11/8(日)に行われた2020マラソン競技会代替イベント(合同記録会)による筋肉痛が消え、好天にも恵まれたことから、昨日(11/12)は、旧69市町村ランで湯沢市役所から旧雄勝町役場への旅ランを行いました。
フルマラソン後の筋肉痛といえば、これまでは大腿四頭筋に決まって2~4日ほどあったのですが、今回は大腿四頭筋ではなく、膝の裏側に発生しました。そして、まったく初めての経験ですが、左足親指の付け根も痛くなりました。
ただ、このフルマラソン後の左足親指付け根の痛みは、自分にとっては好材料ではないかと思っています。
というのは、今まで蹴り出しの時に使えていなかった左足の親指が使えるようになったことによる痛みとも考えられるからです。
9/23にアップした「旧69市町村ラン(岩城町)」の中の記事を再度掲載します。
私が悩まされている左足の過回内と外反母趾についてです。
着地については、最も一般的な「かかと着地」の場合は、かかとの外側で着地し、土踏まずの外側を通って母指球まで体重移動し、母指球を使って蹴りだすのが良いとされています。
しかし、左足だけが過回内の場合、左足は外側から斜めに着地し、捻じれて母指球方向へ体重移動することになるのですが、その捻じれのため、右足とのごくわずかなタイミングの差が生じることになり、その差の解消のため、完全に母指球まで体重移動する前に蹴りだしているような気がします。
そのため、私には次の左足の裏の写真の黒の丸で囲んだ部分にタコが出来ています。(いつもながら、汚い写真ですみません!)
おそらくいつもここで蹴りだしているのでしょう。実際自分でもそのような感じがしています。
ただ、もしかすればこの部分で蹴りだしているのは、タイミングの差の補正のためではなく、左足が外反母趾になっているため、左足の母指球に力が入らず、やむなくここにしているのかもしれません。
以上がこれまでの状態でしたが、今回は左足親指の付け根が痛くなったということは、蹴り出しの時、この写真の黒の丸で囲んだ部分でなく、親指で蹴っているものと思われ、過回内が少し改善して来ているのかもしれません。
そういえば、私はフルを走るとよく左足の返しの時に左足が右足の内くるぶしに当たり、擦り傷が出来るので、いつもフルを走る時は右足の内くるぶしの出っ張りに絆創膏を貼るのですが、今回はスタート前にバタバタして貼るのを忘れたにもかかわらず、擦り傷は出来ませんでした。
このことが、左足親指での蹴り出しに関係があるかどうかは分かりませんが、少しだけ良い方向に向かっているような気がします。
話が大分脱線しましたが、今日の本題に入ります。
まず行程の予定表です。実際は、最後の方は少し変更しました。
次にルート図です。こちらは実際のルートです。
まず、車を横堀駅の駐車場に置き、JRで横堀駅から湯沢駅に移動しました。
そして、湯沢駅から湯沢市役所まで走り、湯沢市役所からが今日の目的のランです。
湯沢市役所をスタートして、湯沢城跡の周辺の小路を通ります。この辺は城下町の面影を感じさせる場所もあります。
庭の紅葉が綺麗な場所で写真を撮りました。
通り過ぎて反対側からも写しました。
ここから10km以上休みなしで走り、小野小町の父が建立したといわれる熊野神社に立ち寄る予定でしたが、トイレに行きたくなったので、熊野神社には立ち寄らずに道の駅おがちへ行ってトイレタイムです。
道の駅おがちの前の看板に「二ツ森公園」の文字を見つけました。いつも家の近くの「一つ森公園」を利用している私としては気になりましたので、その場所を探してみました。
看板には10m先となっていますが、それらしきものはどこにもありません。
ただ、すぐそばに「小町の郷公園」というものがありましたので行ってみました。
後で調べたら、この「小町の郷公園」は平成27年に完成し、所在地は湯沢市小野二ツ森となっていましたので、「二ツ森公園」もこの近辺にあり、「小町の郷公園」が出来たことにより廃止されたのかもしれませんね。
「小町の郷公園」の反対側の入口のそばに「小町堂」があるようですので行ってみることにしました。
「小町堂」です。説明看板には「小野小町生誕の地」とありました。
小野小町の出身地については、諸説あるようですが、一番ポピュラーなのは何といってもここでしょう!秋田新幹線「こまち」や米の「あきたこまち」などにより、全国の人たちにも「小野小町は秋田県出身」のイメージが定着しているのではないでしょうか?
秋田県人は宣伝が下手と良く言われますが、小野小町については、かなり積極的に売り込んでいるようです。ちなみに、小町堂の左隣は「小町園」というドライブインで右隣は「小町堂薬心」という薬局、さらに同じ建物には、「小町塾」の表示があり、こうなるともはや何でもありですね(笑)。
さて、日も大分傾いて来ましたので、ゴールを急ぎます。
思ったよりコンパクトな建物でしたが、支所機能だけでしたら、これくらいの大きさで十分なのでしょう。
打って変わってその向かいにある湯沢市立雄勝図書館はすごく立派な建物でした。
どの程度利用者がいるのか覗いてみたかったのですが、帰りが遅くなるのが嫌だったので、そのまま車を置いてある横堀駅に向かいました。
横堀駅に着きました。日暮れが近づいて来ました。汗もほとんどかかなかったので、後は車で帰宅するだけです。
帰りは車で2時間半ほど掛かりました。この旧69市町村ランの中では、県南では一番遠い場所を走り終えました。
これからは寒くなって旅ランには適さない時期になりますが、天気の良い日を見て、もう少し旅ランを続けたいと思います。