昨日(3/15)は、久々に秋田県内25市町村一筆書きランを行いました。
この秋田県内25市町村一筆書きランは、秋田県内の25市町村役場を一筆書きで走って訪れるもので、これまで、秋田市役所を皮切りに海岸沿いを南に進み、内陸部に入って北上し、小坂町役場を訪れて、十和田南駅まで進んでいました。
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そして、昨日は十和田南駅から大館市役所を訪れ、大館駅まで走って、帰りは電車に乗って十和田南駅まで戻る行程です。
行程の予定表は、次のとおりです。
また、実際に走ったルート図です。
当初の予定では、大館駅の近くの「大館ぽかぽか温泉」で入浴し、着替えてから電車に乗ることとしていましたが、道路が混んでいたことなどによりスタート地点の十和田南駅への到着が予定より遅れたことや向かい風が強くて思うように前に進まず、入浴していては、時間がぎりぎりになりそうだったので、入浴はパスしました。汗もほとんどかきませんでしたし・・・。
今日のスタート地点の十和田南駅です。車で2時間30分近くかかりました。
天気は良いのですが、西からの風が強く、今日は西に向かいますのでもろに向かい風です。そして、全行程の3分の2以上が国道103号線を西に進む単調なコースです。
予定では、キロ6分ほどで走ることにしていましたが、向かい風が強くてキロ7分台がやっとです。荷物も重いし、歩道にはところどころ雪があって走れない場所もあるなど、楽しい旅ランではなく、修行のようなランになってしまいました。
それでも、時折、景色の良い場所に来れば、気分も晴れます。
今日の昼食を予定している食堂に着きました。
和風ラーメンを食べ、大館市役所に向かいます。ちょっと食べ足りなかったので、大館市役所そばのコンビニで菓子と飲み物を買いました。
大館市役所に着きました。新聞記事によると、現庁舎は1954年完成とのことですので、現在66歳くらいでしょうか?私より2歳年下ですね。そして、現庁舎のすぐそばに新庁舎を建設して5月に開庁予定とのことです。
現庁舎です。やはり老朽化していますね。私と同じです。
そして、こちらが新庁舎です。建物自体はもう完成しているようです。
新庁舎は桂城公園と隣接しており、次の写真は桂城公園から見たものです。
温泉をパスするとなると、時間はたっぷりあるので、桂城公園でゆっくりすることにしました。
桂城公園から見た市街地です。大館樹海ドームも見えます。
大館市立病院は、10年ほど前に視察でお邪魔したことがあり、懐かしかったです。考えてみれば、これまで大館市には、数年前まで毎年参加していた山田記念ロードレースの会場となる長根山陸上競技場と十和田湖でのたけのこ採りの帰りに寄った雪沢温泉、それにこの大館市立病院にしか来たことがなく、いつも素通りでした。
さて、大館駅も近づいて来ましたが、その前に駅前に2019年にオープンした「秋田犬の里」に立ち寄ってみます。
入場無料ということで、手指消毒と検温、それに氏名等の記入を行って中に入りました。
まず目を引いたのは、フィギュアスケートのザギトワ選手に贈られた秋田犬のマサルをモデルにしたぬいぐるみを100数十個並べたタワーです。
このぬいぐるみがデビューしたころは大人気で、秋田空港の土産物店で孫に買ってあげたことを思い出しました。
らせん階段を上って2階に行くと屋上テラスに出られました。
遠くには鳳凰山の大文字が見えます。
この施設には、秋田犬の展示室があり、実物の秋田犬を見ることが出来ます。
でも残念ながら今日はお休みでした。どうやら月曜日はお休みのようです。
しかし、職員の方が声を掛けてくれ、外に秋田犬が来ているので、よろしければご覧いただき、再入場してはいかがですか、とのことでした。
せっかくですので、行ってみることにしました。
いました。秋田犬です。まだ1歳とのことでした。
隣にいる黒い犬は柴犬で2歳だそうです。秋田犬の里のパネルによると秋田犬は柴犬とともに遺伝子的には最も狼に近い犬とのことです。そういえばなんとなく似ていますね。
さて、そろそろ大館駅に向かいます。
大館駅に来るのは初めてですが、だいぶ年季が入っているようですね。あとで調べたところ1955年12月竣工とのことです。そして、2022年度末には新駅舎が完成するようですが、現在の駅舎は今年度中に取り壊される予定とのことですので、そろそろ解体工事が始まるのでしょう。良いタイミングでした。
電車(※花輪線は電化されておらず正確には気動車ですが。)に乗ってスタート地点の十和田南駅に着きました。
この後は、車で自宅へ戻るだけですが、途中、驚いたことがありました。
五城目から秋田市金足に抜ける広域農道を走っていた時ですが、私の2台前を走っていた車がすごいスピードで急に右折したのです。
どうしてあんなスピードで?と思うと同時にここに右折する道路があっただろうか?などと一瞬思ったところ、前の車がハザードランプを点灯して停止したのです。私も急いで止まって右側を見たところ先ほど右折した車が林の中に突っ込んでいたのです。
前に止まった車からは誰も出てこないし、心配でしたので、私が、車を降りて林に突っ込んでいた車に向かったところ、車の中から中年とおぼしき男性が出て来ました。
「どうしたんですか?」と声を掛けたところ、「何かにぶつかったような気がして。」というのですが、付近には何もありません。
「大丈夫ですか?」と聞くと「レッカー車を呼ぶから大丈夫です。怪我も無いし。」とのことでしたので、安心して「じゃあ、お気をつけて。」と言ってその場を離れて帰宅しました。
たぶん熊などがいきなり横切ったのでしょう。それにしても、突っ込んだ場所が平らな土地で、太い木なども無かったことが不幸中の幸いだったと思います
このように運転していると何があるか分かりませんので、そんな時でもせめて被害が最小限になるよう、私もなるべくスピードは抑えることとします!