ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

最後の(?)悪あがき!

 早いもので2023年も3月を迎え、秋田市はすっかり雪が消えました。

 ただ、私のランニングの調子は一向に上向く気配がありません

 最近では、普通にジョグするとキロ6分を超えてしまい、しかもそのようなスピードでも若干の息苦しさを感じることもあります。

 やはり加齢による衰えなのでしょうが、それに加えて、一昨年10月下旬に発症したハムストリングス付着部炎により練習の量と質が大幅に落ちたことが大きく影響していると思っています。

 このままでは、私が目標としている70歳(以上)でのサブ4は叶わぬ夢となってしまいそうです。

 そこで、まずは練習量を増やすことにしました

 ゆっくりペースで構わないので3月は月間走行距離400kmが目標です。遅いペースでも息苦しさを感じるということは相当心肺機能が落ちているということでしょうが、これくらい走れば毛細血管も大分復活するでしょう。まあ、1か月程度でどのくらい効果があるのかはやってみなければ分かりませんが・・・。

 ちなみに今月は今日(3/4)までに4日間で71km走りましたので、出だしは順調です。

 ただ、心配なのは故障のリスクです。ハムストリングス付着部炎については、現在は小康状態ですが、無理をして悪化させれば元も子もありません。

 また、次のランニング学会の記事によると、「無理なトレーニングを継続するとランニングによる延命効果が低下する」とのことで、「週当たり4.5時間、週走行距離30マイル(約48km)を上限とする」という研究もあるそうです。

e-running.net

 まあ、人並外れて長生きしようとは思いませんが、故障だけはしたくありません。これでまた大きな故障をしてしまうと、もう二度とタイムを狙うことは出来なくなるでしょう。

 

 ところで、私はランニングを始めて26年ほどになりますが、次の動画を見て今頃になってようやく自分のランニングフォームの間違いに気付きました

www.bing.com

 私は、これまでランニング時には踵のやや外側か足裏全体で着地し、母指球で蹴り出していました。蹴り出す前に地面をしっかりグリップし、足の指の付け根付近で地面を蹴る、極端に言えば地面を引っ掻くようなイメージです。そのためシューズは昔はグリップ力の良いターサージャパンを好んで履いていました。

 しかし、最近のランニング理論では、それは効率の悪い走り方とされているようです。そして、足首の関節は直角に曲がったままにすべきであり、地面を蹴る時に伸ばしてはいけないそうです。

 私はというと、これは3年近く前の写真ですが、かなり足首が伸びています

 私は、左足での蹴りが弱いのですが、それでもこの状態です。

 右足で蹴る時は、このように完全に伸びきっています。


 そのためシューズのつま先はこんな状態になっています。

 お分かりでしょうか?右足のシューズ(※裏側から写しているので写真では左側)のつま先のアウトソールがツルツルになっています。ここでの蹴り出しが強いのでしょう。

 

 そして、この私のような地面を蹴るような走り方のデメリットは、ふくらはぎに負担が掛かり、フルマラソンではレース後半になるとふくらはぎが攣りそうになって失速する可能性が大きいとのことですのでまさに私にも当てはまります。

 

 このように今まで私は最近のランニング理論と真逆のことをやっていたようですので、これからは地面を蹴らない走り方で効率よく走りたいものです