ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

旧69市町村ラン(西仙北町・協和町)

 昨日(5/26)は、旧69市町村ランで大仙市にある旧西仙北町役場と旧協和町役場に行って来ました。

 まずは、行程表です。前回は大仙市役所(※旧大曲市役所)から旧南外村役場、旧神岡町役場を経て神宮寺駅まで走りましたので、昨日は神宮寺駅がスタートです。なお、実際は当初予定していたルートを少し変更しました。

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 次は、実際に走ったルート図です。

 

 まず、車をゴール地点である羽後境駅に置き、JRでスタート地点の神宮寺駅に移動します。

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 神宮寺駅をスタートします。少し風が強いものの良い天気です。

 6kmほど走って道の駅かみおかのレストランで昼食を摂りました。

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 ここから3kmほどで私の生まれた刈和野の町になります。

 この日の最初の目的地である旧西仙北町役場は、私の通った刈和野小学校の跡地にあります。

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 この旧西仙北町役場の建物は現在は大仙市の西仙北支所になっています。

 西仙北支所の入口から見ると昔の刈和野小学校の面影が少し残っているようです。

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 刈和野小学校の校門が残されていました。

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 さて、この後は刈和野の町中を通り、私が住んでいた場所がどう変わっているのかを確認した後、刈和野中学校の跡地に立ち寄りました。

 現在、ここは統合した西仙北小学校となっています。

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 石碑には刈和野中学校の校歌の歌詞も刻まれていました。全然覚えていません(笑)

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 この後、近くにある大佐沢公園に行ってみました。私が子どもの頃によく行った場所です。

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 ここは釣りスポットでもあります。

 実は、私はまだ小さい頃、隣のお兄さん(※大人)がここに釣りに来るのについて来たことがあります。ところが、なぜかこの池に転がり落ちてしまい、隣のお兄さんに助けてもらったのですが、あの時、助けてもらわなければ今頃こうしてブログを書いていることも無かったでしょうね(笑)。

 

 ここからは10km以上ノンストップで走り、旧協和町の唐松城跡に行きました。

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 この建物は、能楽殿のようです。立派な建物ですが、能のことはよく分からないのでパスします。

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 唐松岳の頂上へ向かいます。

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 鳥居をくぐって階段を数分上ると、頂上に近い見晴らしの良い場所に着きました。ここは標高102mくらいのようです。

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 ここには唐松城についての石造りの説明板もありました。

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 説明板には、「唐松城周辺は安東氏の最前線基地として、数々の凄惨を極めた戦いが繰り広げられた古戦場である」と書かれていました。

 なお、次は「コトバンク」による唐松城についての説明です。

築城時期、築城主はともに不明。1587年(天正15)に湊城(秋田市)の安東愛季(あんどうちかすえ)と角館城仙北市)を本拠とする戸沢盛安の間に起こった唐松野合戦では、安東方の前進拠点として用いられたことがわかっている
 
  さて、当初の予定には無かったのですが、近くに唐松神社がありますので、立ち寄ることにしました。

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 初めて来ましたが、参道には大きな杉の木が立ち並び、由緒ある神社のようです。

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 拝殿は改装工事中のようです。

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 境内には、なんと「土俵」がありました。奉納相撲でも行われるのでしょうか?

 

 見事な杉並木です。樹齢は300年以上のようです。

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 この唐松神社は、縁結び・子宝・安産の神として知られているのだそうです。そういえば、参拝客には若い女性が何組かいました。

 神社の入口付近には新しくてきれいなトイレがありました。特に若い女性にはうれしいでしょう。

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  ここから旧協和町役場まではすぐです。

 

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 旧協和町役場に着きました。現在ここは大仙市の協和支所になっています。

 この後、車を置いてある羽後境駅まで行き、この日の旅ランは終了です。

 この日のランもキロ5分台後半で走りましたので、予定に無い場所に行ったにもかかわらず、予定より早く帰宅できました。練習を兼ねて一石二鳥ですね(笑)。

 

今年もフルマラソン1歳刻みランキングが発表されました!

