ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田県25市町村一筆書きランの振り返り その2(秋田県北部)

 今日は秋田県25市町村一筆書きランの振り返りその2として秋田県の県北部でのランを振り返ります。

 その1では、秋田市を出発し、沿岸を南下して県南の内陸部に入り、内陸部を北上して内陸部の最も北にある小坂町に行って最寄りの駅である十和田南駅まで進んだ様子をご紹介しました。

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 そして、今日は十和田南駅から大館市北秋田市上小阿仁村藤里町を経由して沿岸部の八峰町までの旅ランの様子をご紹介します。

 まずは、その行程の一覧表です。

 

 次に、そのルート図です。

 

 そして、それぞれのランの記録は以下のブログのとおりです。

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 以上、6つの行程を約1年掛けて走破しました。行程数がやや少ないようにも感じますが、この25市町村一筆書きランと同時並行的に進めている旧69市町村ランも同じ期間に12の行程を走破しており、まあ順調に進行していたと言えるでしょう。

 なお、前回掲載した「25市町村一筆書きランの振り返りその1」では、その時に入浴した温泉のご紹介をしていますが、今回の6つの行程では、一度も温泉入浴をしませんでした。

 代わりにと言っては何ですが、これらの6つの行程のうち、最も印象に残った観光スポットを写真でご紹介します。

 まずは、2021.6.9に訪れた北秋田市伊勢堂岱遺跡です。訪問時には、少し前にユネスコ世界遺産委員会の諮問機関が世界遺産一覧表への記載が適当との勧告がなされたところであり、夏には世界遺産へ登録される見込みとなっていました。(※2021.7.27に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産へ登録されました。)

 

 次は、2021.11.8に訪れた能代市二ツ井町きみまち阪公園です。すばらしい紅葉の景色をご覧ください。

 

 また、その約1か月後の2021.12.9には旧69市町村ランでもここを訪ねていますが、その時の写真がこれです。上の写真と同じアングルで撮ったものです。

 きみまち阪公園(きみまち阪県立自然公園)は非常に広く、なんと599haも公園区域に指定されているそうです。

 この日は時間があったので、公園区域内にある山頂まで行ってみました。

 途中、夫婦岩という二つの大きな岩がありました。この公園は全体的にラブラブな雰囲気で溢れていますね。

 

 山頂に着きました。標高は253.4mのようです。

 以上、きみまち阪公園のご紹介でした。

 次は、2022.3.29に訪れた八峰町にある椿海岸の柱状節理です。

 柱状節理とは、火山から流れ出た溶岩がゆっくりと冷えて固まる際に出来た規則正しい割れ目で、秋田県では、他に秋田市河辺三内筑紫森にあります。

bunka.nii.ac.jp

 筑紫森には、子供がまだ小さい頃一緒に登山しました。

 その時には既に岩脈が国の天然記念物になっており、注意深く見てみたのですが、岩が板状に横に重なっていましたので板状節理なのかなと思っていました。

 ところが上の文化庁のサイトでは、筑紫森岩脈は「横臥柱状節理」となっています。柱状節理も立っているものばかりではないんですね。

 

 あと、柱状節理で有名なのは、近くでは岩手県雫石町玄武洞であり、これも国の天然記念物になっています。

 ここには、坂道走を行うため、昨年(2021年)10月6日に葛根田川沿いに行ったのですが、その際に立ち寄りました。

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 この玄武洞は平成11年に地震により崩落し、一部景観が失われていますが、写真の中ほどのフェンスの向こうには規則正しい柱状節理が見えます。

 いずれにしろ、八峰町椿海岸の柱状節理はただ遠くから眺めるだけでなく、直接その中に身を置くことが出来ますし、国道101号線から少し入った道のすぐそばにありますので、近くを通られた方は一度ご覧になることをお勧めします。

 

 以上、本日は秋田県25市町村一筆書きランの振り返りその2として秋田県北部でのランをご紹介しました。

 次回は、一筆書きランの最後となる秋田県沿岸北部でのランの様子をご紹介いたしますので、よろしければまたご覧ください。