昨日(3/29)は久しぶりの好天となったので秋田県内25市町村一筆書きランを行いました。
この25市町村一筆書きランは3年半前に開始し、県庁所在地の秋田市から沿岸部を南下してから内陸部に入り、内陸南部から北上して内陸北部の各市町村を訪れていましたが、いよいよ県北の沿岸部に入ります。
まずは行程の予定表です。なお、今回は、この25市町村一筆書きランと同時並行的に行っている平成の大合併前の秋田県の旧69市町村ランとして旧八森町役場の跡地も訪ねます。
次にルート図です。
25市町村一筆書きランは、前回は藤里町を訪れ、能代市の富根駅まで進んでいますので、昨日は富根駅がスタート地点です。
ここから最初の目的地である八峰町役場まで19kmほどを一気に走ります。
米代川が穏やかに流れています。
快晴でやや肌寒さもありますが、走るのには最適です。
遠くには白神山地が綺麗に見えます。
八峰町役場に着きました。なんか役場らしくない建物ですね。
昔は市役所や町村役場の建物といえば鉄筋コンクリートの堂々とした建物が多かったのですが、ここは木造のようです。いたずらに華美にならず、実用的でとても良いと思います。
写真を撮ってすぐに次の目的地に向かってスタートしました。3kmほど進むとイートインが出来るコンビニがあったので、そこで昼食です。
富根駅からここまでの22kmには10か所以上のアップダウンがありましたが、キロ6分ちょっとで走れたので少しは走力が回復してきたのかもしれません。臀部等の痛みについては、ロキソニンを服用していたおかげで、ごく軽いものでした。
ところが、食事中、鼻血が出て来ました。ティッシュペーパーを鼻に詰めて止血しまして旅ランの再開です。この後は、いくつかの観光スポットもあります。
1.5km走ると鹿の浦展望所に着きました。
ここには、2017年から2020年にかけて行った秋田-青森ランの時にも立ち寄りました。2017年5月のことでしたので、もう5年になるのですね。早いものです。
次に椿漁港のそばにある柱状節理を見学します。ここには1kmちょっとで着きました。
柱状節理とは、火山から流れ出た溶岩が、ゆっくりと冷え固まって出来た規則正しい柱のような割れ目のことを言います。
この日は予定の行程より早く進んだため、ここで時間調整のためのんびりと日向ぼっこをしました。他には一人も観光客などいません。
さて、適当に時間をつぶしてからこの日の最後の目的地である旧八森町役場の跡地に向かいます。
そこにも1kmほどで着きました。
たぶんこの場所だと思われたのですが、ちょうど近所の方が外にいらしたので聞いてみたら、やはりここに八森町役場があったとのことです。
そして、建物の解体後は利用目的が決まっていなかったため、現在はこの土地を外からの移住者に無償で与えることにしているが、まだ誰も希望者はいないようだ、とのことでした。
さて、ここがこの日の最終目的地ですが、車を置いている富根駅まで戻らなくてはなりません。電車で移動するため、近くの八森駅に向かいます。
八森駅まではほんの200mほどでした。
ここは無人駅で、駅のホームまでは構内の跨線橋を渡るのですが、それがまた情緒たっぷりの古い木造のもので、まるで秘湯の渡り廊下を思わせるものでした。
ここが八森駅のホームです。
結局、乗車客は私一人で、降車した人もいませんでした。
そして、無事に富根駅に戻り車で帰宅したのですが、約110日ぶりの長距離走のためか帰宅中から腰や臀部が重苦しい感じになりました。
今日(3/30)も少し走ってみたのですが、ロキソニンを飲んでも少し痛みがあります。
まあ、今後も様子を見ながら、少しずつ練習量を増やしていければと思っています。