ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

10年ぶりに50kmマラソンにエントリーしました!

 私の住む秋田市は、この冬は1月までは例年に比べ積雪量はやや少なかったのですが、2月になって積雪量が増え、風が強くて寒い日が続いています。今日も朝から家の前の道路の雪寄せでした。(※秋田では雪掻きのことを雪寄せと言います。積雪量が多いので雪を「掻く」では事足りず、「寄せ」ないといけないからでしょう。)

 ランニングに関しては、1/29の勝田全国マラソンから既に半月以上経っていますが、疲れもあってか調子が上がらず、なかなか本格的な再始動が出来ていません。このままでは、4/16のあおもり桜マラソンでも目標のサブ4が難しそうです。

 そこでそんな自分に活を入れるべく、今ではきちんと走り切ることが難しくなったフルマラソンよりも距離の長い50kmマラソンにエントリーしました

 大会名は、「いわて銀河100kmマラソンと言い、2005年から開催されている大会で、その中の50kmの部です。

www.iwate-ginga100.jp

 実は私は、この大会の第1回に100kmの部で出たことがあり、その時が100kmのデビューでしたが(10:51:33)、たぶんこれが生涯唯一の100kmの完走となりそうです。

 その時の手記が所属するランニングクラブの会報に載っていましたので、拙い文章ですが、よろしければご覧ください。

 もう少し出来たはずという想いを抱いた私は翌年の大会にも出場しました。

 しかし、大会前に腸脛靭帯を痛めて出走が危ぶまれた状況の中、なんとか回復して出走できたもののやはり途中で腸脛靭帯に痛みが生じ、50km手前のエイドで無念のリタイアとなったのです。

 これは私が53歳の時のことで、その後は故障が多くなってタイムも下降線を描くようになりました。 

 それ以降は100kmに挑戦する意欲も無くなったのですが、今から10年前にはこの大会の50kmの部に出場し、この時には運よく60歳代の部で優勝しました。(4:25:11) 

 今回は70歳以上の部になりますので5時間前後で走れば年代別優勝も狙えると思いますが、現在の走力ではとても無理です

 なにしろ、今は短い距離でもキロ6分がやっとです。

 原因の一つは、ランニング時の身体の傾き防止のためこれまで行っていなかった部位(中殿筋)の筋トレを新たに始め、しかもつい休養日を設けずにやってしまうので、筋肉が疲労しているのだと思います

 何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。

 筋トレも部位ごとに適切な休養日を設けて体調を整え、ランニングについては当面は細々と続けながら、雪が消えたら本格的に再始動したいと思っています