ある中高年ランナーの悪あが記

加齢に伴う衰えを感じつつ、それを受け入れたくない中高年ランナーの奮闘記

東北ブロック新春マラソン(思い出の大会その4※希望編)

 私は、12/6(日)に宮城県名取市サイクルスポーツセンターで行われる「名取トライアルマラソン」(アールビーズ社主催)で99回目のサブ4を目指して、少しだけ真面目に練習をしているところですが、この会場の名取市サイクルスポーツセンターでは、10年ほど前まではマラソン大会が行われており、私は走り始めて間もなくからその大会に出場し、計7回出場していたお気に入りの大会でしたので、今日はそのご紹介をしたいと思います。

 まずは、最後の大会となった2011年1月の大会のパンフレットです。

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 参加者は、フル、ハーフ、10km、5kmの全種目を合わせても1,000人に満たない小規模な大会ですが、開催回数は29回という歴史ある大会です。

 そして、この年を最後に大会が行われなくなったのは、2011年3月11日に発生したあの東日本大震災が原因です

 この会場がある名取市閖上(ゆりあげ)地区は、津波に襲われ壊滅状態になりました。多くの人命が奪われ、建物などにも甚大な被害を受けて、とてもマラソン大会どころではなかったと思います。

 しかし、あの大震災から10年近く経ち、少しずつ復興が進んできたようで、名取市サイクルスポーツセンターも、この10月に温泉付きの施設として再開しました。

 もちろん失われた尊い生命は帰って来ないし、人々が受けた深い悲しみは消えることがないとは思いますが、このように少しずつ復興が現実のものになっていくことには安堵感を覚えます。

 話をマラソンに戻します。

 私のこの大会の戦績をご紹介します。

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 このように、7回出場のうち、6位以内入賞が4回と私にとっては相性の良い大会でした。

 また、52歳の時には、フル自己ベストの3:09:37で走っています。(※もっと速いタイムで走った大会もありますが、それは明らかに距離が短いので対象外です。)

 時期は、1月の第2日曜日で私の住んでいる秋田では雪が積もっているのですが、ここは海岸沿いのためか積雪のために走れないということは一度もありませんでした。

 そして、海からの風は強いのですが、松林に囲まれているため、かなりそれを防いでくれました。

 しかし、津波で松林がすべて失われたため、今度の大会では風が強くなる可能性が大きいでしょう。

  次は2011年の最後の大会の写真です。

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 かなり手作り感のある横断幕ですね。

 コースは、1周4kmのコースを10周+αするのですが、ゼッケンの下に1から10までの番号を書いた切り込みがあり、1周するごとにそれを自分でちぎって所定の箱に捨てて周回確認をするというユニークな方法を取っていました。この写真では、その数字が見えないので、おそらく最後の周回でしょう。

 今度行われるアールビーズ社のトライアルマラソンは、同社の行う全日本マラソンランキングの対象となるようですので、たぶんそのようなアナログな方式ではないと思いますが、心配なのは風です。

 このアールビーズ社のトライアルマラソンは、新型コロナ感染症により各地のマラソン大会が軒並み中止となる中で、出場機会を失ったランナーのために立ち上げたマラソン大会です。よって、新型コロナ感染症が終息してまた各地でマラソン大会が開催されるようになれば、トライアルマラソンはその役割を終えたとして終了するかもしれませんので、もしかしてこの名取での大会は今回限りのものになるかもしれません。

 それでも、この名取市サイクリングターミナルでマラソン大会が再開されたことの意義は大きく、今後また別の形でマラソン大会が開催されて復興のシンボルのひとつとなることを期待したいと思っています。