 月刊誌・ランナーズでは、2005年から毎年、前年度のフルマラソンの公認コース等の大会での各選手の記録を年齢ごとにランキングして100位までを発表していますが、2020年度のランキングがつい先日、発表となりました。

 ご承知のとおり、新型コロナ感染症の影響で2020年度は一部のエリートランナーたちの大会を除けばほとんどの大会が中止となり、ランキングも成立しないかと思われたのですが、ランナーズを発行している(株)アールビーズが主催して各地で行われた「トライアルマラソン」をランキングの対象に含め、その結果を発表してくれたのです。

 とは言っても、国内対象大会数は2019年度が68大会だったのに対し、2020年度は25大会と大きく減少しています。

 また、対象となる完走者数に至っては、2019年度は男性253,540人、女性59,506人だったのに対し、2020年度は男性5,948人、女性5,250人と激減しています。これは、大規模な大会が名古屋ウィメンズマラソンしかなかったためであり、やむをえないことでしょう。

 私は、幸い宮城県名取市で行われた宮城・名取トライアルマラソンに出場していましたので、2020年度もランキング入りすることが出来ました。

 宮城・名取トライアルマラソンに出場した時の様子です。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 そして、アールビーズ社がこの企画を開始してからの私のこれまでの成績です。

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 11勝6敗ですね。
 2020年度は15位と過去最高順位ですが、68歳では完走者が36人しかいなので、まったく自慢できません。(笑)

 2021年度は、大会の開催数が増えて、もっと高レベルな戦いになることを祈っています。

 

 なお、私は以前、このフルマラソン1歳刻みランキングのデータをもとに、加齢に伴うフルマラソンのタイム低下への影響の度合いを分析したことがあります

 若干、長い文章ですが、お時間のある時にでもご覧いただけたら幸いです

 まずは、2017年度のデータを基にした分析です。※2019年4月作成

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 長くなってしまいましたが、以上が2017年度のデータを基にした分析です。

 また、私は2018年度のデータを基にした分析も行っており、それは次のとおりです。
※2020年2月作成

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 以上が、2017年度及び2018年度のデータの分析です。

 実は2019年度以降の分も継続してデータ分析も行うつもりだったのですが、新型コロナ感染症発生の影響で2020年2月頃からはほとんどの大会が中止となったため、2020年度にはこのフルマラソン1歳刻みランキングの存続しないだろうと予想して、その後のデータ分析は行っていませんでした。

 しかし、アールビーズ社は、新型コロナ感染症のため大会で走る機会を奪われたランナーのために、感染症対策を行った上での大会を自ら各地で立ち上げ、しかもフルマラソン1歳刻みランキングも継続させたのです。

 常にランナー目線で事業を展開するアールビーズ社に対しては、感謝に堪えません。

 一日も早く新型コロナ感染症が収束し、再び全国各地でマラソン大会が開催されることを祈るとともに、フルマラソン1歳刻みランキングの対象者数が元に戻ったら、またデータ分析を行いたいと思っています。

旧69市町村ラン(大曲市・南外村・神岡町)

  昨日(5/20)は、旧69市町村ランとして、今は大仙市となっている旧大曲市、旧南外村そして旧神岡町を走りました。

 まずは、行程表です。

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   次に、ルート図です。

  まずは、車をゴール地点である神宮寺駅の駐車場に置かせてもらい、JRで大曲駅へ移動しました。

 大曲駅です。旧大曲市役所だった大仙市役所までは、ここから1.8kmくらいです。

 

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 大仙市役所に着きました。ここから大仙市の旧69市町村ランのスタートです。

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 この日の唯一の立ち寄りスポットである県立農業科学館に着きました。

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 ここは入場無料です。

 展示室には、農業に関するもののほか、昔の生活の様子などに関する展示もありました。

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 この写真の右下に写っているワラで編んだ筒のようなものをご存知ですか?

 これは「踏み俵」と言って、雪が積もった時に通路を確保するために、両足に1個ずつ履いて雪を踏んで積雪深を減少させるのです。そうしないと雪の多い地域では長靴を履いても歩けないほど雪が積もることがあり、私も子供の頃、この踏み俵を使ったことがあります。

 

 県立農業科学館には熱帯温室もありました。

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 バナナの木もありましたが、残念ながら実はなっていませんでした。

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 「フトモモ」の木もありました。面白い名前ですね!

