昨日(9/10)は、旧69市町村ランとして、現在は大仙市となっている旧仙北町、旧太田町、旧中仙町の町役場所在地を訪ねました。
まずは行程表です。
次にルート図です。
車はゴール地点である羽後長野駅に置きました。電車に乗って大仙市役所の最寄り駅である大曲駅まで移動します。
電車が来ました。
大曲駅に到着です。ここから大仙市役所までは1.6kmほどです。
大仙市役所に着きました。天気が良く、気温・湿度ともに高いようで、これから更に暑くなりそうです。
最初の目的地である仙北支所に着きました。仙北支所は旧仙北町役場です。旧大曲市役所である大仙市役所から3kmちょっとしか離れていないので隣町とはいえ、すぐそばだったんですね。
この後、コンビニのイートインで昼食を済ませてから払田柵跡に立ち寄りました。まず、東北三大地主と言われる池田家の払田分家の庭園に行ってみました。ここは本家の庭園とともに国の名勝に指定されているとのことです。
この庭園は、春のツツジや紅葉の名所のようですが、時期が違うので誰も見物客はいませんでした。
続いて、近くにある払田柵跡に行ってみました。払田柵は、平安時代に政府が東北支配のために設けた城柵(役所と軍事の機能を備えた施設)であり、国指定史跡になっています。
払田柵跡は史跡公園にもなっており、広大な芝生広場があります。
まるでゴルフ場みたいですね。(行ったことはないけど・・・笑)
日陰にいるととても気持ちが良いので、のんびりと休憩しました。
以前、うちの庭に生えてきたので駆除した毒草のヨウシュヤマゴボウも紫色の実を付けていました。駆除しないでそのままにしておけば、今頃はこうなっていたのでしょう。
その後は、これも近くにある秋田県埋蔵文化財センターに行ってみました。
このセンターでは、秋田県の埋蔵文化財の調査、研究、出土品の整理及び貯蔵を行っており、払田柵だけではなく、県内の遺跡から出土された文化財の展示が行われています。
よく写真やポスターなどで見る遮光器土偶もありました。
さて、これからいよいよこの日の本格的なランです。日差しもだいぶ強くなってきました。
奥羽山脈が良く見えます。稲穂も黄金色に輝き、もうすぐ稲刈りが出来そうですね。
ようやく太田支所に着きました。この建物も以前は町役場でした。
そして、この日の最後の目的地である中仙支所に着きました。ここも町役場でした。
中仙町は「ドンパン節」発祥の地として知られていますが、支所の敷地内にはドンパン節の元唄を作った円満造(えまぞう)さんの銅像と元唄である円満造甚句の歌詞の石碑がありました。
これでこの日の目的地の訪問はすべて終了です。後は、車を置いてある羽後長野駅に戻るだけです。
そして、羽後長野駅に着きました。
この日は合計で27km以上走ったことになり、気温は28度くらいまで上がったことから、結構疲れました。
自宅へ帰る途中、角館の「花葉館」で入浴し、疲れを癒しました。
この日で秋田県旧69市町村ランは、44の旧市町村役場の所在地を訪ねたことになります。次の地図の黄色で塗りつぶしたところが訪問済みです。
この旧69市町村ランは、平成の大合併で合併した市町村について、合併後の市町役所から合併前の旧町村役場所在地までランで訪れようとするものですので、平成の大合併では合併を行わなかった10の市町村は対象外です。(この10の市町村については、同時並行的に進めている「秋田県25市町村一筆書きラン」で訪問します。)
ですので、旧69市町村ランでは、残すところ15市町村となりました。頑張れば年内にも完了可能でしょうが、楽しみは取っておいて、ゆっくりと旅ランを続けたいと思っています。