ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

2023勝田全国マラソン参戦記(詳報)※こんなに坂があったっけ?

 遅くなりましたが、一昨日(1/29)に開催された勝田全国マラソンの結果をご報告させていただきます。

 まず、その前に前日の水戸観光から

 前日は勝田駅から電車で6分ほどの水戸駅の近くにある東横イン水戸駅南口に宿泊しました。

 水戸駅のそばには日本三名園の一つである偕楽園があり、偕楽園梅の名所としても知られています。

 そして「梅まつり」は、2月中旬から開催されていますが、今の時期でも早咲きの梅は少し開花しています。

 1/20現在の開花率は11.6%で昨年同時期は約4%とのことでしたので、今年は例年に比べて開花が進んでいるのでしょう

 実は、私は4年前の勝田全国マラソンの際にも偕楽園を訪れているのですが、この時には開花している木はごく僅かでした。

 そこで、今回は少し期待が持てそうなのでまた行ってみることにしました。

 偕楽園までは、水戸駅北口からバスに乗って13分ほどです。

 偕楽園への入園は、梅まつりの期間以外は茨城県民は無料で県外の人は300円ということですが、私は70歳以上ですので150円でした。

 そして梅の花ですが、4年前に来た時よりは開花しているものが見られます。

 偕楽園は高台にあるため、隣の千波(せんば)湖が良く見えます。

 ここから宿泊先の東横インまでは歩いて行きますが、千波湖のほとりを通って行きたいと思います。

 千波湖は、平均水深が1.0mほどであり、分類上は「沼」になるそうです。

 千波湖の外周は、1周3kmのジョギングコースになっており、老若男女多くの人たちがジョギングを楽しんでいました。

 30分ほど歩いて、東横インに着きました。

 夜は8時過ぎにはベッドに入りすぐに寝付けましたが、夜中に暴走族(まだいるんですね!)がうるさくて起きてしまい、その後はほとんど眠れませんでした。でも、それなりに睡眠時間は確保しました。

 この勝田全国マラソンの良い所は、スタート時刻10:30と他の大会に比べて遅いことです。これならば、8時過ぎにホテルを出ても余裕で間に合います。(この他に大会の良い点は、参加料が8,000円と比較的低額にもかかわらず、ゴール後に「完走(乾燥)芋」という干し芋がもらえること、参加賞のTシャツが長袖になっていること、それに今回はミズノのマスクも付いて来たことなど、良いことづくめです。)

 9時前にはもうマラソン会場に着きました。

 天気は快晴で、風も弱い絶好のコンディションです。ただ、朝方はかなり冷え込みましたので、使い捨てのレインコートを着てスタートしました。

 自分の予想タイムはネットで4時間一桁台ですが、一応目標タイムを4時間05分ほどに設定し、0~20kmはキロ5分36秒、20~30kmはキロ5分40秒台、30km以降はキロ6分台の前半を目途にすることとしました。

 Eブロックからスタートし、最初の1km弱は狭い商店街の道路を走るので混雑するのですが、皆同じような走力のランナーのようで、流れはスムーズです。

 そして序盤は予定通りのペースで進みましたが、13kmほどで急な下りとなり、その後はきつい上りとなります。

 私はこの勝田全国マラソンには4年前と3年前にも出場していますが、その時にはあまりアップダウンは気になりませんでした

 ただ、今回はかなりアップダウンが気になります。上りは無理をせずにスピードを抑えて走りましたが、大勢のランナーに追い抜かれました。そして徐々に設定タイムより遅れ始めます。

 その後もいくつもアップダウンがあり、こんなに坂があったっけ?と思いながら走りました。もちろん坂が増えたわけではなく、以前はなんなく乗り越えていた坂も脚の筋力が衰えてきつく感じているだけのことでしょう。

 ちなみに、大会ホームページによるコース高低図は次のようになっています。

 この図を見る限りでは、13km付近から高低差20m以上のアップダウンがある以外はいずれも高低差が10mあるいはそれ以下であり、大したことが無いように思えますが、参加者のブログを見ると「実際に走ってみるとかなりの高低差を感じるコース」との感想もありました。

 レースの経過に戻ります。

 30km過ぎからはペースの低下を見込んでキロ6分を少し超えるペース設定にしていましたが、「少し」ではなく「だいぶ」超えるペースとなってしまいました。

 そして、結果は次の表の右側のとおりです。

 タイムはネットで4:08’46”で、かろうじて4時間一桁台とはなりましたが、あわよくばと目論んでいた設定タイムよりは4分ほど遅くなりました。

 また、この大会の4年前と3年前のタイムの3:41’14”と3:39’43”よりは30分近く遅くなっています。情けない・・・。

 この遅れの原因は、年月の経過による加齢の影響ももちろんあるでしょうが、一昨年の10月下旬に発症したハムストリングス付着部炎によりその後1年間はほとんどまともな練習が出来なかったことによる走力低下が主な原因でしょう。

 まあ、昨年の11月頃からはそれなりの練習はしたのですが、70歳の高齢者ランナーにとっては1年間のブランクを取り戻すのは相当な時間が必要のようです

 次のレースは、4/16のあおもり桜マラソン(フル)ですが、この分ではここでのサブ4復帰も難しいかもしれません。

 とりあえずは、疲れた身体と心を癒した後に、4/16でのサブ4復帰に向けて再始動したいと思っています。