昨日(5/4)は、旧69市町村ランとして、横手市役所から旧平鹿町役場と旧雄物川町役場へのランを行いました。
行程表です。
次に、ルート図です。
まずは、車をゴール地点である旧雄物川町役場の駐車場に置きます。
旧雄物川町役場の建物は、昨年11月まで横手市役所雄物川地域局として使用されていましたが、一軒置いた隣に新庁舎が完成し、現在、この建物は使用されていないようでした。
さて、ここからスタート地点である横手市役所本庁に路線バスで移動するのですが、バス停は少し離れた場所にあります。
しかも最初は方向を間違え、途中で気が付いて戻ったのですが、バス停に着いたのはバスが来る5分前でした。危ない、危ない。
横手駅前でバスを降り、横手市役所に着きました。
横手市役所には、旅ラン関係でこの1年半で5回目の訪問です。でも、旧69市町村ランも旧横手市関係は今日で終わりですので、たぶんもうしばらくは来ることが無いでしょう。
まずは、旧平鹿町役場に向かいます。スタートして間もなく道を間違えましたが、すぐに修正して無事に横手市役所平鹿地域局に着きました。
建物はまだ新しいようです。はたしてここに平鹿町役場があったのでしょうか?
都合よく、近くに古い町内地図がありました。
この地図によると、平鹿町役場は現在地から少し離れた場所にあったようです。後で行ってみましょう。
その前にあやめ園のある浅舞公園に行ってみます。
もちろん、あやめはまだ咲いていませんし、ソメイヨシノも終わっていましたが、八重桜でしょうか?ちょうど満開でした。
日本庭園もありました。
次に、平鹿町役場があったと思われる場所へ行ってみました。
たぶんこの場所です。家に帰ってからグーグルマップのストリートビューで確認したところ、2012年10月の時点では、この駐車場の奥には平鹿町役場の建物が横手市役所平鹿地域局として存在していました。
あの古い町内地図が無ければ、パソコン無しではこの場所に平鹿町役場があったことは分かりませんでしたので、ラッキーでした。
というか、今回は準備不足でした。反省です。
すぐ近くに県の指定天然記念物である「浅舞のケヤキ」がありますので、立ち寄りました。
説明板によると、天然記念物として指定を受けた昭和43年時点で、すでに樹齢が500年以上で、幹回りが8.3mとのことです。
ケヤキの全景です。
このケヤキから50mほど離れた場所に御役屋の門があります。
御役屋とは、秋田6郡に置かれた郡方の庁舎のことで、浅舞の御役屋は江戸時代に先ほどのケヤキの西側に建てられ、明治の初期まで平鹿郡の司法、行政の中心でした。そして、この御役屋の門は昭和49年にこの場所に移転されたとのことです。
ここからは、ゴールの旧雄物川町役場を目指すだけです。
この日は、気温が20度近くまで上がりやや暑かったのですが、リュックを背負わないで走ったので、気持ちよくキロ5分台後半で走れました。
ゴール直前にある雄物川地域局に到着です。
まだ真新しいですね。
この後、わずか50mほど離れた旧雄物川地域局(旧雄物川町役場)の駐車場に置いてある車に乗って帰宅しました。
雄物川町と言えば、かつては「まつたけマラソン」というマラソン大会が行われていて、入賞者には地元産のまつたけが贈られましたので、気合十分でレースに臨んだものでした。
私も運よく、何度かは豪華なマツタケをゲットしました。
ただ、旧雄物川町のマツタケ山は、アカマツの高齢化や松くい虫の被害で収穫量が激減しているようで、「まつたけマラソン」もマツタケが採れなくなったことなどを理由に(?)今から10年少し前に終了してしまいました。
非常に残念ですが、そのような理由であれば仕方ありません。
ただ、以前は各市町村で行われていた小規模なマラソン大会が2005年の平成の大合併後、次々と廃止され、寂しい思いをしています。
このような小規模な大会だといつも顔を合わせるランナーとしょっちゅう会うことができるので、それも一つの楽しみでした。
一日も早く新型コロナ感染症が収束し、また小規模大会で顔見知りのランナーの皆さんと会いたいと思っています。