ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

厳冬期の必須(?)アイテム

 ランナーに限らず、温暖な地域に住む方を除いては、ほとんどの方は寒い時期は手袋を使用しているかと思います。

 私もランニング時には晩秋から春先まではいつも手袋のお世話になっています。

 まあ、気温が10℃以上の比較的暖かい時期には次のようなランニング用の薄手の手袋です。

 そして、冬になり気温が10℃未満になると厚手の手袋が必要です。

 私は、先日、ユニクロでこの手袋を1,990円で買いました。

 ヒートテックの機能があり、生地が柔らかいのでランニング中に顔の汗を拭うことも出来ます。

 冬の間も大体はこの手の手袋で事足りるのですが、厳冬期には気温が0℃前後の中を走ることがあります。そのような時にはこのような手袋でも指先が冷えて我慢できなくなります。使い捨てカイロを持って走れば少しは暖かいのですが、その暖かさも次第に外気に奪われてあまり効果が無くなってしまいます。

 そのような時に重宝するのがこのミトン型の手袋です。

 親指以外の4本の指の部分が一つにまとまっているので、お互いの指を温め合うという利点があるほか、何とこのミトンには使い捨てカイロが収納出来るのです。

 こうして中に入れ、ファスナーを閉めると使い捨てカイロが外気と直接触れることが無いため、熱を逃がすことなく、ミトン型の手袋内はいつも暖かい状態となっています。

 

 なお、使い捨てカイロは7時間ほど使えるものが多いようですが、私の場合、ランの練習時間は1時間前後のことが多く、それで使い捨てにするのはもったいないと感じていました。

 使い捨てカイロは、中の鉄粉が酸素と化学反応を起こして酸化鉄になる際に発生する熱で暖かくなるのですが、それならばもう一度空気に触れない状態に戻すと化学反応が中断してまた必要な時に再利用できるではないかと考えました。(※自分で考えたのではなく、以前どこかで見聞きしたことの記憶が蘇っただけかもしれません。)

 そこで、1時間ほど使用した使い捨てカイロをビニール袋に入れて空気を抜いてから密閉し、翌日使用したところ、十分に暖かく再利用が可能でした

 なんかみみっちい話ですが、資源の有効利用とゴミの減量のため、使い捨てカイロを使っている方はぜひご参考になさってください

 

 さて、勝田全国マラソンが1週間後に迫った昨日(1/22)秋田市ではこのところの寒波で路面が凍結しているため、安全を考えて市の中心部の融雪歩道を走ることにしました

 そして、自宅から融雪されている歩道までの1.5kmは、次のようなことに気を付けながら転倒しないように慎重に走りました。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 昨日メインで走ったコースは次のとおりです。

 千秋公園の入口にある「あきた芸術劇場ミルハス」の向かい側にある東海林太郎像から、かつての秋田市のメインストリートである広小路の歩道を通り、千秋公園沿いの道路を北上して千秋トンネル通りの入口付近までの片道1.0kmのコースです。このコースは、歩道なら信号に捕まることなく走れますのでペース走にはもってこいです。

 このコースのスタート地点にある東海林太郎です。

 東海林(しょうじ)太郎と言っても今の若い人はほとんどご存知ないでしょうから簡単にご紹介します。

 東海林太郎は、1898年に秋田市で生まれ、戦前戦後に流行歌手として「赤城の子守歌」などのヒット曲を連発したスターでしたが、ロイド眼鏡をかけて燕尾服を着用し、直立不動で歌うという独特のスタイルは、TVの歌まね番組でご覧になった方もいるのではないでしょうか?

 

 スタート後は、千秋公園のお堀の外側を走ります。まずは、広小路の歩道です。

 このコースはすべて融雪歩道ですので、雪はまったくありません。

 この歩道を真っすぐに進み、突き当りの信号の手前で左折してなだらかな坂道を上って下の写真の信号の手前で折り返しです。

 ここまででちょうど1.0kmですので、良い区切りです。

 昨日は、このコースを2往復しました。

 ペースは、勝田全国マラソンでの20kmまでの予定のペースであるキロ5分36秒を意識して走り、往路はちょうどそのペースでした。また、復路は下り基調だったことから5分20秒をやや切るくらいの快調なペースでした。

 昨日の総走行距離は10km弱であり、これからは疲労の回復に努めたいと思います。

 明日(1/24)からは、数年に一度という最強寒波が日本列島を襲うようですので、皆様も被害に遭われないようにお気を付けください。