昨日(3/25)は、約100日ぶりに30km超のランを行いました。
今月は、前半にかなり走り込んだのですが、1回のランでの最長距離は20kmに満たないためあと3週間後に迫ったあおもり桜マラソンに備えて長距離走を行いたかったのです。
ただ、一時良くなりかけていたハムストリングス付着部炎がやや悪化し、貧血のせいかランの調子が上がらない中ではペース走はとても無理ですので、ゆっくりのジョグにしました。
まずは、自宅から秋田市の北部にある県立博物館に向かいます。
16kmほど走って県立博物館に着き、ペースはちょうどキロ6分でした。
ハムストリングス付着部の痛みは多少ありましたが、この時点ではさほど問題なく走れました。
入口のそばには赤と白の梅の花が咲いています。秋田では3月中に梅の花が咲くのは珍しいのではないでしょうか?
ちょうどお昼だったので館内の喫茶室でランチをしてから館内を見学するなど、1時間ほど滞在してから後半戦へ突入です。
ただ、走り始めてすぐにハムストリングス付着部の痛みが強くなりました。前日、前々日とランオフにして炎症の回復を図ったのですが、あまり良くなっていないようです。貼っている湿布薬もあまり効きません。
こんな時にはロキソニンに頼りたいのですが、胃潰瘍の治療中の身としてはそれも出来ません。
それでも我慢して予定通り海岸へ出て、洋上風力発電の様子を見ることにします。
6kmほどで洋上風力発電の風車が見える「飯島サンセットパーク」に着きました。
洋上風力発電は、陸上風力発電に比べ設置場所が生活エリアから離れているため、騒音や景観問題が少なく、また、一般的には洋上の方が風が強いため効率の面でも優れていることからヨーロッパや中国では導入が急拡大しており、日本では秋田県の能代沖に20基、そしてこの秋田沖に13基の4.2MWの風車を設置して今年1月から全面的な商業運転(※日本初)を開始したそうです。
一方、下の写真は同じ位置から反対の陸地側を写したもので、海岸線にはズラリと陸上風力発電の風車が並んでいます。
いずれにしろ、再生可能エネルギーへの転換は急務でしょうから、住民等に被害が及ばないように留意しつつ、風力発電においても一定の役割を果たすことを期待したいと思います。
「飯島サンセットパーク」は初めて来ましたが、釣り人などで賑わっており、またその名のとおり夕陽が海に沈む光景が見られるようですので、機会があればその時間帯にも来てみたいと思いました。
ただ、残念なのはトイレが冬期間の閉鎖中だったことです。予定では、ここでトイレを済ませてあとは自宅へ真っすぐに帰ることにしていたのですが、予定を変更して「道の駅あきた港」の「セリオン」へ寄ることにしました。
「セリオン」に着きました。「飯島サンセットパーク」からは5km強です。
ここで給水とトイレ休憩をしてから再出発です。
ところが、走り始めて2kmほどでなぜか右足の指の付け根付近が痛み出しました。
一度、シューズを脱いでひもを締め直してもやはりその部分が地面に触れると痛みます。走るのを止めてバス停まで歩いてバスで帰ろうとも思ったのですが、あいにくこの辺は路線バスが走っていないはずであり、乗れたとしても小銭しか持っていなかったので不安です。
ここは走るしかないと覚悟を決め、痛みの箇所(右足の付け根付近)が地面に触れないように右足は踵だけを地面に付けてほぼ左脚1本で走ることにしました。
そして、そのような走りを3kmほど続けていたらなぜか右足の付け根付近の痛みが無くなりました。この痛みは何だったんでしょう?
ただ、ハムストリングス付着部の痛みの方はますますひどくなり、特に信号待ちなどでいったん止まったあとで走る時などはかなり痛みました。
そのような痛みに耐えてようやく家に辿り着き、昨日の長距離走は終わりました。
1日の走行距離は38.1km、所要時間は正味4時間08分ほどでした。
終わってみれば大体予定していたペースでしたが、ハムストリングス付着部の痛みが予想以上に強く、これ以上強くなればまったく走ることは出来ないでしょう。
その他の不安要素といえば、最近時々鼻血が出ており、昨日もランの途中で少し出ました。貧血も心配です。
そうは言ってもあおもり桜マラソンまではあと3週間ですので、そろそろペース走を行いたいのですがハムストリングス付着部の痛みでそれが出来る状況にありません。
さて、どうしたものか・・・。