ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

走れないので一つ森公園散策

 右臀部痛(※ハムストリングス付着部炎)がどうにも軽快しません。

 というか、状態としてはこれまでの最悪のレベルです。

 ランの練習は、とても長い時間は走れないので、最近ではインターバルトレーニングを取り入れてさっさと終えてしまうのですが、今日は体調が悪くその練習も出来そうにありません。

 そこで今日(9/10)は、いつも走っている一つ森公園をゆっくりと散策することにしました

 一つ森公園は、1986年4月開園で70ヘクタールもの広さを持つ秋田市が設置した総合公園です。

 そして一つ森公園は総合公園ではありますが、運動公園に近い性格を持っており、数々の運動施設があります。

 まず、体育館です。

 

 体育館の横には1周421.95mのジョギングコースがあり、ここは私のメインの練習コースです。今日は暑さのためか、あまり走っている人はいませんでした。

 

 体育館の裏に行ってみます。

 ここの広場には健康遊具は10基設置されています。

 

 ここから遊歩道を通って200数十m先にはテニスコートがあります。

 

 また、公園の北側入口の坂の途中には弓道があります。

 

 このような運動施設のほか、公園内には自然の地形を利用した散策路が数多く設けられており、ちょっとした登山気分を味わえます。

 いつも歩いているコースには、根本付近から幹が8本に枝分かれした奇木があります。私は「ヤマタノオロチ」と名付けました(笑)。

 

 一つ森公園にはよくカモシカが出ますが、昨日はリスを見つけました

 

 ところで、秋田県ではこの夏はセミが少ないという記事が地元紙に載っていました。確かにいつもはうるさいくらいに鳴くアブラゼミを始めとして、ヒグラシやエゾゼミなどいつもの夏なら一つ森公園で鳴いているセミの声が聞こえません。

 その代わりにこれまであまり聞くことが無かったツクツクボウシが我が物顔に鳴いています。

 これも異常気象の影響でしょうか?

 

 公園の南側にもいくつかの散策路がありますが、そのうちのひとつからは秋田市の市街地が見えます。手前の田んぼは黄色に色付いていますね。

 この場所で普段あまり見かけない花を見つけました。

 どうやらこれは「ツリガネニンジン」のようです。

 またそのすぐそばにこのような花もありました。

 Biomeという名前判定アプリで調べたところ「ヤハズエンドウ」の可能性が高いようですが、ヤハズエンドウは花の咲く時期が4月~6月のようですので、違うかもしれません。

 ランニングと違ってウォーキングの場合は道端に咲く花にも目が向きますので新たな発見があります。

 

 公園内の施設をまたご紹介します。

 ここは自由広場で、一つ森公園で一番最初に出来た施設です。

 この中国風の建物は「友誼亭(ゆうぎてい)」と言い、秋田市姉妹都市である中国蘭州市との友好提携5周年を記念して1987年に建設されたもので、老朽化のため一昨年に改修工事が行われました。

 

 開園当初はほとんど何も無い一つ森公園でしたが、その後少しずつ整備が進み、1989年には約300年前の高級武家住宅で国指定重要文化財旧黒澤家住宅が公園内に移設・復元されました。

 

 公園内には大小の鳥海石1,300個を使用したロックガーデンも比較的早い時期に造られました。

 

 日本庭園もあります。

 日本庭園には2つの池がありますが、雨水を溜めただけで池の浄化も行われていない(?)ようですので、池の水はかなり濁っています。

 

 以上、一つ森公園のご紹介をさせていただきました。

 これからはランニングでの利用よりもウォーキングでの利用が増えるかもしれません。