ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

第42回錦秋湖マラソン参戦記

 今日(5/29)は、岩手県西和賀町で開催された錦秋湖マラソに6年ぶりに参加して来ました。

 錦秋湖ラソンは、私のお気に入りの大会の一つで、次のとおり18回も参加しています。

 こうして見ると毎年参加していますね。ちなみに2011年は東日本大震災により大会は開催されませんでした。

 そして、2017年以降はまったく参加していませんが、これは錦秋湖ラソンの前の週にフルの種目がある奥州きらめきマラソンが開催されるようになり、フルマラソンを主戦場としている私としてはそちらに参加するため錦秋湖ラソンからは遠ざかっていたのです。

 ところが今年は奥州きらめきマラソンは10kmの部だけの開催であり、それよりは30kmやハーフがある錦秋湖ラソンにしようと思っていたところでした。

 とはいうものの、私は昨年秋から腰痛・臀部痛に悩まされており、この冬の段階でははたして今後レース出場は出来るのだろうか、というような状況でしたので、錦秋湖ラソンのエントリーが始まってもしばらく申し込みを見合わせていました。

 そして、なんとかレース出場が出来そうだというところまで回復して来たので、エントリーしようとしたところ、30kmとハーフは既に定員に達しており、やむなく10kmにエントリーした次第です。

 ただ、腰痛は依然残っており、また、貧血も悪化しているようですので、結果的には10kmで良かったと思っています。

 

 前置きが長くなりましたが、これからがレースのご報告です。

 10kmの部のスタートは10:05ですが、ナンバーカード等は事前配布で、受付はありません。ただ、新型コロナ対策のため、検温や健康チェックシートの提出がありますので、早めに着くように朝の7:00に自宅を出発しました。今回も走友のY.S.さんと一緒です。二人ともレース出場は去年の富士山マラソン以来ですので、半年ぶりです。

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 8:30頃には会場に着いて、30kmの部に出場する同じ秋田一ツ森RCのメンバーと落ち合いました。

 

 さて、いよいよスタートです。

 10kmのスタートは、EからHまでの4つのブロックに分かれていますが、私は予想タイムを50分00秒として申告したら3番目のGブロックでした。

 ただ、実際にスタートしてみたら前の方にゆっくりランナーが多く、スタートしてもしばらくノロノロ状態が続いたので、途中からしびれを切らして追い抜きを図りました。

 目標タイムは、今回は50分切りなのでキロ4分50秒台で走ることとし、曇りで気温もあまり高くないので、最初は順調でした。ただ、次第に呼吸が苦しくなりキロ5分を超えるようになってしまいました。これまでは、猛暑の中のレースを除いては、このようにスピードが出ないことは初めてです。やはり貧血の影響でしょうか?それとも単なる練習不足でしょうか?

 それでもラストでスパートをしたところ、なんとか50分は切ることが出来ました

 今回は新型コロナ対策として完走証の交付は無しでしたので、自宅に帰ってからランネットで確認したところ、グロスで49:56ネットで49:45のようです。また、速報値ですが、順位は60歳代で完走者159人のうち34位でした。まあ、あと2カ月余りで 70歳になるのですからこの順位でも良しとしなくてはならないでしょう。

 

 走り終えて駐車場に向かう時、30kmの部の招待選手の川内優輝選手がゴールしたというアナウンスがありましたので、急いでスマホを取り出しましたが、間に合いませんでした。

 

 この後は、温泉入浴無料券が利用できる湯川温泉のせせらぎの宿・吉野屋で入浴して帰宅しました。

 走っている間は少し腰に痛みがありましたが、走り終えてからは痛みはありません。今後は、貧血対策として葉酸をきちんと摂取しながら練習の質と量を増やし、6/19(日)の白神ブナの森マラソンでは、もう少し満足のいく走りをしたいと思っています。