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 ハイビスカスなど花の咲く植物もいくつかありました。

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 県立農業科学館の周辺には1周900mのジョギングコースもあるようです。

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 1周の目安が、チャレンジペースが4分ということですので、挑戦してみたい気もしましたが、旅ランはこれから先が長いのでやめときました。

 

 旧南外村役場の南外支所に着きました。

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 ここで水分補給をして、神岡支所に向かいます。

 神岡支所に着きました。

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 20年ほど前でしょうか?ここに車を置いて、大曲の花火を見に行ったことがあります。もちろん大曲の花火会場まではランです。

 

 神宮寺駅までは、すぐです。

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 この神宮寺駅でこの日の旧69市町村ランは終了です。次回は、ここから西仙北支所と協和支所へ走ります。

 

 ところで、この日のランのもう一つの目的は、先日初めて購入した厚底シューズの長距離での試し履きです。

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 最初は、キロ6分前後で走り、その後はキロ5分台後半、そして最後はキロ5分台前半で走りましたが、長距離(※計約25km)を走っても特に問題はありませんでした。

 そして、私にとって一番うれしいのが、ランニングによって悪化する傾向にある右大転子付近の慢性的な痛み(大転子滑液包炎?)がこの日は(翌日も)発生しなかったことです。これも厚底シューズのクッション効果によるものでしょう。

 これに気を良くして、走行距離を少し伸ばそうかなと考えています。 

 

厚底シューズ(※ズームフライ3)に初挑戦!

 ここ3~4年は、厚底のランニングシューズがブームになっており、最近ではエリートランナーのみならず、一般の市民ランナーでも多くの方が厚底シューズを使用しているようです。

 私も若干の興味はあったのですが、履きこなす自信が無いため、厚底シューズへの挑戦をためらっていました。

 しかし、加齢に伴ってタイムは落ちる一方であり、それを少しでも防止するための道具として、重い腰を上げて厚底シューズへの挑戦を決意したのです。

 

 まずは、自分に合うシューズを捜さなくてはなりません。また、厚底シューズは高額なものが多く、値段も考慮の必要があります。

 種々検討の結果、ナイキのズームフライ3を通販で購入しました。

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 これは、サブ4ランナー向けとのことではあるもののエリートランナーたちがよく履いているヴェイパーフライと同じようにミッドソールの中にカーボンプレートが内蔵されているようです。

 定価は17,600円ですが、通販で10,980円で買うことが出来ました。ただ、実際に履いてみないで買うことは危険ですので、スポーツ店で履いてみてサイズを確認の上、通販で買いました。そのスポーツ店には申し訳なかったのですが、通販で買ったのも同じ系列の店なので勘弁してもらいましょう(笑)。

履いてみての実感

 まず、足入れ感というかフィット感はすごく良く、これまでに無い、なんか包み込まれるような感じ、とでも言うのでしょうか?

 そして、実際に走ってみると、ミッドソールが非常に厚いためか着地の感覚が全く違います。薄底では、着地と同時に地面からの反発力が得られるのですが、厚底の場合はワンテンポ遅れて反発するような感じでした。

 もちろん、その遅れは気のせいか、あってもコンマゼロ数秒でしょうが、仮にコンマゼロ数秒でも接地時間が長ければ、マラソンでは相当タイムが遅くなってしまいます。

 ただ、これも私の感覚の問題ですが、薄底の場合は、若干踵寄りの足裏又は足裏全体で着地し、土踏まずの外側を通って母指球まで体重移動して地面を掻くような感じで走るのに対して、厚底の場合は推奨されているフォアフット走法やこれまで行ってきたミッドフット走法で着地したら、その反発でそのまま走るので母指球で地面を掻くという動作を省く分、接地時間の短縮が図られるような感じもしています。

厚底シューズの確かなメリット・デメリット

   ですので、接地時間に関しての薄底と厚底の優劣は私には分かりませんが、確かに言えることは、厚底は薄底に比較してミッドソールが少なくとも1cm以上は厚いようですので、まるで脚が長くなったようにストライドが伸びるというメリットがあるでしょう。

 私の持っている薄底シューズのターサージャパンと比較するとこうなります。

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 この写真ではよく分かりませんが、右側のズームフライ3のミッドソールの厚さは、例えば物差しを当てている部分では2.5cmあるのに対して左側のターサージャパンの同じ部分は1cm程度でした。(※ズームフライ3はミッドソールの一部に着色しており一目では厚さがよく分かりません。)

 仮にストライドを1cm伸ばすことが出来れば、現在のストライドを100cmと仮定すると101cmとなり、同じピッチで走るとタイムは100分の1短縮出来ることになります。まあ、そんなにうまくはいかないでしょうが、多少なりともメリットはあるものと思っています。

