昨日(4/12)は、一昨日に引き続き全国的に初夏の陽気となったところが多く、秋田市でも最高気温が22度の予報になっていましたので、家にじっとしているわけにはいきません。
ただ、この日は午後から予定が入っていましたので、昼過ぎには帰宅できる場所でのランとして、かねてから興味があった由利本荘市の「赤田の大仏」を見に行くことにしました。
赤田の大仏は、羽後岩谷駅から4kmほど離れた「長谷寺(ちょうこくじ)」というお寺に安置されている高さ9mにも及ぶ巨大な十一面観世音菩薩立像のことで、何でも日本三大長谷観音の一つとされているようです。
長谷観音の意味がいまいち分かりませんが、おそらく全国各地にある「長谷寺」の観音ということでしょう。何しろあの有名な鎌倉の「長谷寺(はせでら)」と並び称されているのですから大したものです。
さて、ランのルートですが、「道の駅おおうち」まで車で行き、そこから「赤田の大仏」までをランで往復することにしました。
道の駅おおうちに着きました。ここからランのスタートです。
天気は暑からず寒からずで空気も乾いて爽やかです。
「赤田の大仏」までは、のどかな田園地帯を通ります。
長谷寺への入口です。長谷寺は、この奥百数十m先にあるはずです。
長谷寺に着きました。ここまで道の駅から約4kmです。そして、この建物は大仏殿です。
大仏殿には自由に入ることが出来ました。
重い木戸を開けて中に入りました。
これが「赤田の大仏」です!
金色で美しく輝いていました。維持管理も大変でしょうね。拝観料は不要ですので、お賽銭を多めにしましょう!
近くにバラ園がありましたので行ってみました。
もちろんまだ花は咲いていませんが、薔薇の季節にはついでに立ち寄るのも良いかもしれません。その隣には赤田ふれあいスーパーという野菜(?)の直売所もあります。
帰りも同じ道を通って道の駅おおうちに着きました。道の駅の建物の隣には「ぽぽろっこ」という総合交流施設があり、ここには農産物直売所やレストラン、宿泊施設のほか日帰り温泉もあります。
せっかくですので、温泉入浴します。
自販機で450円の入浴券を買って中に入りました。
渡り廊下を通って宿泊棟の中にある温泉に行きます。
浴場には、大浴場のほか、露天風呂、ジャグジー、水風呂、サウナなどがあり十分な広さです。
泉質は、温泉の成分分析表によると「単純硫黄泉」となっていますが、硫黄の匂いはまったくしません。
後で調べてみたら、「単純硫黄泉」は硫化水素を含まないのであの硫黄の独特の匂いは無いのだそうです。
私は、同じ硫黄泉でも「硫化水素泉」の方がいかにも温泉という感じで好きですが、このような場所に温泉があることだけで十分にありがたいことです。
ここには、すぐ隣にJRの羽後岩谷駅もありますので、電車で来て赤田の大仏までのランを行い、ぽぽろっこで入浴と軽く一杯やって電車で帰るというのも良いかと思います。お近くの方はいかがですか?