私のランニングライフワーク10大目標のうちの一つである「秋田→青森走破」がついにエピローグを迎えました。
10/19から10/21までの2泊3日で、それまでに到達していたつがる市の越水駅から青森駅までを走破するのです。
まずは、1日目(10/19)の行程表です。
次に1日目のルート図です。
10/19(月)朝9時台の電車で秋田駅を出発です。
この日のスタート地点の越水駅まで、電車で4時間も 掛かります。新幹線で東京まで行くより時間が掛かるのです。
弘前駅を過ぎるとリンゴ畑の向こうに岩木山が綺麗に見えました。
実は、数日前から弘前市で新型コロナ感染症のクラスターが発生して大勢の感染者が出ていたので、少し緊張しながら何かあるたびに除菌シートで手指消毒を繰り返しました。
ようやく越水駅に着きました。電車の長旅で走る前から疲れてしまいましたが、良い天気です!
越水駅を出て、リンゴ畑を通ります。今はリンゴの木はほとんどが矮化栽培されているようです。これなら収穫がしやすそうですね。
やがて国道101号線に出ました。東に向かって真っすぐに進みますが、全くアップダウンがありません。さすがは津軽平野です。この日の唯一のアップダウンが、この跨線橋でした。
101号線で頭上に面白いものを見つけました。よく見かけるデジタル温度計ですが、何と風速も表示されるのです。皆さんは見たことがありますか?私は初めて見ました。
写真では、風速5mとなっています。気温は19度でしたが、風があったので、快適に走れました。
夕方が近づくにつれ、何やら煙たくなってきました。どうやら稲わらを焼いているようです。先ほどまでは綺麗に見えていた岩木山もかすんで見えます。
私の住む秋田県でも10数年前までは稲わらを焼く農家が多く、「稲わらスモッグ」が発生して道路でもほとんど視界が利かないような状況の時もありましたが、最近ではあまり稲わら焼きは見かけなくなりました。
青森県でも稲わら焼きを禁止する条例はあると思うのですが・・・。
五所川原の市街地に入り、立佞武多の館に到着しました。私は立佞武多を見るのは初めてで、楽しみです。
写真では、この大きさがよく分からないと思いますが、高さは22mもあるそうです。その大きさと美しさに圧倒されました。
「ねぷた(ねぶた)」は、弘前と青森が有名ですが、この五所川原の立佞武多は80年ほど制作が中断し、1998年に復活したとのことですので、復活後の歴史はまだそれほど長くはないのですが、「ねぷた」そのものの素晴らしさは、決して弘前や青森に引けを取らないように思えます。(個人の感想です。笑)
また、この立佞武多の館の構造も工夫が凝らされていて、1階で立佞武多を見上げた後、エレベーターで4階まで上り、そこから立佞武多の周りを回るようにして少しずつスロープを下りるようになっており、あらゆる角度から立佞武多を鑑賞することが出来ました。
立佞武多を堪能した後、この日の宿泊地であるパークイン五所川原エルムシティに向かいます。ホテル周辺は、再開発されたのか、広い土地に新しい建物だけが立っています。ホテルの奥には、ドーム状の建物も見えます。
ホテルに到着です。暗くなる前に着きました。
実は、今、青森県では北東北3県在住者に限り宿泊料金から5,500円割引する「あおもり宿泊キャンペーン」というものをやっており、このホテルも対象となっていたので、ホテルのホームページにこのキャンペーンで申し込み、質問欄に、もしGoToトラベルと併用できるのであれば、その方法を教えてもらいたい旨のメールを送ったところ、すぐに電話が来ました。
そして、併用は可能だけれど、そのためには旅行会社を通して申し込む必要があるので、一旦キャンセルして旅行会社を通じて再度申し込んでもらいたい、とのことでした。
早速、じゃらんでGoToの申し込みをしてからホテルのホームページでキャンセルの手続きをしたところ、またホテルから電話があって、「旅行会社からの申し込みとホームページのキャンセルを確かに承りました。お待ちしています。」とわざわざの連絡でした。
この時の対応の方だけではなく、他の従業員の方も接客態度が良く、気持ちよく過ごさせていただきました。
ちなみに、宿泊代金は、朝食、夕食(+生ビール)付きで、「あおもり宿泊キャンペーン」適用後4,500円ですが、GoTo併用後は2,925円となり、さらに1,000円分の地域共通クーポンまでいただいて、ただ同然に泊まることが出来ました。
さあ、明日(10/20)は、今回の旅ランで最長の27km強のランです。ゆっくり休んで明日に備えましょう!