 また逆に、厚底の場合はどうしてもシューズの重量が増えてしまうというデメリットがあります。

 自分で計測したところ、ターサージャパンは205gだったのですが、ズームフライ3は240gほどの重さで、実際に履いてみてもやや重いと感じました。

 シューズの重さはやはりタイムの低下に直結するデメリットでしょう。

厚底シューズによるもうひとつのメリット(身体へのダメージの軽減)

 そしてまた、これは私にとってとても重要なのですが、厚底シューズの場合はクッション効果があるためなのか、脚へのダメージが少ないようです。

 私は、常に右の大転子付近に痛みを抱えており(大転子滑液?)、薄底シューズである程度の距離をある程度のスピードで走ると必ず悪化します。

 ところが、このズームフライ3を履いて走った場合には、その後、多少の違和感は残るものの、ほとんど痛みは発生しません。これは、私にとってはとてもうれしいことで、この分ならもう少し練習量を増やせるかな、と思っているところです。

厚底と薄底のタイムの比較

 それでは、実際に厚底シューズを履いて走るとタイムはどうなるのでしょうか?

 以下は、それぞれズームフライ3とターサージャパンを履いて走ったタイムの比較表です。 

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  気象条件等に違いがあれば正確な比較は出来ないので、同一日に行うこととし、まず、3kmほどウォームアップを行った後に、初めにズームフライ3で5,063mをほぼ全力で走り、小休止の後にターサージャパンで同じ距離を走りました。

 走っているときの感覚ですが、ズームフライ3の場合は、まだ慣れていないこともあってか、あるいはシューズが重いためか、走行中ずっと軽い息苦しさを覚えました。

 また、ターサージャパンの場合は、自分で走りをコントロールできる感じがして非常に走りやすく、呼吸なども比較的楽に走ることが出来ました。

 しかし、タイムは体感とは違い、ズームフライ3は平均速度が1km当り4’55”だったのに対し、ターサージャパンの平均速度は4’58”と遅くなっています。

 ピッチズームフライ3は200だったのに対し、ターサージャパンは脚が軽く動いたので202とかなり多くなっています。

 そして、両者の大きな差は、予想通りストライドにありました

 薄底のターサージャパンは99.7cmだったのに対し、厚底のズームフライ3は101.5cmと1.8cmもストライドが大きくなっています。

 これは前述のとおり、ミッドソールの厚さが影響しているものと思われます。また、ミッドソールの反発力の違いも影響しているのかもしれません。

 このように、ズームフライ3とターサージャパンの履き比べではズームフライ3に軍配が上がりましたが、ターサージャパンで走った時には、心拍数もあまり上がらず呼吸も苦しくなかったことから、負荷の掛け方が同一でなかったのかもしれません。

 いずれにしろ、厚底シューズが、5km程度の比較的短い距離でも薄底シューズと同程度のタイムで走ることが出来ることが分かり、一安心です。

 厚底シューズの最大の利点は、脚への負担の少なさのようですから、フルマラソンのような長距離で威力を発揮するものと思われますので、そのうちにその効果を確かめたいと思っています。

 

 

2021スプリングランニング(秋田駅~貝の沢温泉)は無事終了しました!

 以前、このブログでも参加を募集していた2021スプリングランニングですが、当初5/2(日)の実施予定が、雨などにより延期が続き、昨日(5/16)、ようやく実施出来ました。

 参加者は、秋田一ツ森RCから7人、他チームから1人の計8人でした。

 ルートは、秋田駅東口から秋田中央道路を東に進み、ノースアジア大学の前を通って寒川地区を経由して太平地区のバイパスを走り貝の沢温泉まで走る15km弱のコースです。

 

  秋田駅東口から出発です。

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 ここから出発するのは私を含めて6人です。他に1人が自宅から直接貝の沢温泉に向かい、もう1人はバスに乗り、途中から走ります。

 

 最初は信号も多く、たびたび信号待ちがあります。

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 天気予報では、午後から雨になっており、空もだいぶ暗くなって来ました。

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 どうやら雨に当たらずに貝の沢温泉に着きました。

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 入浴後は、小宴会です。感染予防に留意しながら、楽しく過ごしました。

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 貝の沢温泉にはツツジ園がありますが、まだ見頃には少し早いようでした。門の前で記念写真です。

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 帰りは、路線バスで帰りますが、バス停まで1.4kmほど歩かなければなりません。

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 バス停までの途中に小さな滝があるはずなので行ってみました。

 ありました。これです。

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 3月に貝の沢温泉まで走った時には雪があって行けなかったのですが、ようやく滝を見ることが出来ました。

 場所は、道路沿いの鳥居をくぐり、50mほど入った場所です。

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 貝の沢口のバス停に着きました。

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 今にも雨が降りそうでしたが、結局、最後まで天気が持ちました。ラッキーでした!

