湿布薬のケトプロフェンテープ(※経皮消炎鎮痛剤)についても同じことが言えそうです。
そしてロキソニンの効果が薄らいできたばかりでなく、困ったことに少し患部に負荷を掛けた行動をすると痛みが増して回復まで数日を要します。
今日も昨日のラン&ウォークの影響かと思いますがいつにも増して痛みがあります。
このような状態で12/5からの4日間連続のランが出来る可能性は低いと思いますので、ランが出来なくなる状況に備えて、速足のみに切り替えて今回は東京まで到達しないプランBも策定し、兎にも角にもスタートラインに立って一歩でも前に進みたいと思っています。