ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

秋田市とその周辺のお勧めランニングコース7(道の駅おおうち~あじさいロード)

 秋田市は、梅雨の真っただ中で毎日じめじめした日が続きます。そんな中でも昨日(7/6)は、天気予報では雨の確率が少なかったので由利本荘市の折渡峠付近のあじさいロードで坂道走を行いました。

 実は、このあじさいロードは、昨年の8/31に旧69市町村ランの一環として由利本荘市役所から折渡駅まで走った時に通っており、その時はもうアジサイの花は終わっていましたので、花が咲いている時にもう一度来たいと思っていました。

 その時の記事です。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 そして昨日は、道の駅おおうちから折渡峠を通り、坂を下り終わった場所から引き返して道の駅に戻るという約10kmのコースとしました。

 そのコース図です。

  折渡峠までの標高差は120m以上ありますので、結構な坂道です。

 

 まず、自宅から車で道の駅おおうちへ行き、ここからスタートです。

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 しかし、200数十m進んだところで、車の中にスマホを忘れたことに気が付いて、取りに戻りました。早く気が付いて良かった!

 

 気を取り直して、もう一度スタートして間もなくで温度計がありました。22度と今の時期にしては、やや低い気温です。ただ、湿度が高いためか、走るとすぐに汗が出て来ました。

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 諏訪神社のあたりから上り坂が始まります。

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 道路わきにアジサイが咲いています。この辺からあじさいロードになるのでしょうか?なんでも2kmくらい続くそうです。

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 坂を2kmほど上ると千体地蔵があります。その説明板です。

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 この説明板によると、千体地蔵は、中国福建省で作られ、平成元年からの2年間でこの山に建てられたとのことです。

 そして、先日の新聞記事によると、地蔵は全部で1012体あり、それぞれの地蔵を識別するタイル製のプレートの取り換え作業が進められている、とのことでした。

 

 階段を上って、少しだけ千体地蔵を見てみました。

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 やはりプレートが新調されていますね。

 

 この千体地蔵は、千体もあるだけにこの山の上までずっと続いています。

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 このような急峻な場所にあるのですが、道路脇には「平成の霊石」という大きな石が祀られていました。

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 そして、この説明板によると、この33トンもある巨石は、平成5年に80mの山頂から参道の入口まで落ちてきたものとのことです。恐ろしいですね。

 つい最近、静岡県熱海市では、大規模な土砂崩れにより甚大な被害が発生しました。現在も懸命な救助活動が行われていますが、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに被害を受けられた方には心からお見舞い申し上げます。

 

 千体地蔵を過ぎると間もなく折渡峠です。その手前でアジサイの植樹は終わっているようです。

 また、この辺はカーブが多いのですが、ところどころ、道路の真ん中にポールが設置されています。

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 たぶん、これは車がセンターラインをはみ出さないように、ということで設置したものと思われますが、ただでさえ狭い道路のセンターラインにポールがあると、どうしても車はランナーや自転車を追い越す場合、ぎりぎりのところを通らなくてはなりませんので、非常に危険です。

 もし、このコースを走るとしたら、特にポールのある場所では十分に車に注意しましょう!

 

 さて、坂道が終わるT字路に着きました。ここからは来た道を引き返します。

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 再び、千体地蔵の場所に戻りました。ここで、あじさいロードの看板を入れてアジサイを写します。

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 まだ、花の盛りには少し早かったようですね。

 ここのアジサイは見事に咲いていました。

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 この後は、坂道を下るだけです。キロ5分程度で快調に走っていると、100mほど先に男性ランナーの姿が見えました。比較的ゆっくり走っていたので、アジサイを見物しながら走っているのかなと思っていたのですが、突然、そのランナーの姿が見えなくなりました。ここは一本道なのでどこへ消えたのか不思議です。

 また、午後4時だったのですが、鐘の音が聞こえました。どこかのお寺の時鐘かなと思いましたが、家に帰って調べてみても、近くのお寺で時鐘があるところは見つけられませんでした。

 なんか、この辺はミステリアスゾーンです。

 

 そして、道の駅おおうちに着きました。

 後は車で帰るだけですが、道の駅に隣接する総合ターミナル「ぽぽろっこ」にお風呂セットを持って入っていく人を見かけました。でも、外観からは温泉施設があるようには見えません。これも家へ帰ってから調べたところ、ぽぽろっこには温泉大浴場があり、450円で入浴できるようです。そうと知っていれば、私もその準備をして入浴したかったです。

 

 ということで、この標高差120mを2回繰り返す10kmコースは、坂道の多い大会の練習にはうってつけであり、終了後には温泉で汗を流すこともできますので、そのような方にはお勧めです!