 

 このような温泉ランは、今年の秋にも実施したいと思っています。その時にはこのブログでお知らせしますので、興味のある方はぜひご参加ください。

 

6/6(日)に田沢湖一周記録会を実施します!

 秋田一ツ森RCでは、今年も田沢湖畔を走る練習会(記録会)を行います。

 ※期日は、6/6(日)です。

 この記録会は、これまで行われていた秋田県走友会さん主催の田沢湖一周マラソンが残念ながら行われなくなったため、秋田一ツ森RCが会員以外のランナーの参加も得て2020年から実施しているもので、2020年は6/14(日)と9/20(日)に行いました。

 なお、6/14(日)は、15名の参加でしたが、9/20(日)は新型コロナ感染症の影響で中止となった田沢湖ラソンの開催予定日でしたので、他チームでも同様の企画があったため参加は8名でした。

 ご参考までに9/20(日)の記録会の様子を掲載します。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

田沢湖一周(20.5km)コース概要

9:40 田沢湖畔春山第2駐車場(※田沢湖レストハウス前横断歩道)集合

10:00 スタート 11:30~12:30 ゴール予定

 まず、共栄パレスや田沢湖レストハウスのある春山第2駐車場に駐車し、9:40まで田沢湖レストハウス前の県道の横断歩道付近に集合してください。秋田一ツ森RCのユニフォームを着ているランナーがいると思いますので声を掛けてください。

  スタートは10:00です。集合場所の横断歩道をスタート地点とします。スタート前はあまり「密」にならないように注意しましょう。

 また、この練習会(記録会)は、タイムを自分で計測して申告してもらいますので時計の押し忘れなどないようにしてください。途中に給水所の設置を予定しています。給水時間等も申告タイムに加算してください。要はスタートしてからゴールしてまでの所要時間を申告するだけです。

 なお、当日は少雨決行ですが、雨が強い場合や新型コロナ感染症の状況によっては延期もありえますので、開催の可否は、前日の6/5(土)にこのブログでお知らせします

 次は、コースです。田沢湖ラソン大会同様に反時計回りです。

  ゴールもスタートと同じ地点(横断歩道)です。時計を押すのをお忘れなく。

 ゴールしたら付近にあるタイム記入用紙に自分の氏名とタイムを必ず記入してください。用紙はこんな感じです。コメントもあると嬉しいですね。

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 万が一、記入を忘れた場合には、下記の担当者にメールでご報告願います。

  以上が練習会(記録会)の概要ですが、このコロナ禍のご時勢ですので人数制限の必要があり(20名程度を予定しています。)、参加を希望される場合は、必ず6/4(金)までに、秋田一ツ森RCの担当者(ptfjc052@yahoo.co.jpまでご連絡ください。後ほど担当者からご連絡を差し上げます。

 ゴール後には、特に閉会式などは予定していませんので、そのまま解散となりますが、記録と順位などについては、後日このブログでご紹介させていただきます。

 最近、秋田市でも新型コロナの感染者が増加しています。当日、熱があったり、体調が悪い場合には参加を見合わせてください。

 また、スタート前・ゴール後にはマスクの着用をお願いします。

 熱中症や車、それに新型コロナ感染症には十分注意して楽しく走りましょう!

 

長々とした文章になってしまいましたので、要点をまとめます。

①実施日 2021.6.6(日) 集合9:40 スタート10:00

②集合場所 田沢湖畔春山第2駐車場(※田沢湖レストハウス前横断歩道)

③申込締切 2021.6.4(金) 担当者(ptfjc052@yahoo.co.jp )まで

④注意事項 ・タイムはスタートからゴールまでの所要時間を自己申告

      ・順位や記録などは後日このブログに掲載

      ・荒天や新型コロナ感染症の状況によっては延期の可能性あり

       (※開催の可否は前日にこのブログで発表)

