ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

桜温泉さくらさくら(秋田市の日帰り温泉ラン最終章)

 今日(6/21)は、秋田市日帰り温泉ランとして最後となる「桜温泉さくらさくら」へのランを行いました。

 桜温泉は、自宅から走ると10分ほどの距離にある温泉で桜ゴルフ練習場の敷地内にあります。

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 桜ゴルフ練習場に着きました。

 そして、これが隣にある桜温泉です。

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 入浴料600円を払い、館内に入ります。

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 ここは休憩スペースです。

 浴室には大きな浴槽一つと露天風呂一つ、そしてサウナも一つあります。

 お湯は、岩見温泉や華のゆ同様に褐色ですが、岩見温泉や華のゆは少し黒っぽくて透明に近いのに対して桜温泉はどちらかと言うと濁り湯のような感じがします。

 

 温泉成分分析表です。

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 これを見ると掲示用泉質は、塩化物泉、含よう素泉であり、正式泉質名は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉、ということのようです。
 そして、浴用の適応症を見ると、泉質別適応症として、うつ状態がありました。

 まあ、一般的適応症にも、ストレスによる諸症状(睡眠障害うつ状態など)というのがあり、これは分かる気がします。要は温泉に入ってリラックスしてストレスを解消することによる効果でしょう。

 ただ、この泉質そのものがうつ病に効果があるという理由が分かりません。

 なんでも、平成26年7月の「鉱泉分析法指針」の改訂では、適応症・禁忌症も刷新され、それまでの「経験的な見地」から「科学的な見地」に変わったようです。

 それならば、この含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉がうつ状態に効果がある理由も分かるだろうと思って調べたのですが、明確には分かりませんでした。

 まあ、泉質を10種類に分けた「掲示用泉質」のそれぞれの泉質では、含よう素泉には泉質別適応症が特に無いようですが、塩化物泉の泉質別適応症には、きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症があり、塩分に含む温泉に浸かると、塩分がまるでパックのように身体を覆ってくれて、このパックが汗腺(汗を分泌する器官)を塞ぐので、湯上がり後の体温低下が緩やかになりポカポカ感が長続きする、ということのようです。つまり、このポカポカ感がうつ状態の改善に効果がある、ということなのでしょうか?

 

 それはともかくとして、今日で最後となったこの秋田市日帰り温泉ランは、秋田市内にある日帰り温泉のすべてを自宅からランで訪れるもので、次の表のとおり11か所で温泉を楽しみました。 

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 なお、福祉健康新屋温泉は、ホームページでは営業していることになっていたのですが、現地へ行ったところ実際には休業しており、現在も休業が続いているようですので対象から外しました。(※そのことを書いた下の記事が現在も毎日のように新屋温泉休業というワードで検索され、アクセスされています。)

 では、順にそれぞれの温泉を訪ねた時の記事を貼りつけます。

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 以上、いずれも特徴のある良い温泉でした。

 なお、現在は廃業してしまいましたが、私の家のすぐ近くに「横森温泉パルコ」という温泉がありました。昔からの温泉ではないのですが、広々として多くの種類の浴槽があり、私は寝湯がお気に入りでした。長距離のランニングを行った後でかなりぬるい温度でジェット噴流を浴びながらゆっくりとくつろぐことができたのです。しかし、残念ながらこの横森温泉パルコは10年以上前に廃業してしまいました。

 また、上新城にある「松木台温泉ホテル」の温泉も一度だけですが利用したことがあり、黒い色の良く温まる温泉でしたが、ここも10数年前に廃業しています。

 この松木台温泉からは少し離れていますが、同じ上新城にある「大滝山温泉神の湯」にも2~3回行ったことがあります。昔ながらの温泉を感じさせる良い温泉でしたが、ここも数年前から営業していないようです。

 あと秋田市内で廃業した日帰り温泉といえば土崎にあった「みなと温泉あったまりーな」があります。ここは、いつか行こうと思っているうちに13年ほど前に廃業してしまいました。

 温泉施設は、イニシャルコストだけではなく維持管理のランニングコストが大きく、経営が大変なようです。

 

 さて、約7か月に亘ってお伝えした「秋田市日帰り温泉ラン」は今回を持って終了します。ご愛読、ありがとうございました!