 大体、以上でしょうか。

 あ、これは練習会ですのでもちろん参加料は無料です。では、よろしくお願いします。

旧69市町村ラン(千畑町・六郷町・仙南村)

 昨日(5/12)は、旧69市町村ランで美郷町へ行って来ました。

 旧69市町村ランは、平成の大合併前の秋田県の69市町村を走って訪れるもので、具体的には合併後の25市町村の市町村役場を一筆書きで走る「秋田県内25市町村一筆書きラン」に加えて、合併により新たに誕生した(※名称に変更が無いものを含む)15市町については、現在の市役所・町役場から旧町村役場所在地まで走るものです。

 そして、美郷町は、旧千畑町、旧六郷町、旧仙南村が合併して誕生した町であり、町役場は旧千畑村役場の所在地にあることから、昨日は、美郷町役場から旧六郷町役場のあった中央行政センター、そして旧仙南村役場の所在地にある仙南出張所へのランを行いました。

 まずは行程の予定表です。

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 次にルート図です。

 車はわくわく広場駐車場(※六郷の湧水群見物者駐車場)に置きました。

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 私のほかには1台も駐車していません。平日ですし、新型コロナの影響もあるのでしょうか?

 ここからスタート地点である美郷町役場へ向かいます。

 天気は久々の快晴で、気温も20度を超えて半袖でも暑いくらいです。

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 残雪を抱えた和賀岳(?)も綺麗に見えます。

 美郷町役場に着きました。

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 ここを訪れるのは、秋田県内25市町村一筆書きランで1年半前に訪れて以来です。

 

 来た道を戻り、旧六郷町役場へ向かいます。

 六郷町は古くは羽州街道の宿場町として栄え、多くの社寺や若干の古い街並みが残されています。現在も、湧水群が有名で、観光客用として、それぞれの清水の案内看板やトイレ、休憩所などが整備されています。

 旧六郷町地区に着き、公衆トイレを利用します。

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 このような旅ランでは、あちこちにトイレがあると非常に助かります。

 

 旧六郷町役場の所在地にある中央行政センターに着きました。

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 建物は古いようですので、これが旧六郷町役場だったのでしょう。

 なお、現在は少し離れた場所に六郷出張所が建設されていますが、この旧69市町村ランの目的は、合併前の市町村所在地を訪ねることですので、六郷出張所には立ち寄らず、次の目的地である旧仙南村役場所在地へ向かいます。

 

 旧仙南村役場所在地にある仙南出張所に着きました。

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 建物はまだ新しく、公民館なども入っているため、立派な建物です。

2021.9.15追記

 当初、この仙南出張所が入っている建物が旧仙南村役場跡に建てられたと思っていたのですが、実は旧仙南村役場はこの隣にあり、現在は仙南土地改良区が入って現在も活用されていることが最近判明しました。よって2021.9.14に現地を再度訪れ旧仙南村役場の写真を撮りました。以下のとおりです。

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 一応、この日のランの目的地はここまでであとは駐車場に戻るだけですが、道路を挟んで向かい側にある美郷町南運動公園に行ってみました。

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  奥に見えるのは美郷町総合体育館です。この角度ではよく分かりませんが、正面から見ると立派でした。

 

 さて、ここから車を置いてあるわくわく広場までは4km強です。

 わくわく広場のそばにはいくつもの清水があるので、そのうちのいくつかに立ち寄りました。

 ここは六郷湧水群の中でも代表的なもののひとつである御台所清水です。

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 すぐそばには、キャペコ清水という清水がありました。説明看板によると「キャペ」とは方言で幼い子のおちんちんとのこと。私も県南の出身ですが、初めて聞きました。

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 ニテコ清水にも行ってみました。秋田ではよく知られているニテコサイダーは、この清水の湧水で作られているようです。

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 いくつかの清水を廻り、最後にわくわく広場のすぐそばにある観光休憩所「清水の館わくわく」へ行ってみました。

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 ただ、行った時間が夕方近くになっていたためか、あるいは時期がまだ早いのか、はたまた新型コロナの影響か、中には入れませんでした。

 でも、外には飲み水用に湧水が出ているコーナーがありましたので、そこで喉をうるおしました。

 

 これで美郷町も制覇です。旧69市町村ランも県南では、現在の大仙市を残すのみとなりました。

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 でも、遊んでばかりはいられません。1年9か月ぶりのハーフマラソンまであと1か月半を切りました。少しはそれに向けた練習をしなくちゃ!